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05話 公衆の面前で友情を叫ぶ美少女

 ボロン(びよょょょょおぉぉぉん)、ボロン(びよょょょょおぉぉん)、ボロン(びよょぉぉおぉぉぉん)


 うーん、同じ音を作るのって難しいな……。指先のほんの微かな感覚の違いや、糸を抑えるミリ単位の差で音が変わってくる。



 稽古教室からあのかさばるお筝をダンボールでカモフラージュしてマンションに運び込んだ俺は、体験教室で弾いたときの指の感覚が抜ける前に急いで練習を再開した。“紫藤広樹”時代の母親に口酸っぱくして言われた楽器を練習するコツを必死で思い出し、のめり込む。


 人間の頭ってのは“繰り返し”に弱い。集中力が続く45分間の間に全力で練習し、その後全く別のことをやり、しばらくしてまた練習を再開する。すると面白いほど練習したことが身に付くのだ。


 それに別にわざわざ45分きっちりと練習しなくたっていい。

 例えば、この体になってからの俺の日課である中学1・2・3年の教科書の復習という名の予習をやり、その休憩時間に存分に筝を弾く。そして“繰り返し”以上に、人間は“苦痛からの快楽”への転換の瞬間にスポンジみたいに知識、経験を吸収する。嫌いな勉強で疲れた心身を自分の奏でるお筝の美しい音色で癒し、そんな自分の愛莉珠としての姿を姿見で見ながらウットリするのだ。


 もうマジで天国。



 ちなみに今は普通にネットとかで上手な人の音や演奏の微細なコツを動画で見れるので、俺はパソコン画面をお筝の側の床に置いてプロの手本をガン見ガン聴しながら練習している。


 ……やってみてわかったけど、凄い賞とか貰ってるご年配の方々の奏でる音ってマジで意味わかんねぇレベルだから。おまけに弾いている姿勢や手の表情とか、まるで手で舞でも踊ってるかように美しいんだよ。


 まさに芸術。



 ってなわけで非常に充実した一日を送った俺は、習う許可と金をくれたパパンに感謝を込めてその日の晩飯のハンバーグをパパンの分も作り置きしてから帰りを待った。



 ……まあ、結局それらは全部俺の翌朝の朝食と昼の弁当になったわけだけど。

 むなしい。






 あと地味にこの体だと朝から肉は腹にキツい。

 消化剤飲まなきゃ。








 身嗜みを整えた後、始業チャイムまでの30分前に着くギリギリの時間までお筝を弾いてから家を出る。頭の中で“さくらさくら”が反復横飛びしている状態で、満員の電車に乗り込んだ。通学時間も無駄にするつもりはない。何故なら何が何でも有限実行、大至急俺のお筝スキルを“嗜み”レベルまで引き上げなくてはならないのだ。

 イアフォンから流れるのはお筝の基本技の余韻操作スキルや糸を弾く爪スキルの音をただひたすらリピートする音声ファイルだ。


 (この音を一瞬だけ“ぴよぉぉ→ぉ↓ぉぉ→ん”って歪ませてるのは“突き色”で……弾いた糸を一度左手の指で突くように下へ押し込むから“突き”色って名前がついてて…………)


 そんな風に音声ファイルの音と、家で練習したスキルで出した音の記憶と比較しながら正しい音を耳に叩き込む。ピアノのような鍵盤がある楽器とは違い、直接指で音の質を操作するお筝はそれっぽい音を出せるようになるところから始まるからな。

 イメトレと耳で覚えることは大事だと思うぜ。




 没頭し過ぎて、思わず乗り過ごしそうになった学校の最寄り駅で降りて改札口を出る。

 すると学校に向かう途中の少し人気の少ない通りに入ったところで、突然後ろからポンポンと肩を叩かれた。


 ちっ誰だよ、これから音の暗記を再開するところだったのに。

 そう内心悪態をつきながら、お淑やかスマイルを顔にへばり付けて後ろを振り向いた。



 ……2年の青色ネクタイを着けた、見たことが無い野郎がそこに居た。


 いや、マジで誰だよ!?



「おはよう、君が姫宮さん?へぇ~マジで可愛いね」



 うわ、もうくっそウゼぇぇぇ!登校中にナンパかよ!お前みたいなクソエロガキ相手にしてる暇なんて俺にはねぇんだよ!こっちは一日も早く自己紹介で見栄張ったお筝スキルを身に着けないといけねぇんだからよ!


 ……自業自得?完璧美少女になるには明日以降のことなんて考えてる余裕ねぇから!



