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(1) 自己紹介  作者: もともとっち
3/3

(3) 出会いまで②

その日の夕方だったか。

おなかがすいてきたころに、またその人間はやってきた。

「今度は何だ?また冷やかしか?」

そう思ったがしっぽは元気に反応してしまう。

悲しいさがってやつさ。

でも今回はなにか様子が違うような・・・。


入っていた部屋から出されて、あれやこれやといじくり回された。

「やめろってのーーー!」

と暴れては見たものの、俺の力じゃ太刀打ちできない。

ここは嵐が去るまで大人しくしてよう。

『受け取りに来ましたー』

『早かったですねー。ではお渡ししますね』

人間同士の会話から、俺の新しい家が決まったみたいだ。

「やっと俺の魅力が伝わったのか?気付くのが遅すぎるぜ!」

しっぽは自然と全開で振りまくっている。

そのまま、女の方に抱かれて車に乗り込むと、新しい住居にむかった。


これが主人との出会いだった。


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