その20
これ以降は基本2日に1本の隔日投稿になります!
総合評価100超え及び日間SFVRランキング8位ありがとうございます!
「んじゃあ真面目に考えますかね」
つっても引きを楽しみたいし、見たことのないものを釣りたいからモンスター用一択だが…たけぇなぁ。ロッドが安くても50000ミールからとか良い値段しやがる。リールも安いのはあるが小型のやつばかりだ…代わりと言ってはなんだが、ラインに仕掛けやらは糸切れやらで無くなるってのと数が必要だからかまだ安いのがあるか。
「つっても物によってはバカ高いのがあるが…こりゃ素材の違いか?」
「他には付与の強さとかですね…あ、あの。ちょっと強く言ってしまいましたけど、ここでの釣りが初めてなので有れば普通の道具でも」
「いや、どうせなら後も使えるやつの方がいい。使わん物を持っていても意味がないからな」
鑑賞とかあるだろって?そりゃ置く場所があればの話だ。こちとら家無し宿無しだぞ…そういや宿とか取ってねぇな。この後ギルネットに木箱の魚回収する道すがらに聞いとくか。
「んー、このラインは丈夫そうだな」
「そちらはスパイダーの牽引糸を錬金で再現された物ですね。本物に比べて引っ張りには弱いですが、代わりにスレに強くコシもあるので絡まりにくいです。ただ、最近出てきたばかりの物でして…」
「少し高いってわけだな。…この感じだと重さもあるし沈みやすいか」
「ですね。スパイダーの糸の再現ですが、最初から耐水性を持たせるために密度を高くしたそうです」
成程?だから引っ張りには弱くなったと…聞いた限りフロロカーボンに近い感じがするし――いけるかもしれんな。
「コイツを100メートルと伊勢尼針の黒塗り8号と12号をそれぞれ1セット、後は…ガン玉でいいか」
「人工スパイダー糸は3号で宜しいですか?」
「おう、これぐらいがちょうどいい」
「では次にロッドやリール「そっちは今はいい」へ?」
「これだけで十分だ」
「いやいや……ってまさか?」
「そのまさかよ」
これだけあれば十分に釣りができるってもんよ。流石に餌も必要だがな!
「こういう釣り方があるってのは聞いてましたけど、この組み合わせで買っていく人は初めてです」
「そうか?」
「はい!ですのでこれをどうぞ!」
店員から渡されたのは…地図?見たところこの港町のやつっぽいが幾つか丸が付いてるな。
「こいつは?」
「モンスター化した魚が良くいる場所の印です!この太い丸のところには中型サイズのも現れます」
「おいおい、随分と良いものじゃねぇか」
「ええ、ですので気に入った方が居たら渡せと父から言われていた物になります!」
……俺も藻屑になったりしねぇよな?
多分ダイジョウブ。
ブックマークや評価を頂けると嬉しいです!