 はぁ~演技すっか……



「……おはようございます、先輩。申し訳ございません、どこかでお会いしましたでしょうか?」


「うわぁ声まで可愛いとか、アイツが騒ぐだけあるな」



 アイツって誰だよ。

 つかてめぇ、“愛莉珠が声まで可愛い”なんてンな“海は広い”みたいなあたりまえな感想言ってる暇あったらさっさと本題に移れや殺すぞ、あ゛?


 ……なんて荒ぶる内心はもちろんおくびにも出さず、困った風に眉をハの字にして少し小首をかしげるパーフェクト美少女。



「いや、これはヤバい。マジで可愛い……」



 顔を赤くしながら目の前のスーパー清楚なパーフェクトメインヒロインをガン見する中二男子。


 そんなヤツの照れた顔に、俺の優れた脳細胞がティンと輝く。閃いたのは昨日貰った1年の新入生生徒の顔写真一覧と、録音したクラスメイトたちの自己紹介だ。

 早速昨日のボイスレコーダーが役に立ったぜ。


 目の前の男、その照れ顔、昨日教室にいたクラスメイトの一人の面影がある。同じ桜台中学に通う2年の兄が居ると言っていた、小柄な可愛い系の女の子。目の前の男がつけているのは青いネクタイ。

 となると……



「……もしかして、そのお話の方は1年4組の宮沢夏美さんのことですか?」


「っあ、あれ、わかっちゃうの?俺、妹とそんなに似てる?」



 やっぱクラスメイトのあの子の兄だったか。兄妹って男女でも似るんだな。



「ええ、なんとなく宮沢さんの面影がふと感じられましたから。確か昨日の自己紹介でもお兄さんが居るとおっしゃられてましたので、もしや、と…………あ、申し送れました。私、姫宮愛莉珠と申します。宮沢さんのお兄さんにお会いできて光栄です」


「え、あ、う、うん。こちらこそ……っあ、俺は宮沢勇気。よろしくね」



 “妹が一年間、お世話になります”と照れくさそうにしながら俺に頭を下げてくる。なんとなくそこに彼の家族に対する愛情を感じて、少し胸が温かくなった。


 ……昨夜、愛莉珠パパンとの手作りディナー(ハンバーグ)が叶わなかったからヘンに感化されちまったのか、俺……?


 ただのウザいナンパだと思ってた目の前の少年に対する警戒心と嫌悪感が緩む。

 何だ、いいヤツそうじゃねぇか。



 よし、パーフェクトヒロインとしてクラスメイトの宮沢妹と仲良くなるきっかけにコイツを利用しよう!女子と仲良くなるのってホントムズいんだよ。野郎の兄から攻めた方がまだ早い。


 ここは俺のぼっち化を嫌がる心理を、言葉遣いと表現と愛莉珠ちゃん12歳の幼い美貌で、女の子らしい悩みっぽい感じに昇華させて……



「いいえ、こちらこそ。妹さんにお世話になります」



 挨拶を返して俺と宮沢ブラザーで二人連れ立って通学路を進む。



「お兄さんは妹さんとは親しいのですか?」


「っぅえッお、お兄さん!?っあ、いや、えーと、うーん、特別親しいってわけではないかな。普通の兄妹だと思うよ。何で?」



 あ、やべ“お兄さん”なんて某近親相愛ラノベのラブリーマイエンジェルさんみたいだ。響きが何かいやらしい、やめよう。


 これ以上宮沢ブラザーに美少女オーラ振りまいたらマジで惚れられてしまいそうだし。



「いえ、その、宮沢さんとはクラスメイトですし……何か妹さんとお話出来るきっかけがあれば、お友達になれるかもしれないと思いまして……」


「……ぁ、へ、へえ~。でも別にそんなこと気にしなくても、普通に話したら姫宮さんならすぐにアイツと仲良くなれると思うけどね」


「……その、実は私、自己紹介のときに随分とヘンなことを言ってしまったようで……あの後、他のクラスメイトの皆さんに遠巻きにされてしまいまして……中々皆さんの会話の輪に入り辛く……」



 ……なんだろうこれ。すげぇ恥ずかしい。

 言ってること全部、事実ではあるんだよ?でも二次元ヒロインたちがこういう謙虚ってか自信無さげなこと言う分には萌えるんだけど、中身男の俺がこんなこと言いながら演技してるなんてさ。

 なんかすげぇ死にたくなるんだけど……


 いや、でも中身男だからこそ女子と友達になれる何らかのきっかけを欲しがるのは別におかしくないよな?そうだよな!?そうだと言ってよ、バーニィ!



 そんなふうに様々な葛藤で悶絶する俺に、鼻息荒くマジな目を向けてくる顔面トマトな宮沢ブラザー。おいおいマジで俺に恋すんなよ!?

