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第14話 「我慢」

弁当屋に着いたはいいがケツをサドルから離せない。

離した時にゃ、そりゃもうドバドバっとドゥビドゥワ。


こりゃヤバい。今日は人生の中でも歴史に残る日に違いない。

信長や龍馬なんてどうでもいい。

このウンコ、止めて下さい。


だが、弁当を買わないわけには行かない。

俺はスペインの闘牛のように出ていったわけなのだし、

何よりも小林さんに合わせる顔がなくなってしまう。

しかも俺はかわいい後輩を失ってしまったんだ。

その上に弁当が買えないだなんて・・・。

「そんなの嫌だ!」


しかしウンコは今ケツと一体化している。

サドルがなければ俺はただのウンコだ。

そこで考えてみた。ウンコを止めながら弁当を買う方法を。

そうだ、自転車ごと店に乗り込もう。

それしか両方を満たす方法はない。


そう決意した俺は自転車ごと店に入って行った。

客や店員が俺をおかしな目で見る。

くそが。

お前らも今から何時間以内かにウンコするくせに。


弁当屋のメニュー一覧を見る。

カレー弁当があった。

ヤバかった。

初めてケツが勃起するような感覚を味わった。

ケツの奥からうめき声が聞こえた。

しかし、俺はこのカレー弁当を買わなければならない気がした。

というのも、もしウンコが漏れたとしてもカレー弁当を買っておけば

なんとなくOKみたいなところがあるんじゃないかと思ったからだ。


こうして俺はカレー弁当を手に入れ、無事懐かしの我が家へとたどり着いた。

さあ、ウンコ。

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