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異世界開拓物語  作者: 鷺師
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開拓しようぜ

「おぉ、主はヴァルハラに還された。今やここは何もないただの荒れ地……しかし、また植物が芽吹くであろう主の恩恵の下に」


 彼はそう言うと砂で出来た大地に朽ち果てて逝った。


 ここは神々が過ぎ去った後の世界。

 誰もが絶望し困窮していた。世界から植物や水、富が消えた。

 食料を求め殺し合いになる事は日常茶飯事、衛生面でも伝染病や食中毒、不治の病が蔓延しバタバタと人、生物が死んで逝く世界。


人々は願い、信仰、心を忘れてひたすらに日常を生き抜こうとする。

神々からすればそれは、それは愚かな所業。

哀れで大罪な人間はこうなれば良いという神罰とも言える様な光景だった。


 しかし、世界に神々しい一筋の光が入り、人々に暖かみと至福の空間を捧げた時、人々はおおいに感謝し叫ぶであろう。


「おぉ主は戻られた。主が私達か弱き子羊を救う為に戻られた。あぁ感謝します主よ」

 

 と。

 彼ら、開拓の民が世界に降り立つとき再び生が芽吹き、国力は次第に回復し、富と名声を掴むことが出来る明るい未来が復活するだろう。

 開拓民に祝福あれ。



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