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少し前…
金木達が歩いていると、忍座先生に呼び止められた。「ねえ君たち、んーっと…忍差に金木、博に…誰だっけ?まあいいか。」「よくない!岡名だよ岡名!」岡名はピーチュクパーチュクと叫んでいたが、忍座先生は話し続けた。
「前にサイボークが我校に来たのは覚えているよね。」金木と篠さ、博はコクリとうなずいた。
「この学校はいくら監視ロボットがそこらじゅうを駆け回っていたとしてもあの時のように誰もいないところから侵入してくることが可能なんだ。」忍座先生は真剣な顔だった。
「何を言いたいのですか?」博は気になり聞いた。「この学校は…何かに狙われているのだよ。」「どうしてそんな結論になったのですか?」
「この学校は別にそんなにも大きなことはしていない。なのに、サイボークが入り込んだということは何かが目的だったということだよ。」博が何かを言おうとしたが、忍座先生に止められた。
「何かを言う前に僕の話を聞いてもらえたらいいかな。あのサイボークは通りすがりだったのなら、普通に屋上や裏庭を使って通っていけばいいはずだ。なのに、あそこを壊してまでもこっそりと入ろうとしていたということだ。まああそこを壊したことでめちゃくちゃ大きな音を立ててしまったので、こっそりと入ることはできなかったらしいけど。それに、警察に連れていかれていた時、彼はこう言っていたのだよ。「必ずあの書は取り返してやる!」とね。」早速に博が質問した。「『書』とは?」「そのことは校長先生しか知らないんだよ。ただ、彼らが僕たちの学校内にある何かを探していることは明らかだからだ。気を付けていてほしい。それじゃあ。」彼はどこかに行こうとすると、金木が今度は止めた。「先生、あなたはそれを伝えるためだけに僕たちを止めたわけではありませんよね…本題を言ってください。」すると、忍座先生は参った参ったという顔で戻ってきた。
「まあ確かに僕はそれを言うためだけには君たちを止めていないよ。でも止めようかと思ったんだよ。」「それは…私たちがあなたを止めようとするからでしょう…?」「な!?…」忍差に言われ、急に先生は黙り込んだ。
「どういう意味ですか?」博はまだわかっていないらしい。勿論岡名もだが、そっちは入れないでもいいだろう。「彼が言いたいのは彼が戦っているところに入ってくるなということよ…」「そんなの…」「そういうと予想したから先生は止めたんだよ…」金木は壁に盛られかかり、腕を組みながら何かを考えていた。「そういえば戦いとは…」忍差は小さなため息をつき、博に説明した。「まだわからないの…?先生はもう、次のサイボークがいつ来るかということの見当がついているのよ。」「え!?いつですか!」博は少し驚いていたが、忍座先生は黙っていた。「私たちのことを心配していて言えるわけないでしょ。」「…」金木は考えが覚めたように、壁から飛び乗った。「「しかし…」」忍差と金木は同時にった。
割り込ましてもらいます。




