第2話:午後のお勉強
みなさん初めまして!自己紹介ちゃんとしなかったので、ここで。
コメントとか、くれたらお返ししまーす。取り合えずこれだけ言わないと(汗)
でわ!小説をお楽しみ下さい!!
町茶呉服店。今世界で一番売れてる服屋の一つだ。
毎日毎日予約が後を絶たず、新作を出してくれ、と言う声もある。
そして、町茶呉服店の社長。否、町茶 詩紅羅お嬢様であります。
お嬢様はいわゆる若社長というヤツです。・・・そんな若社長が、こんなんで、良いのでしょうか・・・。
「ねぇー、おやつまだぁ?」
「まだです。3時まであと1時間なのですから、我慢して下さい」
あ、詩紅羅お嬢様は大の甘党です。特に、シュークリームが好きみたいです。
「祢音のケチ・・・」
「あら、お嬢様。何か仰いましたか?」
「え、あ、いや!!なな、なんにも言ってません!!」
さすがお嬢様。私の力、理解していらっしゃいます。
さて、私とお嬢様が今何処で何をして居るかというと、書斎でお嬢様のお勉強をしている所です。
お嬢様、集中するときは良いのですが、今日は苦労しました。
お勉強をさせるまでに、1時間もかかってしまって・・・。本当に苦労します。
でも、良かったです。集中しているようなので、私は今日のおやつを作りましょう。
「お嬢様。私は、今日のおやつをこれから作ろうと思うのですが、何が宜しいですか」
私がそう聞くと、お嬢様は少し悩むようにして「ドーナツ」と答えた。
「分かりました。数は、、ああ。2つで良いのでしたね」
「さてっと。ドーナツは出来た。後はー」
「姉さん!!ちょ、ちょっと来て下さい!」
はぁ、今度は何でしょう。市が来ると色々と面倒なんですよね。
ん。皆さん一応この子の紹介しておきますね。
抹樹市火。うちのお屋敷のガードナーです。
見た目は女の子に見えるのですが、中身はかなり大胆。な、男の子です。
皆からは抹、市火などと呼ばれています。まぁ、私は市と呼んでいるんですが。
でも、可愛いから何でも許してしまうんですよね〜。
・・・あんな事、しなきゃ本当に、大好きなんですけどね〜。
ちなみに私の事は姉さんと呼んでくれます。
皆さん、説明が不足してましたね。ガードナーというのは、訳すと庭師という意味です。
「市、どうしたの?また木切りすぎた?」
市はまだ少し息切れをしている。かなりの距離を走ってきたのだろう。
そんな姿でさえ、可愛いと思う私は重傷ですか?
「そうじゃ・・なくって、鶴世さんが、暴れてるんです!!」
・・・かーくーせー。あの人は何をやっているんでしょう。
全く毎日好き放題やって、後始末するこっちの身にもなって欲しいです。
「鶴世さん!!」
私は、鶴世のその姿を、受け入れたく無かった。
次話、ちょっとグロイかもです☆