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Cameback   作者: コロ次郎
2/16

出会い、再び

2話です、このサイトの使い方がまだいまいちわからない

「俺、小さい」

なにが鏡の前に写ってるのか、幸久には理解できなかった

今わかるのは体の縮んだ自分だけ、あと声も高い

最初は夢かと思ったがそうでもないらしい


「やべぇな」

さっき母が言ってたとおり、今日は中学校の入学式らしい

(ということは、おれは中学校の入学式の日、えー・・・17年前ににタイムスリップ....まて体小さい、あのころの俺の体だ、ということは・・・やり直し?)

鏡の前で頭をかしげていると母が来た

「さっさと仕度しなさいな、もう時間ないよー?」

「うわッ、やっべ」

学校には午前9時登校だ、そして時計はその30分前の午前8時30分ををさしていた

さっさと支度をし家を出て、学校までののどかな風景を見る間もなく学校へ急いだ


そして学校へついた


ここ、東町立山手中学校は町立西小学校、町立北小学校からなっている

生徒数は....忘れた☆


靴箱前のインターロッキング?は新入生でいっぱいだった

(うわぁ~、あの頃と変わってねぇ~)


友達と話してるやつも話してない奴も

みんなそれぞれの小学校同士ではなしてるという中学校入学式ではめずらしくもない光景がなぜか懐かしく思えた

幸久は何かを思い出し、周りをみた

(えーっと、あ、いた)

そこには、これから幸久が入るであろう部活動の先輩がいた

それと同時に嫌な事も思い出した

(あーーーー、うううう)

それはまた、別のお話で....



そしていろいろ周りを見ていると背後からラリアットがとんできた

「ゆーっきひさぁぁっぁ!!!!」

そして見事にラリアットは幸久の後頭部に直撃した

「うっ!!!」

ラリアットが成功して嬉しいのか彼は満面の笑みを浮かべている

「ってーーなぁ!勝俣!!・・・(若っ!)

そこには若き頃、つまり中学1年生の勝俣が立っていた

(これが後にはニキビだらけになるのか・・・)

「よぉーげんきしてた?おれはさぁ、、、」

「わかってる、春休み中横浜テルミーランドにいってきたんだろ?」

「おぉーわかってんじゃん、でさぁ、」

「そこで初めてコーラ一気飲みできましたうほぉーい・・・だろ?」

「・・・なんで知ってるの?」

(やべ・・、勝俣喋り癖多いからついいっちまった)

「い・・いやぁ・・あれだあれ 小学校の卒業式で横浜で伝説つくってくるって言ってたじゃん?」

「そんなこといったっけか~?まいっか」

そう言い勝俣はワッハッハと笑い出した

(はぁ~~~危なかった)

そして話を変えるべく幸久は切り出した

「そういやさ、クラス一緒だよな?」

「おう、そうだったな、行くか?教室」

「いいぜ」

「ほんじゃいこう」

親に簡単な挨拶を済ませて幸久と勝俣は1-2の教室へ向かった


教室内は狭いような広いような感じがしさっきと動揺懐かしい雰囲気を放っていた

「おー、、、、っとっととととと」

思わず幸久はこのときはまだ話したことの無い友達に話しかけそうになった

それを見た勝俣はなにやってるんだよーと笑っている


しばらく教室の中で話していると広末、夢川が来た、広末はなにか雰囲気が17年後と変わってないように思えた

(なんだろう,,,ひっかかるな)

この理由は数秒後わかることになる

30秒くらいしたとき広末はこちらにきた

それに反応した勝俣は小声で

「ゆきひさー、やったなーいきなりこくはくかよー」と笑みを浮かべている

これに関しては幸久も疑問を感じた

(あれ、昔となんか違う)

