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その4

「こんなもんでいいか」

 背格好は特に変えずに髪色と目の色だけを変えた。髪は後ろに流すショートで色はホワイトシルバー…俺自身はまだ黒髪なんだが、どうせ髪色を変えるなら更に歳を取った時に近い方が良いと思ってな。んで目の色は何となくでオレンジだ。


『容姿の変更は以上でよろしいですか?』

「おう、手間とらせて悪かったな」

『これからの冒険にて容姿というのは非常に需要なことですから、時間がかかるのは当然のことです』

 このガイド本当にAIか?下手な人間よりよっぽど気遣いが出来てんぞ。


『では、これより種族を選んでいただきます』

「種族…そういやそんなのがあったな」

 又姪が私は出来るようになったらエルフでクールにプレイするのって言ってたっけな…あいつがクールにねぇ?くるくる引っ掻き回すの間違いじゃねぇのか。


『こちらの中からお選びください』

 すると姿見の隣にウィンドウが表示され、いくつかの種族が並んでいる。

「普人に獣人、エルフにドワーフ…魚人なんてのもあるのか」

 他にも魔人だったりもある…定番っちゃあ定番だな。


「つっても俺はこのままでもいいんだが」

 一応見るだけ見てみるか。

「獣人は項目が多いし後で見るとして、次はエルフ」

 あー…なんか自分が綺麗になったのを見るとちょっと気持ち悪いな。具体的に言えば耳が長くなって眉間のしわが減った優しい印象がある。これはパスだ。


「んで次がドワーフ…何か変わったか?」

 しいて言えば少し筋肉質になったか?他の変化が本当にわからんがこれぐらいなら悪かないかもな。

「魚人は耳と首にえらの模様か」

 耳がヒレっぽくなるのが違和感だな。パスだ。


「そういや種族ごとになにかあんのか?得意なもんとか」

『御座います。詳細はこちらをご覧ください』

 また新しく出てきたウィンドウに、種族ごとの特徴が表示されていた。

「普人は苦手はないが器用貧乏で獣人は筋力高めで基本的に魔法が苦手、エルフが魔法得意で耐久低くてドワーフは力と器用が高いが移動が遅いと…」

 魚人と魔人もそれぞれメリットとデメリットありと…これもまぁ有りがちな感じか。


「こん中から選ぶとしたら普人かドワーフ…魔人はどうなるんだ?」

『肌の色の変化と角や羽などの身体的変化がございます』

「肌の色?どうなるんだ」

『具体的には青や緑、紫等の色が設定可能となります』

 ……駄目だ、超戦士が出てくる漫画で出てくる息子の師匠とお菓子に変えてくるやつが出てくる。

次回でキャラメイクが終わり、ゲームスタートができるかな?


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