クソほどどうでもいい話
悪癖というか
ことばに夜露が這うように
ただ似合う飾りを探して
盛り付けて
名前をつけたそれを
優しい兄たちと、母とか父とかいろいろが
笑って甘やかしてくれるだけ
本当に
本当にそれは
自分のせいでしかなくて
時が経てば
もうわからなくて
ただ愛される空間が好きなのか
どんな顔していれば良いのか
どんな想いを忘れずにいるのか
もうわからないけど
ただ自分のせい
本当にそれは
本当に
何度も繰り返して
何度も記して
何度も今も、シミが増える
恥ずかしさと
劣情と
何も無いことの悲しさと
恐ろしいほど縋りたい、この
満たしてくれる人がいても
きっとわからないと
どこにもいけない
時間もない
どうすればいいかも
なにをしたいのかも
ただ戻りたいと
遠くまで来た