ジョブ:戦神楽Online
戦神楽Onlineはスキル+レベル制のMMORPGであり
取得するジョブの種類ごとに装着可能装備やスキルに違いが出てくる。
料理や掃除などの非戦闘スキルは最初のジョブである『平民』から取得可能であり
そこから『戦士系』『魔法使い系』『軽業系』『回復系』
の四つのうち一つを選択しキャラクターを成長させていくことができる。
ここで紹介するジョブは4つの特性における一次職であり
そこから成長する二次職三次職のバリエーションは
特殊な方法でしか成長できないレア職や隠し職も存在するため
攻略サイトのサポートを加味してもその総てを理解する人間は未だ存在しないとさえ言われている。
(※要するに二次職三次職以降は執筆者の皆様の言ったもん勝ちということでww)
≪0次職≫
■平民:総てのキャラクターがアバターとして戦神楽Onlineに降り立った際に取得されている職業である。
たいした戦闘力も魔法もスキルも持たないため、たいていのプレイヤーはレベルを上げて思い思いの職に就く。
戦闘用のスキルを殆ど取得できず、しばらく成長するまでは基本物理攻撃にのみ頼るしかない。
『掃除』『料理』『裁縫』などの『錬金術』を除く多くの生産スキルや非戦闘スキルの多くは平民の時分から取得が可能。
1次職以降もそれらのスキルは取得可能だが…
≪1次職≫
『戦士系』:戦神楽Onlineの魅力として、殆どのキャラクターの初期武装が平民である時点で刀であるという点がある。
しかしその後各々の戦い方に合わせて選択するジョブによっては個性的な装備が可能となっていく。
戦士系は主に武器や素手を扱った物理攻撃メインの職であるが、派生して魔法剣士や武僧等の魔法も扱えるジョブに進化することもある。
■足軽:槍やなぎなたが装備可能となり、戦闘スキルを取得できるようになる。平民に比べて戦闘力も上昇する。
戦い方にあわせて魔法で身体能力や武器を強化できる『魔法剣士』や居合いによる高速斬撃に特化した『抜刀士』、4つの系統を問わず総ての武器を広く浅く使うことのできるセンス重視ジョブ『多彩武芸者』へと成長できる。
■洋戦士:突撃槍や長剣が装備可能となりスキルも取得できるようになる。、異国由来の所謂『王道ファンタジーの戦士』といえばこの職となる。
この職からでも『多彩武芸者』に成長は可能であるが、スキルのモーションに若干の和風洋風の違いがあり
厳密には『多彩武芸者β』とも言える別のジョブなのではないかともいわれている。
『魔法使い系』
本来魔法文明の発達が進んでいなかったヒモロギ列島においては、異国から渡来した技術全般を魔法と統一している。
その一例として銃を扱う銃士もまた魔法使い系である。
■学者:剣を捨て杖や初級の魔法スキルを手に取った魔法使いの最初の姿である。
ヒモロギにもとより存在した魔法を駆使する『陰陽式』や西洋由来の最新魔法を研究し、発明する『魔術師』、薬学に精通し通常では製作不可能な生産行為スキルの使える『錬金術師』へと成長できる。
■銃士:どのジョブとも共通点を持たず、魔法によって生成される弾丸を発射する銃を武器にして戦う武等派の魔法使い。
魔法剣士同様銃の弾丸に魔法で属性を追加する魔法を使う『錬銃士』や機械技術に特化した『からくり技師』へ成長できる。
『忍者系』
忍者系の職業は、戦神楽のどの国にも所属しない『忍者ギルド』に登録し、修行を行うことによって得られる特殊な職である。
忍者ギルドには『伊賀』『甲賀』の両派閥があり、それぞれの本部が国境の人知れぬ里に、修行場と斡旋所を兼ねたギルド支部が各国の都市に存在する。
その派遣会社的なシステム上、国内で正体をさらしてもかまわない等歴史上の忍者ほど厳しくはないにせよ
『依頼者の密名を明かしてはならない』『忍者ギルド任務中は正体と所属を明かしてはならない』『一度に複数の忍者ギルドには所属できない』などの制約があり
制約を犯したり、ギルドからいったん抜けると新しい職に就くまで抜け忍となり『決闘抜きで忍者にPKされても犯罪フラグが立たない』というペナルティがかせられる。
■伊賀下忍:伊賀は純血主義であり、エルフや獣人といった異国由来の種族は所属できない。
スキルも魔法を一切取得できず、純体術重視の物理スキルのみである。
AGIとSTRに補正がかかる暗殺者タイプであり、特にAGIの補正値は甲賀を圧倒する。
修行認可試験といわれるクエストが発注され、それに合格すると中忍、上忍と成長することができる。
■甲賀下忍:甲賀は元々雑多な小流派が複数入り交ざった派閥であるらしく、スキルにも魔法や癒術といった魔法系、回復系職のスキルもある程度なら取得できる。
AGIとDEXに特化した、所謂何でも屋に近い職業である。
また、修行認可試験が存在するが甲賀には上忍が存在せず、最高位は中忍である。
■抜け忍:忍者系のジョブが規律を破ったり、ギルドから抜けると0次職に近い立ち居地の抜け忍となり
同じ忍者系ジョブから追われることになる。しかし、新しい職に就くまではステータス補正は持続されるし
隠蔽スキルを特化することができる他、得られる経験値が高くなるため長時間あえて抜け忍を経験しレベルを上げてから別の職業に就くという例も少なくはない。
また、そこから新しいジョブにつくと補正はなくなり忍者系ジョブのスキルもリセットされてしまうが
抜け忍のみが受けられる試練という自然発生クエストを成功させると『秘伝巻物』と呼ばれる
スキルも補正も次の職まで取得したままにできるというアイテムを入手できる。
しかし試練は受ける人々ごとに違いがあり、それを判別するのも難しい。
『回復系』
■和御霊布教士
天狗教における和御霊――神の加護や慈悲を現す性質――を信仰する一派の信者であり
和御霊派布教士のNPCはヒモロギ列島の多神教的価値観と天狗教の一神教敵価値観は共存できると信じている。
ダメージやバッドステータスを回復できる癒術スキルを持つほか、屍人系に対し有効な悪魔払いのスキルを行使できる。
また死者蘇生をも可能とする『高位布教士』に成長することも可能である。
■神薙
ヒモロギ列島に元から存在する多神教の巫女――男性の場合は神官――。
回復する力はないにせよ、多くの神に祈ることで属性無効化、ダメージ無効化、バッドステータス無効化等のあらかじめダメージを受けないようにする厄払い系の癒術を施すことができる。
また、敵の強化やスキルを発動前に阻害できる厄払い(ディスペルスキル)を使える『現神人』へと成長することができる。
■武僧
素手やヌンチャクなどで体術による攻撃を行うことができる特殊な回復系ジョブ。
特定の宗教には所属せず、鍛錬こそが自らを精神的に成長させるという信念の元に修行する。
体術による攻撃スキルのほか、ツボの刺激や針による治療で布教士よりも低威力ながら回復を行うことができる。