そして広末は

「ゆき・・・ひさ・・・??」

その瞬間幸久は何かを感じた

「うそ・・・だろ・・・?」

「おいおい、どうしたんだよー」

勝俣が疑問そうに幸久に問う

「わりぃー勝俣、ちょっとこいつと話がある、広末、廊下で話そう」

「うん...」

そうして2人は廊下へ出た

そして広末に

「どうしたんだよ...おまえも来たってことか?」

「・・・そうみたい」

「どうやってきたんだ?」

「わからない、幸久忘れものしてたから届けようと走って追いかけて、道に飛び出した瞬間ひかれて...ここにきた?っていうか」

「そうか...ここじゃなんだから入学式の後他のところで話そう、とりあえず連絡先・・・このときの覚えてる?」

「一応覚えてるよ」

「じゃあ・・・はい」

2人はお互いの連絡先を交換し、1-2教室へ戻った

「おい幸久、告白か?なんだったんだよ!」

「落し物拾ってもらっただけだよ(いけるか??)」


「そうかそうか!よかったな!!」


(助かった~)

そう思ったすぐに先生が来た


「整列しろー!体育館いくぞー」


幸久の2回目の中学校生活が始まる3分前のことであった


体育館入り口は1年生でいっぱいだった

体育館の中の吹奏楽部の楽器の音がちょっと聞こえた

(2度目の入学式か...やっぱりなれないな)


体育館のアナウンスがなる

『まもなく、1年生が入場します』

そして体育館のドアが開くと同時に吹奏楽部の楽器の高らかな音が体育館を響かせた

まるで新1年生を歓迎してるかのような音色とともに1年生は行進する

曲は[76本のトロンボーン]である

この曲はミュージカル[ミュージック・マン]に使用されてる行進曲で同ミュージカルの代表的な曲の1つである

この曲は、主人公である楽器のセールスマンのハロルド・ヒル「教授」がリバーシティの住民に楽器を売ろうとする際、大きいマーチングバンドでパレードをする子供の姿を想像させるために歌った曲である。ヒルが説明するバンドは、76本のトロンボーンの他に110本のコルネットや1000本以上の木管楽器などを含む巨大なバンドであり、もし実在すればその隊形は全長150mを越える物となる。

http://www.youtube.com/watch?v=S0G0IFT9nYU 解説:wikipedia 動画:youtube


(すっげ~うまいなぁ)

思わず2度見する

やはりすごい

(この部にこれからはいるんだぜ、俺)

1人心の中で呟く

しかしもう1人こんなことを思ってる物もいた

幸久は列のうしろを見る

(やっぱり)

広末も同じく演奏を見ていた

こちらにきずいたらしく、目を合わせて2人ともにやける


そして席に着いてちょっとしたあと最後の人たちが座ったのか曲は途中で終了した


そして入学式が始まった.....


ながぁーーいチョットはげかけの校長の挨拶が終わり

いろいろやって

退場!


