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11話

「なんだよコイツ!強すぎるッ、、リアの何倍も強いなんて」


「エラー排除、バグ、排除……」


 機械仕掛けの天使と戦い始めて数分、カザミは【身体再生】のおかげで死なずに済んではいるが一方的に殴られ、斬られ、刺されを繰り返していた。無数の狼型モンスター達も一匹残らずやれてしまいなす術がない。


「身体中が自在に変化するなんてッ」


「イレギュラー?」


「イレギュラー、俺の称号をなんで……」


「イレギュラーの誕生を確認!ゼンリョクでハイジョにウツリマス!!」


 強烈な拳打がカザミを襲う。


「グハッ……!なにか手はないか」


 身体中を痛ぶられながらも思考を止めないカザミ。


「分のわるい賭けにはなるけど……影転移!!」


 カザミは一瞬のうちにストームフェンリルの影まで転移する。


「悪く思うなよ?どうせお前の負けだったんだ」


「さっさとやれ……貴様が死ぬぞ?」


「当たり前だ。黒炎球」


 黒炎魔法を使いストームフェンリルの身体を焼き尽くすと20センチ程の大きさはないが濃密な魔力を宿した魔石と複数のドロップアイテムを残して塵になる。


『SSランクモンスターのソロによる討伐を確認。特殊クリア条件を達成、称号と特殊技能のボーナスが与えられます』


 

 ヤシロ カザミ

年齢 16

 性別 男性

 職業 エゴイスト

 称号 イレギュラー・神狼殺し

 レベル 36→59


 体力 B→A

 腕力 B→A+

 防御力 B→A+

 速さ A→S

 魔力 B+→A+

 運 SSS→SSS+

 《職業技能》

 【技能略奪】 LV2→LV3

 【利己主義】 LV2→LV3

 【絶対服従】 LV2→LV3

 《特殊技能》

 【利己的な共鳴】

 【経験値10倍】 【成長値10倍】

 【剣術適性】【神狼の魔力】new

 《略奪技能》    《複写技能》

 【影転移】  LV4  【二刀流剣術】 LV1

 【黒炎魔法】 LV2 【疾風走法】 LV1

 【身体再生】 LV3 【水剣】LV1

 【大剣術】  LV2 【風魔法】LV1

 【魔法剣】 LV2

 【風纏い】LV1new

 【神狼式身体強化】LV1new

 【統率】LV1new

 【神狼の魔法】LV1new

 《眷属一覧》


 【神狼殺し】

 神狼を1人で倒したものに与えられる称号。

 Sランク以上のモンスターとの戦闘時に全ステータスに補正(大)

 Aランク以下狼型モンスターから無条件で降伏される。

【神狼の魔力】

 自身の魔力とは別に神狼が扱う魔力をその身に宿す。

 通常の魔力より強力でありこの魔力では神狼の魔法や神狼の技術を扱うことができる。

 【風纏い】

 身体に風を纏う。

 纏える風の強さはLVによって変化する。

 LV1では微風しか纏えない。

 【神狼式身体強化】

 神狼が扱う身体強化。

 神狼の魔力がないと扱えない。

 通常の身体強化より遥かに強力。

 加減を間違えば身体が自壊する。

 強化倍率はLVに依存する。

 【統率】

 仲間にステータス補正、思い浮かべた事をなんとなくだが話さずとも伝えられる。効果と精度、距離はLVに依存する。

 【神狼の魔法】

 神狼が扱う強力な風魔法。

 扱うには神狼の魔力が必要。

 LVの上昇によって威力上昇と消費魔力軽減。


「これだ…………」


「イレギュラーのパワージョウショウヲカクニン、ケイカイタイセイヲヒキアゲマス」


「神狼式身体強化!」


 瞬間、カザミの身体からおびただしい量の魔力のオーラが迸る。通常、魔力は視認する事が難しいが今ガザミから溢れ出る魔力は濃度が極端に濃いためフェンリルを象徴する緑色の風のようにハッキリと見えている。


「身体中の細胞が悲鳴をあげてる……身体再生のおかげで自壊せずに済んでるけど長くは持たないな」


 身体強化系の技能は基本的に本人のステータスに見合ったLVでしか使用されない。だが、カザミの場合は他者やモンスターの技能をコピー、または奪う事ができてしまうため自身の身の丈に合わない強力な身体強化によって身体を痛めつけてしまっている。


「一瞬で決める……」

 

  


 


 

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