登場人物紹介(ネタバレを含む)
本作の登場人物紹介となります。大きなネタバレにはなっていないと思いますが、気になる方は参考資料的にお使いいただければと思います。
第一章から第二章にかけての主な登場人物
《主人公》
キラ(ルオディック):ワインスレー諸国の一つディアトーラ、クロノプス家の息子であるが、本妻の子ではない。養い母は本妻であるマイラ。本妻の子(腹違いの姉)であるイルイダがいる。父はビスコッティ。魔女のワカバと出会ってから人生を狂わされていく本作主人公のひとり。現在は魔女のワカバと行動を共にしている便利屋として『キラ』と名乗っている。
赤みを帯びた金髪と深い蒼の瞳を持つ。
ワカバ:過去の魔女狩りで捕らえられた魔女。彼女が脱走することにより物語が動き出す。記憶が曖昧で、世間知らずであり、トーラを持つ魔女とされる。キャンプでの出来事により、口を閉ざしてしまう。茶色の髪に新緑色の瞳。
《リディアス研究所の面々》
ランネル:元リディアス研究所長官であり、ワカバを攫ったキングでもある。シガラスの弱みを握り、仕事を依頼している。
ラルー:ワカバ逃走を計画し、ワカバを脱獄させた元リディアス研究所長官。ワカバを逃がした後から失踪する。紫の髪と緑の瞳を持つ魔女とされる者でもある。
ランド:現リディアス研究所長官代理。ワカバのことを気にかけている。魔女否定派として変人扱いされている。
《便利屋関係の面々》
マーサとガーシュ:キラの養い親。元ジャックとクイーン
シガラス:キラの雇い主であり、クイーンと呼ばれる便利屋のひとり。魔女嫌いであり、魔女を狙っており、キラとワカバの進む道を阻もうとしている。
ダイス:シガラスが雇ったジャック見習い
《魔女を追う面々》
シャナ:魔力瓶詰工場の社長令嬢だったが、リディアスに父親が魔女に通じるとされ、その後没落。父は魔女としての疑いが掛かる前に自殺するが未遂に終わる。
アブデュル:工場長の息子であり、今もシャナのことを『お嬢様』として慕っている
パルシラ:ワカバが捕らえられた魔女狩りにおいて、兄を魔女に殺された過去を持つ。今は同じく魔女を仇として追いかけているルリ、ただ正義を信じたいだけのマルゴと共に魔女を追いかけている
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第三章未読の方は、ネタバレを多く含んでおりますので、お気を付けください。
第三章からの主な登場人物
《クロノプス家に潜む魔女》
ミスティ:ビスコッティの後妻。ミラの母親でもあり、初代トーラでもある
ミラ:ミスティの娘とされる
《クロノプス家》
ビスコッティ・w・クロノプス:ルオディックの父親であり、ディアトーラ領主(元首) wを付けるのは、元首もしくは跡目のみ。
ルフィーユ・クロノプス:ルオディックの母親。第一子を流産した経験を持つ。
ルオディック・クロノプス(キラ):魔女を崇めるディアトーラの領主嫡男であり、ひとり息子。
《クロノプスに仕える者たち》
ターシャ:ルオディックのお世話をする家政婦さん。怖がりだが芯のしっかりした女性でもある
ダルウェン:領主の付き人であり、ビスコッティの留守を預かる者
チャック:領主跡目の付き人であり、親友。今はルオディックについている万事屋の長男
《ふたりの魔女》
名も無き魔女(ワカバ):猟師に打たれ怪我をしたところルオディックに介抱されることになる
ルタ・グラウェオエンス・コラクーウン(ラルー):銀の剣を持つ魔女。黒髪黒目となる