そして教室に戻った

教室内は騒がしい

そこに先生が入ってきた、そして教卓の前に行くとはいしずかにぃーと号令をかけ静かになったところで喋り始めた

「はい!、今日から1-2の担任をすることになった 飯山いいやま 孝三こうぞうといいます!これから1年よろしく!ちなみに教科は技術です!」

パチパチと簡単な握手がされる

飯山は話を続ける

「今日はこれで解散です、自己紹介とかは明日やるから覚えとけよー、じゃぁ起立!」

生徒達は立ち上がる

さよぉーならぁー!と別れの挨拶を交わし教室を出た

そしてすぐさま勝俣がよってきた「なぁー飯食ったあとあそぼーぜー!」

「あ、ごめん俺用事あるから」

「そうかー残念だな、まぁいいや、じゃあな!」

「バイバイー」

それからちょっとすると幸久ーと呼ぶ声がした

誰だ?と後ろを向くとそこには将来医者になる男が立っていた

「君って...吉川拓馬君??」

「なに言ってるんだよ...いかれたか?」

拓馬は俺の体の回りをみる

「よし、大丈夫だな!帰ろうぜ」

「おう」



拓馬とは小学校のときから家が近いという理由で毎日一緒に通ってた

そして帰り道 あたりを見回し懐かしいなぁーと思いながら歩いていると拓馬が話しかけてきた

「部活もう決めた?」

「あぁー吹奏楽部はいろうかなー、拓馬は?(しってるけど)」

「おれも吹部に入ろうと思う」

「そっかー」

あはははと2人笑い歩く

そして分かれ道に来た

「じゃあな」

「おう」

そして2人は別れそれぞれの自宅へと帰った



「ただいまー」

家に入る、なんていうか 広い

「あらーおかえりー、今日昼ごはんカレーだからー」

「あーそうだ母さん、飯食った後友達と遊びに行くから」

「はーい」

簡単な嘘をつき自分の部屋に行く

部屋に入るとそこは......地獄だった


簡単に言えば散らかり放題そこらへんに漫画 ぽてちの残りかす などが散乱していた

「なんで朝きずかなかったんだ...」

1人愕然と立つ、するとメールの着信音らしき音が聞こえた

(この曲は...)

曲はラプそティ・イン・ブルー

ドラマ、のだめカンタービレにも使用された曲でもある


「のだめなつかすぃ~」

といいながら本、くずをかきわける

「あった」

メールは広末からのようだ

〔中学生らしく某ファーストフード店で食べよ!、お昼御飯食べて2時に駅前ね〕


「あそこか...」

了解、と幸久は簡単な返信をし、さっさと下へ降りた

「母さん、飯できた?」

「いまできたとこよ」

母はルーの入った鍋を見ながら言う


「そんじゃ食うわ」

そういい食器だなからカレーライスを入れる用の茶碗と銀色のスプーンを出し席に置いた

母が鍋を持ってくる

「どれくらい食べる?」

「あー、あとでハンバーガー食べにいくから少なめでいいや」

「ふーん」

そういい母は茶碗に少なめのルーと御飯をいれた

「それじゃぁいただきます」

そういって食べ始める





さっさとカレーを食べ、部屋に戻って仕度をし、部屋をでる


「いってきます」

「はい、いってらっしゃい、遅くならないようにねー」

(あー懐かしいこの台詞)

母に見送られ、自転車を走らせた


昼1時50分の空は暖かくたまにふく風がなにより心地いい

「あー珠洲市 ふ、どこだよ」

1人わけのわからないことを呟く


駅は家から10分くらいのところにある

そこについたのは2時をすこしまわったときであった


某ファーストフード店、続に言うマックドナルドー(パロディです)は全国チェーンの有名な店である

店に入るとすでに中学1年生の姿をした中身は30歳のお姉さんが一人でコーヒーをブラックで飲んでいた

「中学生らしく、オレンジジュースでも飲んどけよ」

「しょうがないじゃない、コーヒー砂糖入れたら飲めないんだもん」

「・・・関係ないような」

「まぁとりあえず、久しぶり、幸久ッ」

「お・・・おう」

声変わりしてない広末はとても 懐かしい

「声、高いな」

「幸久もだけどね」

広末は笑いながら言う

ここで見切りをつけ早速幸久は本題に入った

「まぁ話はさておき」

「うん、そうだね」


「どうして俺たちがここにいるのか、だよな」

「それが第1、なんでだろう」

2人首かしげる

「まぁ俺は嬉しいけどな、会社くびにされてやり直したかったとこだし、でもなんで広末がなぁ」

「くびって本当だったの!?・・・まぁいいわ、私もちょっとはやりなおしたいって思ってた、独身だしね」

「え、そうだったのか」

2人本当のことを打ち明ける

「でも幸久よかったじゃんそれならさ、やり直したい恋もあるでしょう?」

「お・・おう」

「ていうか幸久このころ誰好きだったの?」

「え・・・」

空気が重くなる


「えー・・・・」

「言ってよ、手伝うからさ」

(しょうがない)


「俺が好きだったのは...

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