79.世界最高峰の人々/side 運営
―――日本某所、そこに建っている有名な会社の『A-001 OFO運営業務室』とパネルに映されている部屋の中には、最新型のVRチェアが数台置かれてあった―――
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「よし!最大の難関『闘技場大会』が無事に終了したぞ!」
「無事かぁ……」
「本当に無事だったかしら……?」
「……まあ、無事ったら無事だ!」
そうして、それぞれの反省———もとい感想を述べる。
「というか本当に決勝は白熱したなぁ……」
「確かに。トッププレイヤーは大体超人だからな……」
「私たちみたいな一般人には無理よねぇ……」
「「本当にな……」」
―――と、彼らは言っているが、全員世界最高峰レベルのプログラマーである。
「というか例の子大丈夫なのかしら?」
「例の子……ああ、要監視対象人物Number:1……か?」
「その呼び方は辞めてあげてよ。一応彼女は純粋に楽しんでくれているだけなんだから……」
「……まあそれもそうだな。俺等の想定が甘かっただけ……か」
「まあ全部が全部用意したプロット通りに進んでくれる訳では無いからなぁ……」
「んまあそれは置いといて、決勝戦での彼女、常人には一生引き出せない様な異常なレベルの並列思考してたけど大丈夫かしら……」
「流石に機械側である程度フィードバックしてくれているとは思うけどなぁ……」
「もしあの”仮想空間内にデータセンターを設置する”とかいうエグい技術が無かったら処理しきれなくてサーバーぶっ壊れたりしててな!」
刹那、少しの静寂が訪れた。
「「……正直否定できないわ……」」
「……俺も言ってから自分でも思ったわ……」
「……一応あの技術開発前は余裕自体はあったけど演算領域的には8割超えてたしなぁ……」
「というかなんで専用超巨大データセンターが3つもあるのにギリギリなんだよ……」
「それだけこのゲームが広いって事じゃ無いかしら?」
「……そうだな―――よし!明日の『生産評論会』も気張っていくぞー!」
「「おー!」」
そうして、彼らの仕事はまた始まる。
◆世界観設定
『要監視対象人物』
多大な影響力を持っているプレイヤー、または想定外の行動を起こしたりしたプレイヤーが指定され、常時AIによって行動の記録がされるようになるマーカーの様な物。
因みに勿論の事、別に対象プレイヤーの行動を阻害するものではない。
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【あとがき】
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