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Cameback   作者: コロ次郎
12/16

初曲

部活が始まります

出席をとるときは独特のおもっくるしい雰囲気になる

パートごとに名前を呼ばれていく

今年の一年は入部数が多かったのでとても長くかんじる


そして出席を終えたとき、顧問の寺川が来た

「みなさんこんにちわー」

部員が挨拶する

「えっとですねぇ今日から一年生も練習が始まるので5時まで自主練習でお願いします、2年生は1年生にちゃんと教えてくださいねぇ」


「はい」と2年部員が返事をする

「では、頑張ってください あ、2,3年生きちんと基礎練習もしてくださいね」


そういって寺川は音楽室を去っていった


「じゃ、じゃあ一年生は各パートの先輩がいる場所に行って」石田先輩が言う

小さな返事の後一年生はそれぞれのパートの先輩がいる場所へと向かった

幸久、広末、夢川、相川は比奈先輩のもとへと向かった


「じゃあまずは、これ家で書いてきて」

比奈先輩は何か申し込み用紙のようなものを幸久たちに渡した


「お手入れセットか・・」

「うん、お手入れセット これは絶対にいるから買ってもらってね、あとは・・・これは買う人だけでいいんだけど楽器本体ね、これは別に強制じゃないから」

「はい」


「じゃあ説明はこれくらいにして練習始めよっか、とりあえず今日はこの楽器使って」

それぞれ楽器を手に持ち練習場所へと向かう


三年の教室前廊下、これからここでまた練習するのかと思うとやはり懐かしく嬉しい


「幸久君と琴音ちゃんは体験のとき教えた基礎練習をやっといて」

「はい」軽く返事をしマウスピースの高い音が廊下を響かせ始めた




吹き始めて30分くらいたとうとしていた頃、幸久と琴音は比奈先輩に呼ばれた

「なんですか?」

「えっとね、はいこれ」

楽譜を渡された、曲は

「君の瞳恋してる・・・か」

「うん、コンサートでは1年生と2年生がやるから、やっといてね」

「はい、頑張ります」

そして先輩はまた他の一年の練習へと向かった


「懐かしいなぁ、覚えてるか?この曲」

「もちろん!かなり幸久苦戦してたよね」

「うん、またできるんだな」

「でも簡単すぎない?」

「ゆっとくが俺はもとサックスだぞ?」

「そっか、じゃあちょっとだけ難しい?」

「いや、サックスよりは指の場所は簡単だからいけるよ、それよりおまえは・・」

聞くまでもない

「なに?簡単だよ?これ」

「だよな~」


「そうだ、ちょっと吹いてみてよ」

「え!?そんなにいきなり、まぁいいや」


ちょっと吹いてみる


「ふーん、一応吹けます感は出てるね」

「厳しいな」


「まぁ練習すればどうとでもなるしね」

「おうよ」


今のは中学生らしい会話なのだろうか



「あたしも吹いてみよ」


広末は吹いた、いや吹いてしまったというべきか・・・


「琴音ちゃん・・・」

比奈先輩に音だけは聞こえていた



ちょっとまずなこれは・・幸久は思った

暑いです

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