 俺には俺が居るんだから!


 あ、紫藤広樹ね?俺の本体の方。




「あっあの、姫宮さん!もし良かったら、俺─────」




 ソワソワしながらヤツが何かを俺に言いかけたその時─────





『くぅおんのおおおおバカアニキィィ!!なに姫宮さんナンパしてんのマジ最低!変態!死ね!』



 突然甲高い女の子の声が響き渡った。ボイスレコーダーで何度か聴いたことのある声だ。


 桜台中学のワインレッドの女子制服を着た少女が猛ダッシュでこちらに接近し、宮沢ブラザーの頭を鷲掴みにする。

 胸元には俺と同じ黄色のリボンが揺れている。

 残念ながらその下の胸はまだ揺れないようだ。


 宮沢ブラザーとよく似た顔をしている少女、入学式とクラス写真で見た宮沢夏美だ。こうしてみるとやはり兄妹だな。



「あのっ、ごめんなさい!姫宮さん、こんなヤツ近寄ってきたらぶん殴っていいですから!通報していいですから!いやホント、ウチのバカアニキがご迷惑お掛けして……あの、ホント……」



 おいまて、やめろ!

 こんなの傍から見たらまるで俺がお前らに天下の往来で無理やり頭を下げさせてるDQNみたいじゃねーか!俺はパーフェクト清楚系正等派ヒロインになるために周囲の粘りつくような視線に耐え、必死にお筝を習い、死にたくなるような演技を頑張ってるんだ!

 俺の努力の結晶であるこのイメージを勝手に壊してんじゃねぇよ殺すぞ!


 とにかく女を黙らせるために美少女スマイルでお茶を濁す。



「いいえ、ご迷惑をお掛けしていたのは私の方ですよ。お兄さんとは宮沢さんのことをお話していたところでしたので」


「へっ、あ、あたしのことですか?」


「ええ、“妹をよろしく”と頼まれました」


「い、いやあの、姫宮さん?俺のはその、社交辞令って言うかその、ええと……」



 キョトンとする妹と、あたふたする兄。いいコンビじゃないか、宮沢兄妹。


 俺は前もこの世界でも一人っ子だけど、兄弟ってやっぱ良いモンなんかね?



「うわぁ……こんな時だけ兄貴面してカッコつけて、恥ずかしいわ。どーせ妹立てて姫宮さんの興味引きたかっただけでしょ」


「ちっ、ちげぇし!大体お前も昨日あんなにはしゃいでたクセに本人を前にした途端慣れない敬語なんて使って─────」


「わー!わー!なっ何言ってんのこのアホアニキ!違うから!姫宮さんこれは違うの!っあ、じゃなくて、あの、違うんです!」



 いや、お前ら兄弟が俺のこと好き過ぎるのは十分わかったから。流石にそんなに好意を向けられると、ね?

 照れくさいじゃん?


 しかし俺と話す時やはり同級生は敬語がデフォなのかね?みっちゃんも最初は随分とへりくだった感じだったし。

 美少女って普通に生きるのある意味すげぇ大変なんだな。



「ふふっ。いいえ、気にしてませんよ。それより同学年なのですから私に敬語は結構です。そんなに緊張されるほど大層な人間じゃありませんもの、私」


「えっ、い、いやぁ……姫宮さんはなんかこう、美人でオーラ的に?あたしたちとは人と言うか女としての格が違うと言うか……」


「美人、オーラ……ですか?」



 キョトンと、さも自分が美人であることを考えたことすらない風に首を傾げる。

 そして極め着けに自分の体をぺたぺたと触れる!天然なその愛らしい仕草に通行人は目が離せない!



 ……何かもうこの自己評価低い系女子の演技疲れるわ。次回から適当に曖昧に笑って逃げよう。



 よし、俺は“自分がモテることは理解しているけど、内心あまり納得はしていない系女子”になろう!これなら謙虚だけどそこまで嫌味ではない感じがする。

 多分。




「まあ、姫宮さん美人だからな……」


「アニキ顔真っ赤……変態」


「ばっ、ち、ちげぇし!」



 俺は兄妹の痴話喧嘩に早速、曖昧に苦笑いして場をつなぐ。



「ま、まあその。ただ多分あたし以外の子たちもみんな姫宮さんには敬語で話さなきゃいけない空気感じてると思います……」


「なっ、何ですかそれ……!?」



 うげぇ、やっぱそんな空気出来てんのかよ……。スーパー美少女化のためには交友関係が広いほうが正統派ヒロインっぽいんだけど、最初に飛ばしすぎて完全に遠目から憧れる高嶺の花キャラになってしまった。

