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#2「メール」
今回は中学2年生の悠太と薫の話。
彼らは幼なじみであり、悠太は薫に好意を抱いているという話です。今のようにスマホでLINEをしている訳ではなく、ガラケーでメールをしている2人の話です。
懐かしいと思う方もいるのではないでしょうか?
ある日の事だった。
悠太は薫にメールを送る。
「なーなー、今時間ある?電話したいんやけど」
ケータイを閉じると
「You've Got Mail.」
という着信音で携帯にメールが来たことを知らす。
「ごめん、今家族と一緒だからメールで送ってくれない?」
意を決してメールを送る。
「俺、お前のことが好きです。付き合ってください。」
その後すぐはメールが帰って来なかった。
悠太はなんどもメッセージ取り合わせをする。
左上にiモードのマークが出できた。
息を飲む悠太
返信には
「ごめんちょっと手伝いしてた。うちでいいんだったら…いいよ。」
ベッドの上でガッツポーズをする悠太。