夢なら覚めて
金髪美女村人Aを無視して
気づけば人混みを避け
裏路地を通っていた
なんか嫌な予感がしていた
??「お、おい、そこの に、にーちゃん
変な服装だなあ
も、もしかして貴族か?」
一郎「俺は貴族じゃないですよ
この場所にたまたま迷い込んだ
だけですけど
あなたはどちら様ですか??」
星柄のパジャマを着ている俺を
貴族と思うか普通?っと小さく呟く
それは不潔なホームレスであった
嫌な予感がするので
取り敢えず少ししゃべって表通りに出ようと
思っていたのだが
ブス!!
「っつ!!」
激痛がお腹に走る
そして赤黒い血がにじみ出ていた
なんと急に刺されたぞ
そして夢だと思っていたのだが
リアルだと気づいた
困惑する一郎
「あっつうう
痛てえーし、ていうか急に刺すかよ普通
夢じゃねえのかよおお」
地面に倒れる一郎
今まで感じたことのない痛みだった
「血が止まられねえ
マジで死ぬ」
「お、オラをバカにするからだあ
す、すまねえけど
金目の物はも、もらって行くぜ
あ、あの世で後悔してなあ」
「バカにしただと?
なに言ってやがるんだよ全く
たとえしたとしても普通刺すかよおお」
俺に手を伸ばそうとするホームレス
だかこのまま死ねないと思い
一矢報いるため寝転びながら
前蹴りを食らわしてやった
グハァー
ボガアアアン
「へっざまあみやがれ」
ホームレスを蹴ったはいいが
威力が強すぎて
路地裏の近くの建物ごとふっと
んだのだ
「コンチクショウがあ!
ハア〜俺死んだなあ
こんなよくわからない場所で」
意識が朦朧としている中で
人が集まって来ているのが見えた