表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読者への挑戦状  作者: かん天の助
2/2

②解答

 煙霧が改めて事件の状況を整理した。


「まず被害者の死亡推定時刻は午前2時半。容疑者は現場から最短ルートでも90km離れた場所に居たが、容疑者のアリバイが無かったのは午前2時から午後3時の一時間だけ。これでは往復できない。」

「と、思うでしょう?」


 チャンは意気揚々と応じた。煙霧は少し苛立つ。


「もったいぶらずどんなトリックを使ったのか教えて下さい!」





「簡単な頭の体操ですよ。犯人は車をMAXスピード、つまり時速180kmで車を走行させたんです。ただそれだけですよ。」

「ひょ?」

「田舎の深夜2時~3時なんて人も車も居ないでしょう?だから信号も全て無視して、メーター限界の180kmでフル走行すれば1時間で90kmの道のりを往復できますよ。」

「たったそれだけのことだったのですか?」

「はい。」

「たしかにナゾナゾみたいだ…。盲点を突かれた。」


 煙霧はあっけに取られている。チャンが最後にダメ押しした。


「車を調べてみて下さい。180kmで1時間も走行したのですから、何か痕跡が残っているでしょう。」

「はい。さっそく調べて参ります!」


 こうして天之介の車を詳しく検査に出した結果、あきらかにあり得ないスピードで走行した痕跡が数々見つかった。こうして天之介は観念して自白し事件は解決した。

 チャンは髪を掻き揚げて読者に問うた。


「皆さんどうです?このナゾナゾは解けましたでしょうか?頭の体操になりました?」


 トリックと言うよりナゾナゾ、というお話でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] やられました。 90kmならものすごく飛ばせばいけるんじゃ?という考えはよぎりましたが、 逆にシンプルすぎて答えから外してしまいました。 まさしく盲点でした。 [一言] 夫妻の名前をひらが…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