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その44

<中型魔魚・ハタを釣り上げました>

<魔釣りを習得しました>

<プレイヤー間初の中型魔魚の釣り上げの為、称号:魔釣りの船頭(せんどう)者を獲得しました>

<レベルが3上昇しました>

「一気に情報を送ってくんなっての……こちとらまだ引き上げ終わってねえんだから」

 まだまだ元気に暴れてんだからリザルトみたいなのは後でいいだろうに。せめて陸に上げてからにしてくれ!


 バシャン!

「ここまで持ってくれば安心か?にしても良いサイズのが釣れたもんだ」

 今締めているベラと比べても明らかにでかいし体長は50センチいってんじゃねぇか?ただ、ハタとして考えるとめちゃくちゃデカいってわけじゃないんだよな…それ故に中型のくくりなのかね?代わりと言っちゃなんだが丸々と太ってやがる。夏に接岸するすることが多いとはいえ、ドンピシャで釣れるのは最高にうれしいぞ。これぞ釣り人冥利に尽きるってもんよ。


 バタバタン!

「っと、感傷に浸ってる場合じゃないな。急いで締めんと」

 折角釣り上げたのに野締め――血抜きやらの処置をせずにそのまま放置して自然に逝くのを待つ方法だ。ついでに大量の氷に生きたままぶち込む締め方でもあるが、そっちは氷締めと呼ばれることもある。こっちは網やらの漁で数を処理するための方だな…鮮度もまだ持ちやすい――で質を落としちゃ釣り上げたこいつに申し訳が立たん。勝手に釣り上げておいて何言ってんだって話だが、それはまあ餌に勝手に食いついたのもコイツだし。にしても持久力がない魚だからファイトが短くて助かったが、最初に随分と暴れてくれやがって……マジでグローブを借りておいて良かったぜ。


 再び暴れだす前に脳天を狙ってナイフを刺して締める…

<レベルが上昇しました>


これでも上がるのかよ…確かに暴れられるがそんなに苦労しないぞ?最初のエリアだから弱いとかなのかね。

 にしても刺した傷が目立っちまうな…刃が分厚いサバイバルタイプのやつなんでこれも細長い物にするか。それかギルネットが抱えていた氷を砕いたアイスピックでもいいが、油断するとその状態から暴れてひん曲がる可能性もあるから、頑丈で確実に刺さるように長くしてもいい素材のやつを選ばんと。あの道具屋に売ってるかね?

 一度ビクンと跳ねた後は大人しくなったので、そのまま鰓を通して背骨に沿った血管を尻鰭と合わせて切る。


「おっと、流石でかいだけあって白身でも血が漏れてくるか……早いとこ海水につけんとな」

 そんな訳で他の魚と同じく横の窪みにぶち込む――のは赤く染まり切ってるんでやめとくか。

散財するものが増えていく。激しいファイトはまた後日ということで…


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