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カミサマが助けてくれないので復讐します  作者: つくたん
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地図、設定その他

<用語集>


【武具】

魔法を発現させるために使用されているもの。装置と動力の装置の側。どんなものでも銀の装飾品、あるいはそれを模したもののかたちを取る。なおただの装飾品との見分けは不可。

魔法を起動するための魔術式が込められた魔銀でできていて、これに魔力を流し込むことで魔法を発動させる。炎や氷を生み出すといった典型的な「魔法」から、剣や弓などの武器に変じるもの、人ならざるものを召喚し使役するもの、時間や空間に干渉するものの4つに大分される。

低級のものは日常の便利用品程度の感覚で使われる。


【魔力】

魔法を発現させるために使用されているエネルギー。装置と動力の動力の側。武具に魔力を流し込むことで魔法が発動する。個人によって波長や属性に違いがあり、武具と魔力の波長が一致していないと武具は満足に発動できない。


【パンデモニウム】

"万魔殿"を意味する魔術師団。世界を支配しようと各地で略奪や破壊を繰り返す。最終目標は"破壊神"を作り上げそれでもって世界を牛耳ること。平たく言うと悪者。

鳥の骨格を模した黒い紋章がトレードマーク。団内は強さによって階級分けがされる。


【亜人】

ひとの形をした、人間ホモ・サピエンスではないもの。外見や文化、言語その他諸々が異なる。

現実世界の人種の違い程度の軽い差異から、まるっきり何もかも違う場合、半ば化物に足を突っ込んでいるレベルまでと色々な種族がいる。

魔に優れたビルスキールニル族、精霊を敬愛する尖った耳のアレイヴ族、ドラヴァキア山を聖地とする角を持つ竜族、知を敬愛する小人のスルタン族、武芸に優れた放浪の民ベルベニ族、鍛冶の民キロ族、砂海の王シャフダスルヴ族が主な亜人。


【世界】

挿絵(By みてみん)

(クリックして別サイトに、そこからクリックでおっきくなるよ!)


挿絵(By みてみん)

(inkarnate様にて作成)


主なロケーションのだいたいの位置関係を把握してもらえればいいかなーくらいのざっくりとした世界地図。

見にくかったらゴメンネ!!


東のディーテ大陸、西のベルミア大陸、北のシャロー大陸、そしていくつかの島からなる。

上図ではかなり省略したが大陸間の距離は遠い。移動手段は徒歩、船、馬車、もしくは転移武具による移動。


【ディーテ大陸】

国としてのまとまりを持たず、地方に都市が乱立する。都市=国というくらい統治が違う。都市の外は開墾ままならない辺境。以前は大開墾していたがパンデモニウムの出現によりその動きもなくなった。

亜人が多く、人種と文化が複雑に入り交じる。文化の差異による衝突も激しい。

縄張り意識が強く反骨精神に満ちて血の気が多い気風。


■フィントリランド

バーシアという女が統治する。ワインや酒類の酒造が盛んで、それにともなって、つまみとなるチーズや干し肉のための畜産、農業が発展した都市。畜産、農業とあれもこれも手を出して大開墾し、近隣の都市や村を飲み込んだ結果フィントリランドという国となった。


■ゴルグ

武具の職人が集まる機工都市。フェデク河からほど近い鉱山から良質の銀が取れる。これを魔銀に加工し武具とする。ゴルグ産のものは金で装飾したり、彫刻が細かいという特徴がある。


■エルジュ

他のふたつの大陸に面していることで発展した貿易都市。交易船や旅行船など様々な船が集まる物流の要。

ものが集まり人が集まって形成された都市国家。建て増しを繰り返した結果複雑に道が入り組む街となったため、各地にガイドが立っている。


■ドラヴァキア山脈

フェデク河の南に位置する山脈。麓にパンデモニウムの砦がある。緑は少なく、荒涼とした剥き出しの山肌。大昔は広い平原で、ここを住処と定めた巨竜が寝転がり山となったという伝承がある。

