表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/103

その94

総合評価が5000を突破いたしました!ありがとうございます!

 イワシと豆鰺の処理を終えて次に小鯵と小鯖の内臓やらを取り始めたんだが、流石に15センチぐらいの大きさになるとゼイゴ――鯵の仲間にある尾鰭から胸鰭の先ぐらいまで伸びている硬い棘状になった鱗のことだ。天敵に狙われた際に食われにくくする防具みたいなもんだな――の処理もせにゃならんかと思っていたところで。


 ゴリッ


「んん?」

「どうした」

「いや、内臓を取ったんできれいにしようと思ったんだが何か指に当たったんだ」

 一体何だと思い、処理途中の小鯵を持ち上げて確認してみると…石かこりゃ?何で石が魚の中に……耳石ってのはあるが、そりゃ目の後ろにあるもんだし違うよな。ちょいとこびり付いてるみたいなんでナイフを使って


「まった!ナイフは使わんほうがいい!」

「あん?なんでだ」

「魔石だよ魔石!偶に持ってるって今言ってただろ!」

「あー、そういやそうだったな」

 てことは何か?俺は知らぬ間に小型の魔魚を釣っていたってことか…特段あの時みたいな強い抵抗は無くて、ラインも光る感じが一切無かったんで気が付かなかったぞ……もしや光が弱くて日の光に負けたのか?確かにジリジリとお天道様が当たってはいたが…あのレベルの光り方は中型からってわけか。


「その感じはアレだな?お前さんが釣ったハタと比べてるだろ」

「まぁ俺からしたら魔魚っていうとアイツ何でな」

 今度磯に行く時には、ロッドで遠くに飛ばしての釣りをやりたいもんだ。手釣りでのあの激しいファイトも楽しいものではあったが、それはそれこれはこれよ。


「普通中型の前にこういう小型で慣らしてから挑むもんなんだぜ?」

「俺は過程をすっ飛ばしたわけか」

「そういうわけだ。オマケに手釣りでなんざ初めて聞いたからなぁ」

 最初に豆鯵釣りをやってりゃ、もっと落ち着いた釣りが出来た可能性が出てきたな。先にこういった話の中で準備しておく事やらを聞けて道具屋での買い物も追加で出来た――――いや、考えてみりゃラインやらの購入で金が無かったわ。


「結局は変わらんかったか」

「何に納得したのかは分からんが、魔石ならギルドで買い取れるぞ」

「んじゃ頼むわ…他にも取れるかねぇ」

 おっと、これじゃガチャ感覚で釣っているプレイヤーと同じ思考になってるか。良いものが出たら他にも出るって考えは危険だな。

ガチャは悪い文明。


ブックマークや評価を頂けると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