人物紹介(ちょちょいネタバレ)
〔主要キャラクター〕
【紫藤 広樹】しとう ひろき
主人公。
メロメロだった超絶美少女な恋人である【姫宮愛莉珠】がとんだビッチだったと知り、口論になった末、なろう小説特有の謎現象で5年前の彼女の身体に憑依してしまった。
裏切られた恨みと個人の趣味で、恋人を自分好みのパーフェクトヒロイン系美少女に育てようと画策する。
ノベルゲームが趣味だったが恋人の意向でソフトを全て破棄させられたことがある。
好みは悲恋系ルートがあるストーリー重視なモノ(ユーステ○ア、シュ○ゲ等)
両親が大学教授とピアノ教師なインテリ家庭。
親の教育の甲斐もあり、外見に似合わず意外と成績がいい。
彼女曰く“エッチが下手”。
作中ではほとんどのシーンで恋人の【姫宮愛莉珠】の過去の身体に乗り移っているため、本体は出番が少なくある意味不憫なキャラクター。
[外見]
茶髪のショートヘアーをオールバックにし、鷲鼻で彫りが深く、左目に小学時代の美人教師にチャーミングだと言われた泣き黒子がある。
縄文人顔で色黒。
スタイルは筋肉質なスポーツマン体型で、よく美術部の女子にセミヌードの被写体にならないかと誘われるほどの美丈夫。
伸長は180cmぐらい。
[性格]
ややクズよりの普通。
小学校時代はマジ物のクズで、イケメン正義を心情にしていた問題児だった。
恥ずかしがり屋な本性を隠すために見栄を張りたがり、ムダにプライドが高い一般的未成年男子。
だが【姫宮愛莉珠】と出会いガチ惚れしてからは、プライドを捨て彼女のために生きると本人に誓い、見事地雷女を落とすことに成功する。
中学時代はその見栄っ張りな性格が仇となり、その闘病生活を思い出すたびに悶え苦しむほどの病に侵されていた。
(以下ちょっとネタバレ)
作中では恋人がビッチであることを知った上、彼女の5年前の肉体に乗り移ってしまった。
そのため裏切られたショックと、超常現象を経験している無自覚なショックで、無意識のうちに心が磨耗し始める。
その結果、従来のナルシスティック(自己愛性PDの方)気味な本性が全面に出ており、【姫宮愛莉珠】という“完璧なヒロイン”な自分に執着するようになる。
[特技]
・テニス(硬式テニス部)
・ピアノ(母親がピアノ教師)
[モデル]
エロ漫画とかによくいるヒロインをNTRりそうなDQN系イケメンな竿役だけど逆に彼女に浮気された口ほどにも無いクソザコDK。
外見だけなら、“!?”の鳴神秀人くんと進撃のライナーくんを足して2で割って日焼けさせた感じ。
でも描いているウチにふぁてUBWのアーチャーにも似てきたので、そっちの方がイメージしやすい人はそれで。
***
【姫宮愛莉珠】ひめみや ありす
メインヒロイン(後に主人公in)。
ノベルゲームの清楚系正統派メインヒロインのような外見をした超絶美少女。
だがビッチである。
同級生に三股をしていたのを恋人の【紫藤広樹】に悟られ、あげく学校の屋上で浮気相手にも見捨てられて階段へ逃亡するも誤って転倒する。
その時助けてようとしてくれたクソザコと共に落下して、例のアレでああなった。
なお正しい時間軸の彼女がどうなったのかは作者も知らない(考えてない)。
[外見]
セミロングの黒髪に、逆さ卵型の細めの顔。
大きなツリ目、形のいい高めの鼻、小さい桜色のふっくらとした唇に透き通るような白い肌と、美少女要素の塊。
スタイルは華奢なアイドル体型にバスト90cm台前半の巨乳持ち。
伸長は160~165cmのどっか。
[性格]
ビッチ、虚言癖持ち、我侭、甘えんぼ、寂しがりや。
実は恋人としてパートナーとの円満な恋人関係を維持できるだけの性根の優しさや相手への思いやりも人前以上に持っている愛情深い“理想的な女”なのだが、“一途ではない”時点で全てが台無し。
(以下ネタバレというか、読むと少し物語に深みが出てくれそうな脳内設定)
家庭に深刻な問題を抱え、愛情不足から人の優しさを神聖視する傾向があり、一度味方とみなした相手には極度に執着してなにかしらの強いつながりを持ちたがる演技性PD障害者。
主人公の【紫藤広樹】はクソザコなので気付かなかったが、彼女のビッチっぷりは単純に誰彼構わず性的快楽を求めてしまうからでは無く、同姓異性問わず何かしら自分と相手とのつながりを確固たるモノにして裏切られることを回避しようとする心理を根本にしている。
そのため自分の優れた容姿を利用した、男性との“肉体関係”というかなり強い肉体的かつ社会的なつながりを持つことで心の安定を図っていた。
それらは突発的な発作のようなモノで、部活にバイトと何かと彼女から目を離すことの多かったクソザコに不安を覚え、たまたま優しくしてもらった同級生の男子に足りない愛を補ってもらっていた。
彼女をここまで歪ませた原因である人間は3人いる。
一人は父親、一人は母親、そして最後の一人は彼女の青嵐学園高等科編入の原因でもある、とある先輩男子。
[特技]
・ピアノ(【紫藤広樹】との馴れ初め)
・男を自慢の美貌と天然気味な媚びすぎない上品なアピールで落とすこと
・勉強全般
[モデル]
NTRモノのエロゲの清楚系のメインヒロインが、もし不倫女子化に快楽落ち以外の過程があったと仮定した場合に(二次元コンテンツ的に)ありえそうな人物像。
外見だけなら、家庭問題的にもefの雨宮優子さんをイメージしてたつもりだったんだけど、あのビジュアルを今風の画風にアレンジしようと描いてる内に「あれこれどっかで見たことあるぞ」とスクランの塚本八雲ちゃんとか、はがないの三日月夜空さんとか、思いついたそれっぽいキャラを片っ端から調べて行ったら、見つかったわ。
これ俺ガイルの雪ノ下雪乃です……
あまりにそっくりだったので、3話切りしてた録画見直してノベルまでハマりました。八幡くんがヒロインなんですよね?
