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ねこが我が家にやってきた!

作者: ねこが好き、可愛い

※これはフィクション(夢)をフィクションで足したものです。

 オレは普通の引きこもり、ちなみに性別は女性、口調は多分なんかの小説辺りから移ったんだろう。

 そんなオレがたまたま家から出て、たまたま通ったそこにいた。

 ……緑色のねこ、だ。


 すごく可愛い(語彙力喪失)。

 じー、とそのねこを見ていたら、店員らしき人に話しかけられた。



「その子、あまり可愛くないですよねぇ、おかげで売れ残っちゃって……」



 性格もあんまり良くないですし、と言う店員に、は? と内心思った。

 こんなすごく可愛いのが可愛くないっておかしいだろ、クッソ可愛いじゃないか。

 語彙力何て最初に見た時から消えたせいで可愛いしか言えないけど、すごい可愛いだろ!?



「買います」

「え?」



 気づいたら出ていた言葉。

 ……そして気づいたら手元にあったのはねこの入った籠。

 コンビニに行こうとしていたら何故かねこを買うことになっていた。


 *


「……それ、猫じゃないと思うんだけど」

「なんか微妙……」



 苦笑するようにオレに言ったのは兄で、ねこを見て微妙だなんて言ったのが姉だ。

 何故だ、すごく可愛いだろ、そう思いつつねこを見る。

 何処か気だるげでこちらを見ているねこ。


 ……すごく可愛い! ついつい手を出してみると、何でか戸惑った感じがした。

 ねこって触らせてくれない物かと思ったら、普通に触れた、もふもふだし可愛いし可愛い!



「というか緑色の猫なんていないでしょ、種類とかなんだったの?」

「え? 知らない」

「よくそれで買ったわねぇ……まぁ飼ったからにはアナタが世話しなさいよ」



 はーいと返事をしつつ、可愛いねこを見る。

 ……オレとねこの生活は、この日から始まった。


 *


「ねこーこっちにおいで、膝枕してやるよ」

「にゃー」



 年中パソコンの前でゲームしてるか小説読んでるかのオレにとってねこは癒しだ。

 ねこに一度膝枕をしたら何故か気に入ったからそれ以降ねこが寝る時とかはオレの膝の上が定位置になりつつある。


 …………ねこの名前? ねこはねこで良いんだよ!

 ……別に考えた名前を全部ねこに否定されたぐらいネーミングセンスがないとかではない。


 そう、このねこ、すごく可愛い! ……じゃなくて、すごく頭が良い。

 人の言葉、多分理解してるんじゃないかなと思う。

 オレがねこのことを呼ぶだけでも何と言わんばかりにこちらを見る、すごく可愛い。


 店では性格もあまり良くないと言われていたが……多分それはねこのことを可愛くないとかいう頭のおかしい……じゃなかった。

 そういう偏見で見ていたからそれがねこに伝わって「あ、こいつ自分のことどうでもいいんだな」みたいな感じに思ったから性格が悪かったというかその相手に心を許さなかったみたいな感じじゃないか?


 ……つまりねこはすごく可愛い!


 明らかに猫じゃない、猫っぽい何かだ、とかなんか微妙であんまり可愛くないとか、猫っぽくないとか、色々家族には言われている。

 ……ちなみに知らなかったが親がアレルギーあったらしい、でも今のところ猫アレルギーっぽい症状が出てないのもあって、やっぱり猫じゃない謎生物って扱いを受けている。



「こんなに可愛いのにおかしいよなぁ……」

「にゃー?」



 膝の上にいるねこを撫でてみる。

 何と言わんばかりにこちらを見るねこはすごく可愛い。


 ……なんかねこと会ってから語彙力がどこかに行った気がする。

 ねこはすごく可愛いけどどう可愛いかとか色々考えてもすごく可愛いしか出ない。



「ねこは可愛いよなぁ、でも綺麗って感じもあるかなぁ」

「にゃー」



 嬉しそうに揺れる尻尾にてしてしと腕を叩かれる。

 痛くはない、すごく可愛いだけだ。



「他の奴はねこの可愛さが全然分からないアホばっかりだよなぁ」

「にゃ?」



 姉とか殆どねこを見ないし……全く、ねこの可愛さが分からないアホ共め……

 …………あ、でもねこがオレの傍から離れたら悲しいからやっぱりこのままでも良いかな。



「ねこーずっと一緒にいようなー」

「にゃー」



 当たり前だと言わんばかりにオレを見るねこ。

 やっぱり――






 ――ねこはすごく可愛い!

 読んでいただきありがとうございます。

 書いた理由は朝見た夢の緑色の猫っぽいのが可愛かったのが全部理由です。

 可愛いしか言ってない理由は夢のねこをあまり覚えてないからです、でも可愛かった。


 最後に言いたいことは、ねこはすごく可愛い!

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