運命は突然に...
初投稿です!不備な点が多々ありますが暖かい目で見守ってやってください
2027年, ○○県
~丸山電気株式会社本部~
「君の働きには私も関心している、しかしだなぁ..君も知ってのとおり世の中不況だ、わかってくれるね?」
「はい....」
「君今日限りでこの会社を辞めてもらう!」
※
俺の名前は日向幸久30歳独身
大手電気会社丸山電気に勤めていたが...今日リストラされた
大学卒業後は必死になって就活をし人間関係なんてほとんど皆無だった
25のときやっとこさで就職できたももの入社5年目でリストラ...
そして今、さっさと荷物をまとめてアパートへ帰る途中である
(あぁ,,,くそッ!)
人ごみの電車の中、1人心の中で呟く
(どいつもこいつも呟いたりしゃべったりぺちゃくちゃぺちゃくちゃうるせぇんだよ!!)
心の叫びは誰も聞こえてないようだ
これからどうしようと考えているとスーツの後ろポケットに入れてあったスマートフォンがメール着信を知らせるメロディがなった
曲はヴェートーヴェンの「交響曲第5番 運命」である
慣れた手つきでスマホを取り出しメールを確認した
送信者は古くからの友人からだった
(勝俣....なんだこんなときに)
内容は明日中学校のプチ同窓会みたいなのやらないか?という文だった、一斉送信で送られている
行こうか行かないか迷ったが気晴らしに行くことにした
どんな人がくるか楽しみに考えていたら自分が降りる駅についた
駅からアパートまでは徒歩10分のところにある
そしてその日は早く寝た
~翌日~
集合は午後7時からということだった
ちょっと早めに集合場所のバー?へ向かう
なかなかレトロな雰囲気のいい店である 店頭には(本日貸切)とかいた板がおいてあった
中に入るともう結構ひとが来ていた
懐かしい顔ぶれである
そしていとはやく勝俣がおれにきずいた
「おう幸久!」
「よっ」
簡単な挨拶を交わす
そして勝俣が俺が来たことをみんなに言う
「幸久がきたぞっー!!」
あっというまにみんながきずきこっちへくる
「ひさしぶりー元気してたー?」 「ひさしぶりー」
「なつかしいなぁー」 「最近どう?」
みてすぐわかる奴やちょっと考えたらわかる奴
しかしどれも懐かしい雰囲気をはなっている
一段落して席に付く
すると1人の女性が俺のコップをもって
「ビール、お酒、どっちにする?」と俺に聞いた
そしておれはあえて「コーヒーで」
と言うと「ないよー」と言ってビールを入れてきた
俺飲めねぇ...
まぁとりあえず
「ありがとよ、広末 琴音さんっ」
「どういたしましてー幸久君、成人式いらいだね」
「早いなぁ、10年か...看護師にはなれたのか?」
「おかげさまで、地元の病院でね」
「すごいなぁ,,,看護師なんて」
「まぁねー」
あー、そうだとりあえず聞いとこう
「ところでさぁ、夢川って今日来るの?」
「今日は来ないよ、家の仕事忙しいらしいから」
「へー そっか結婚したんだ、夢川」
「おととしだったかな?、同じ仕事仲間の人と」
「料理人だっけ?」
「うん」
「へぇ~」
・・・
そして沈黙
そこに勝俣がきた
「おぉい、医者がきたぞー」
医者?...まさか
「っよ、幸久」
「拓馬....医者って」
「なってやったぜ(キリッ」
「すごいなぁ・・・みんな」
(おれなんか)
「幸久はどうなの?仕事」
(おれなんか)
「おれなんか、昨日会社くびになったばっかだぜ?」
そしてドッと空気がおもくなる
「へ・・へぇ~そうなんだぁ」
空気を読めない広末があからさま動揺してる口調で話を続ける
「どうせ嘘なんどろぉ?」
笑って勝俣がごまかす
しょうがない
「まぁな」
今、嘘付いた
そしてみんなに笑われる
「なんだよーうそかよー」
拓馬が笑う
「あはははははー」
俺も一緒にわらう
「あ、用事思い出したから帰るわ」
「まだ来てちょっとなのに?」
と広末が言う
「みんな元気そうでよかったよ、っじゃ」
そして俺は逃げるようにして店から出た
ボーっと歩く
信号待ちを無視して歩く、しかしおれはきずいてない
きずいた瞬間横を見る
そこには俺が子供のころ愛してやまなかったスポーツカーが走ってきていた
だんだん近くにくる
「やりなおしてーなー」
呟いた瞬間だった、俺が宙に舞ったのは、
ゴンッ!!
「痛ってぇぇぇ」
「あぁくそ、ん?」
声が高い、そしてここは,,,実家の俺の部屋!?
階段を上がってくる音が聞こえる、そしてその音は俺の部屋に入ってきた
「なぁーにやってんの?幸久、今日から中学生でしょ!早くしたくしなさい」
「お袋...髪染めた?真っ黒じゃん...」
「なにいってんのはやくしなさい」
どうやら髪は染めてないらしい
あれ?
(....鏡見よう)
階段を降りる
なんていうか背が縮んだきが...
鏡を見た俺は驚愕した
「俺、小さい」
なにがなんだかわからなくなっていた....
最後まで読んでいただきありがとうございました