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戦神楽Online  作者: 蓬 松
その他
9/10

ネームドNPC:戦神楽Online ※真相の項目に含まれる内容あり

ネームドNPC

 戦神楽の世界において少なからず名の通っているNPCのこと。

 通常、この世界の町人(NPC)は一度死ねば蘇ることはないという決定的な違いから、自ら戦いに身を置こうとする者が極端に少ないが

 鍛えればPC同様に強くなることができ、そうして名をあげるNPCも存在する。

 その中には天帝からボスキャラクターとしての加護をもらいリスポーンが可能となっている者もいる。



■『海の守護者』妃油寅ひゆとら

「汝、吾人になんぞ用でもあるか?」


一人称:吾人(ごじん) 二人称:なれ

種族:魔神

ジョブ:槍楽士(パイルダンサー) レベル120


各國にオープンな海遊観光國『瑠璃江るりえ』の國主。

蒼と紫の艶めかしい水着風ドレスに身を包んでいる。

腰回りから無数の触手が生えており、二本の足も触手の擬態。

本来モンスターやエネミーに分類されるが、魚亜人を海から絶滅させた功績があり

称号と共に瑠璃江の國主として祭り上げられた。

シャシャシャと特徴的な笑い方をして、強者故の余裕か誰に対しても気楽に接する。

気に入るとやたら巻き付いてくる等人懐っこい一面も持ち、行きすぎるといろいろな意味で食べようとしてくる。(捕食の意味ではリスポンするプレイヤー限定)

通常状態でドラゴンに匹敵する身体能力を持ち、巨大な蛸の魔神に変貌する仕様外スキル『旧神降陣リユニオン』を発動すれば一國でさえ立ち向かえない戦闘力を持つ


(真相)

 異世界から時空を越えてやってきた魔神の類。

 夫婦神で夫が別の世界に閉じ込められて暇になったから戦神楽の世界で天帝とルールを重守したうえで遊んでいる。

 夫神がその世界で巫女とイチャコラしてるので彼を信奉する魚亜人を毛嫌いし海から撲滅した。



■『悪路王』

 ヒモロギ列島全域に小型勢力の犯罪ギルドを持つプレイヤーシンジケート。

 といっても、悪路王は本来國から居場所を失った事情を持つ犯罪者(PCと町人を問わず)の救済のために作り出されたギルドが発展した組織である。

 設立メンバー達は組織を得てさらに凶悪化してしまった犯罪者たちを内側から取り締まっている。


『影の皇』ソラナム(Solanum)(PC)

「見聞は広く持つもんだねぇ、まだ若ぇのも捨てたもんじゃねぇない」

ジョブ:陰導剣士シャドウマジェスティ レベル:95

 ギルド悪路王の創始者であり、老成した雰囲気を持った茄子色の髪の青年。

 リアルでは老齢で隠居した極道の頭。

 初めは若い体で気楽にゲームを楽しもうと思っていたが、間違いややむない事情から犯罪者フラグに墜ちたキャラクターを見て放っておけず悪路王を結成した。

 陰を物質化する魔法スキルと、リアルで培った剣技でほぼ無敵の実力を誇る。

 天帝から授かった固有スキル『他化自在天』は陰の門に自身をくぐらせ、一瞬だけ別行動のとれる無数の分身を生み出す仕様外スキル。


『流の皇』冬珊瑚(ふゆさんご)

「悪路もまともに為せぬ恥曝しは、主様の手を煩わせるまでも御座いませぬ」


ジョブ:西洋魔導師マギステル レベル:72

 水の魔法を用いスライムを扱うすべを極めた魔法使い。

 敗戦し滅びた『蝦夷國』の逃亡した姫であり、犯罪者ではないがたった一人だけの『殺しても犯罪者にはならないキャラクター』となる。 ソラナムに救われ、王族である自分の権限を譲り蝦夷國の隠れ里をホームベースに悪路王結成の手助けをした。



『神代の八手』ペピーノ(PC)

「………(やっべサンゴちゃん可愛いなぁ)」


種族:土蜘蛛族

ジョブ:大機魔術師(エンシェント) レベル:70

 腕が八本有る土偶のような体の土蜘蛛族のプレイヤー。

 卓越した機械技術により製造した古代機械モンスターを下位犯罪者ギルドに提供したり、やり過ぎた下位ギルドの粛正のために強力な魔改造阿修羅を開発したりしている。

 本人も強力な古代機械の肉体に魂を入れている。

 寡黙だがロールプレイで発声機能を切ってるだけで、本来はお調子者でお喋り。

 最初は土蜘蛛としてアウトローな役回りを楽しんでいたが、時間の経過でソラナムの人柄に惹かれた。


『監視者』狐面(ソラメン)

種族狐精霊(コックリ)

ジョブ:千里眼(サテライト) レベル:14

「……くぅん、ソラ…また閻観でひどいことしてる奴出たよ?」

狐の面をつけた少女。

戦闘力は無いが、狐精霊にのみ使える千里眼の能力で常に下位ギルドを監視、やり過ぎた下位ギルドをソラナムに上申している。

 元々狐精霊の隠れ里から抜け出して遊んでいたら追剥につかまり、ソラナムに助けられた後も里のしきたりで帰れなくなり悪路王に居座った。


『アテルイ轟』

「………」

種族:古代機械

冬珊瑚の持つ蝦夷國の遺産を元手にペピーノが作り上げた巨大な多脚で動く城。

 ペピーノの持つ地図とリンクしているため、彼が示した土地に人目を避けつつ移動することが出来る。人目除けや防音の魔法も完備。

また土地もあるため農業を営むことも出来る。


『若おっかさん』(ヒヨドリ)

ジョブ:生産者スーパーノービス レベル:70

「あちきができるのはこれだけだからぁな?」


初期からソラナムに付き合っているサポート町人。

農業のスキルを全振りしている農家の少女。

アテルイ轟で育てた大量の食料を売って、アジトの維持費に当てている。

機械以外作れないものはなく、作った食料には誰より真剣な少女。

有る意味ソラナムもそんな気持ちで面倒を見ている。

戦闘力皆無、メンバーで唯一フラグを持たない。

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