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忍部  作者: 上鍵心之輔
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「それではこの問題を解いてみせて下さい」先生が驚いたが、授業中だということに意識が戻り、次の問題を出した。

先生が出してきた問題は、「a=-3、b=4とする。問題:7(-3a-2b)-9(-2a-b)」だ。

もちろん幅蚊は手を挙げた。

「それでは甜菜君」

幅蚊はこう書いた。

《7(-3a-2b)-9(-2a-b)

=-21a-14b+18a+9b

=-3a-5b

=-3×(-3)-5×4

=9-20

=-11》

それは誰でも完璧だと思えた。

意味は分からない人もいたが、きれいに書かれていた。

「それで?答えは何ですか?」先生が聞くと、彼は「=-11」指をさしたが、また答えをどでかく書いた。

「答えは-11です」みんなは先生がわざと言ったのかと思ったが、全く違った。

「そこに答えがありましたか。」そこら辺から小さなため息が聞こえてきた。

この先生はダメだというため息だ。

それからは問題集を渡され、できるだけ解き、解けなかった分は宿題になった。


「も、もうだめだ…金木ー、どうにかしてー!」助けを呼んだ岡名を金木は完全的無視をした。

「次は体育だ。ようをするように。」担任の先生に言われ、みんなはぞろぞろと体育の準備をし始めた。

こういう時、岡名はいつの間にか着替えている。多分トイレとかで着替えているのだろう。

「た、体育は嫌~…」力のない声で岡名は机にへば立った。

古見はどんな授業でもいやだ。

ただ、誰かと話している時だけは楽しそうにバンバンと話しているため、みんなからは親しまれ、色々なことで助けてもらっている。

多分は岡名は高校受験の時、ほとんど絶対に合格しないだろう。

しかし、先ほども言った通り、岡名には友達がたくさんいる。なので、その友達たちに励ましてくれる人がいるはずだ。

絶対に合格しないとは限らない。

「せ、せんせ~。お腹がいたくなったんで保健室行ってきま~す。」と、逃げようとしたが、先生は眼鏡をきらりと光らせ、止めた。

「岡名!」と呼ばれ、岡名はめちゃくちゃビクリとした。

「また仮病を使う気か!絶対に今回は体育に出してやる!」岡名は先生に無理やり引きずられながら体育館に連れていかれている間、「ひゃー!」と叫んでいた。

「タースーケーテー!」その声は廊下中に届いた。

いったいなんで岡名はこんなに体育が嫌なのに体育着を着るのだろうか。

最初は本当にやりたいと思っているのではないか?違うとしたら…

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