 土台を浅い交友関係で固める前にそんなキャラ付いてしまったら、正統派じゃなくて孤高のぼっち系ヒロインになってしまう。



 あれ?でも……



「いやまぁ……なので、その、いきなり姫宮さんに敬語を止めると逆にその子がクラスから浮いちゃったり……」


「そんな……」



 そう言って切なそうにしょんぼりしながら、俺は内心で別のことを考えていた。


 女子の友情はよく知らんが、男子の友情って大体めっちゃ仲のいいヤツが3、4人居て、残りは全然話をしないか、ちょっと絡んだりする程度ってのが多い。全員と均等に仲が良い八方美人タイプも居るっちゃ居るが、正直俺には無理だ。


 ならもう最初から開き直って俺もみっちゃん+数人の友達が居れば、後は放置でよくね?


 大体この体になってから考えることやることが多すぎて、自分のパーフェクトヒロイン像と現実のギャップの調整まで手が回ってねぇ。

 そもそも初日にみっちゃん、翌日に宮沢って立て続けに出会いがあるのだ。一期一会を大切にしていれば、気付いたら友達も増えてるだろ。


 あとは、目の前のコイツを逃がさなければ……



 俺は表情の切なさアップで宮沢妹の同情を誘う。


「そんな……皆さんと仲良くなりたかったのに……」


「あっ、あっ、そんなしょんぼりしないで姫宮さん!可愛いから……っじゃなくて!ほら、敬語!止めたから!だ、だから、ね?元気だして?」


「宮沢さん……」



 よーしよしよし食いついたか!やっぱかわいいは正義だな。後は“友達になってください”って頼めばいい。

 行くぜ!



「あの、宮沢さん!」


 あ、やべ勢い余って大声だしちった……


「はっはい!何でしょう!あ、じゃなくて、えと、うん、何かな?姫宮さん」


「は、はい。あの……」



 あ、あれ?

 何かこれめっちゃ恥ずくね?

 つかこの体!感情が昂るとすぐ顔とか耳とか熱くなるんですけど!

 何なんだよ一体、友達ってこんなに作るのムズかったっけ?

 告白かよ!



 そんな風に俺が悶えていると、



「……姫宮さん、大丈夫。ナツはああ見えて良い子だから、すぐ仲良くなれるって」



 宮沢ブラザーが俺を励ましてくれた。



 ブラザー……いや、お兄さん!……いや、勇気、ブレイヴ先輩!!


 ブレイヴ先輩の勇気で俺……俺言ってやるっす!










「宮沢さん、その、わ、私と……お友達になって、くれません……か?」







 その瞬間、世界が停止した。










『ごはぁぁぁっ!!!』



 突然周囲一帯から男女の野太い悲鳴が聞こえた


 な、何だ?ってやっべ!桜台の生徒も居る!

 通学路だしあたりまえなんだけど!


 まさかコイツら全員さっきの俺の告白紛いな友達なりましょ発言聞いてたのか!?

 い、いや、まさかな!そんな事はねぇ!そうだ!そうに決まってる!



 縋るように宮沢兄妹を見る。二人は茹蛸みたいな顔だった。



「ひっ、ひっ、ひっ……」



 うわ、こっちはこっちで何か怖ぇんだけど!つかひっひっひっって何笑ってんだよ殺すぞ!

 嘘ですごめんなさい助けてください!



「ひっ」


「あの……、ひ?」


「ひっ姫宮さんンンンめっちゃかわいいいいいいいい」


「っああっ!?」



 一瞬で宮沢妹に距離を詰められ突進するように抱きしめられた。何か昨日も似たようなことあったけど、今回は“きゃっ”なんて声上げてる暇は無かった。辛うじて“ぐへぇ”を避けれたのは日頃の発声練習の成果だろう。

 まだ5日目だけど。



「んすうぅぅぅぅ……はあ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ……姫宮さん椿の花の香りがするぅぅぅ」


「あ、あの、宮沢さん!?にっ、においを嗅がないでいただけると、その……」



 うわ何だコイツ、レズだったのか!?

 やべぇ、友達候補が一転して超危険人物じゃねぇか!初日が脅迫のみっちゃんで翌日がレズの宮沢妹とか、俺の出会いは一体どうなってんだ、おい!?



「っハッ!お、おいナツ!姫宮さん!公衆の面前だから!」



 意識を吹き返した宮沢ブラザー、いやブレイヴ先輩が周囲の阿鼻叫喚を見て、慌てて俺とレズの背中を押しながら校舎内に逃げ込むように誘導してくれた。

 流石だぜ先輩!




 まあ逃げ込むっつっても、ココ、さっきの見物人が通う中学なんだけどな!





 マジでこれから学校どうしよう……


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