空飛ぶ自転車
今回はセシル視点でお送りします(直す余裕無いw)
「先に言っとくけど、コレを量産する気は無いからね!」
歯車を組み合わす事で小さな力でも大きな力を生み出せる見本として、自転車の仕組みを教えたら...流行ってしまった。
【分かり易い】
これをコンセプトにしたら、仕組みが全部見えてる自転車はうってつけだと思ったのだ。
だが、なまじ分かり易すぎた為...速攻この技術は盗み出され、帝国は疎か他の国にまで自転車が普及してしまったのだ。
まぁ...お陰で公爵家の庭であっても、視界に捉える術があれば情報は漏れるのだと良い経験になった。
この情報漏洩で帝国の車両設備が軒並み性能アップしたのはかなりムカつくが...高い授業料だと思うことにして、代わりにこちらも街中で堂々と車両を使えるようになったとプラスに捉えた。
実際クードル商会から出した自動車以外にも蒸気馬車は出回っている。
それは自動車がウチの専売でドール家と好のある貴族にのみ卸している為手に入らないから、他の貴族や市井の金持ち連中が何処かで作らせたのだろう。産業としてみれば良い事ではある。
それでも私から見れば性能以前に見た目が見栄っ張りで気に食わない。
「私たちが使ってるのは魔力内燃機関だから本気をだせば、圧勝なんだけどね」
「何に圧勝するんですかぁ?」
自室の窓から市街地を眺めていたら、気付かずに独り言を漏らしたみたいだ。
「気付いてないんですか?お嬢様?」「なんの事?クレア」
クレアの問いかけに私が何事かと尋ねると
「お嬢様、お一人の時はいつも独り言を仰ってますよ?」「...!?」
今、私は指輪をしていない。と言う事は...
「...癖になってる?!」
これは早急に直さなくては、と思いながら
「アナタが来たって事は準備が出来たのね」「はいお嬢様」
私はクレアに確認しゲビックの元に向かう。そこには
「もう無理ぃぃぃ゙ぃ゙ぃ゙ーーー―――…」「惜しいぞぃ!あとちょっとじゃ!」
「マジかよ!くそぉ〜うぅぅぅぅーーー――…」
力の限り自転車を漕いでいるアヴェイルとそれを観ているゲビック。
そしてかなりの風圧...そこに近寄ってしまった私とクレアの穿いていたスカートが捲り上がり...
「ちょっと!?」「いやぁぁぁんですぅ!?」
慌ててスカートを抑える私とクレアと、飛び上がるアヴェイル...
「うおおぉぉぉー―…見えねぇ!?...んがっ!?」
興奮したせいで漕ぐ力が増しスカートの中身を見逃すだけでなく、漕ぐのを止めたため墜落するアヴェイル。
「いってぇ...」「天罰じゃない?」「ですね!」「見てねぇのにかよ?」
とりあえず...実験成功だと私とゲビックは喜んだ。
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