あ、もうモデルは雪ノ下姉妹の外面の良い方の春乃さんってことにします。姉さん万歳かわいいヤッター!
妹?胸が足りn
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【小西美奈】こにし みな
ヒロインの一人で主人公のご近所さんな幼馴染。
通称みっちゃん。
リアルの幼馴染ってぶっちゃけ居たとしてもこんなもんだよねっていう感じの普通女子。
なおキレると親しさゆえに遠慮が無く、形振り構わず報復する恐ろしい一面も。
小学時代によく主人公に意地悪されており、幼馴染として彼を慕う反面、かなり軽蔑するときもある。
中学時代にいじめを受けており、その余波で片思いだった同級生の男の子に誤解され嫌われてしまった悲しい思い出がある。
なおいじめの実態と振られた経緯を知らなかったクソザコ主人公に初失恋を爆笑され、ヤツを社会的に抹殺するために色々と弱みを握り、最終的には土下座で許してあげた。
作中では【姫宮愛莉珠】(主人公in)と無二の親友になり共に中学時代を謳歌する。
彼女の完璧超人っぷりに感化され現実より非常に頼り甲斐のある性格になり、この世界の【紫藤広樹】の下卑た視線から親友を守ろうと現実の自分以上に強くなった。
なお愛莉珠に対する行動の端々に無自覚な微百合的空気を漂わせており、本人に若干警戒されてしまっている。
[外見]
糸目にショートカットな、極めて魅力に乏しい顔。
作中ではまだコンタクトをしていないため、さらにメガネが加わりパーフェクト裳女になった。
発育(乳尻太股)も悪く、伸長以外小学生時代から何一つ変わらなかった不憫ちゃん。
伸長は四捨五入で160cmと普通。
[性格]
幼少期は天真爛漫だったが、女子中学生社会の洗礼を受けて若干卑屈でふてぶてしくなる。
決して表には(特にグチれば必ずネタにしてくるクソザコの前では)出さないが、断崖絶壁な寸同体型と糸目がコンプレックス。
主人公のことは男として軽蔑している反面、腐れ縁から好いたり嫌ったりその時々において態度を変える。
気分がいいときは母親のように優しくしてやったり、ムカついた時はガン無視や恫喝、時には脅迫までする。
(以下ちょっとネタバレ)
作中ではパーフェクト美少女な【姫宮愛莉珠】(主人公in)が親友として側にいるため、完全なる諦めの境地に達して逆にコンプレックスが解消される結果になった。
普通の少女なら、“美人な親友は自分のことを引き立て役として側に置いてるのでは”と疑心暗鬼になったりするものだが、彼女はむしろ“ただの引き立て役以上に彼女の力になろう”と行動し、また【姫宮愛莉珠】(主人公in)がクソザコらしからぬナイスフォロー(偶然)を連発したため友情の危機が回避されている。
そのおかげで現実より随分と面倒見のいい護衛騎士のような性格になった。
[特技]
・勉強全般(顔がダメなら中身だ!とかなり熱心に勉強している)
・ピアノ(ご近所付き合いの一環で主人公の母親に習っていた)
[モデル]
とにかく、“一番身近に居そうなタイプの女の子”。
こういう子が案外一番可愛く見えたりするよね!
外見だけなら男子高校生の日常のヤナギンと咲-Saki-の文堂星夏さんを足してそれぞれの特徴を強調させた感じ。
(他キャラは後ほど)