ここを聖地とする竜族が住まう。斜面や崖に家が建ち、それらを梯子や木の橋でつないで集落を形成している。


■ミーニンガルド

海に面した平原にある都市。少し遠出すればフイナス河にたどり着く。このあたりは様々な歌と踊りが伝えられていてベルベニ族の発祥の地ではないかと言われている。

その歌と踊りに誘われてか、女がやたら多く女性の地位が高い。働き手のほとんどは女。為政者も女性。

ナルド海を守護する番の海竜の雄、ナルド・リヴァイアが近海に棲むため近辺の海は常に荒れている。


■クロークヘイズ

背後を山に囲まれた漁業都市。徒歩で山を越えるルートと船で浜に着岸するルートが主な道。

切り立った崖から海に飛び込み銛で魚を捕ることが成人の儀式。


【ベルミア大陸】

昔から続く4つの家が領土を四分し統治する。互いはほぼ不干渉の関係で、貿易もなければ戦争もない。そのため領土が変動することはあまりない。

身内だけで内にこもる気風で、亜人が少ない。亜人が少ないので亜人に対する偏見や差別が蔓延している。


■シヴァルス国

首都はカプリコルダ。天気が良ければ湾岸からクレイラ島が見える。

日の出が美しいということから美術や芸術に秀でる。


■ベルズクリエ国

首都はブレシック。別名"日の入りの街"。4つの家の中では比較的外に開かれており、貿易も盛ん。

スペンシーベルトという武具の名産地や前人未到の山ヒリディヴィなどもある。


■アルフェンド国

首都はカーリダイン。ナルド海とギニザス川に囲まれている。水産と木工業が盛んでヴィリア国との国境にあるビフレスト大橋に市場を設けている。モロウ湿地などもある。

ナルド海を守護する番の海竜の雌、ナルド・レヴィアが近海に生息している。海は比較的穏やかで航行も容易だが貿易船は行き来せず、あるのは水産業のための漁船ばかり。


■ヴィ・ピーク

ヴィリア国首都。4国の中では一番物資に乏しい。土地も痩せているので農業、畜産は絶望的。頼りはビフレスト大橋の市場から輸入する木材による工業。他国に逃げる住民がいないよう国境は非常に厳重。


【シャロー大陸】

完全にパンデモニウムの支配下に置かれている。が元々住民がほぼおらず、国や都市がない。唯一ある街はパンデモニウムかぶれの無法者の巣窟。大陸全土が極寒の地。


■パンデモニウム本拠地

ヴィーグリーズ山をくり抜いて作った城。巨大な10階建ての塔。


■ゲヘナ

"地獄"の名を持つ街。パンデモニウムの傘下のならずものたちが寄り合って作った。無法地帯だが悪人なりの秩序はある。


【その他】


■ラピス諸島

世界最大かつ最高の武具の産地。この地で作られるものは装飾は少なく、シンプルなものが多い。

武具を新生し授ける"アブマイリ"の祭りが年に1度行われる。


■キロ島

キロ族が住む島。比較的寒い。少し変わった能力の武具が作られる産地。

一度パンデモニウムの支配下に置かれたが領主の働きで自治を復活。以降微妙な関係を続けている。


■ビルスキールニル島

"不滅の島"と呼ばれる。武具というものの発祥の地。ここからラピス諸島に制作法が伝授され広まった。


■ミリアム諸島

アレイヴ族が住む島。ほぼ森。本島は一番小さな島で、アレイヴ族もそこに集中している。

リシタという集落を中心に大小様々な集落が各島に散らばる。


■クレイラ島

島全体が砂漠に覆われ、砂しかない島。砂漠の砂は非常に細かく、風に吹かれて波打つ様が"砂海"と呼ばれる。

独自の言語を持つシャフダスルヴ族がこの炎砂の島を統べる。

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