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0044 名前
今日も目標を屠っていたら、どこか遠くの方に声がした。
「味方が分からないなら。」
気にしないで屠る。
アサルトマシンガンが火を吹いた。
一端掃除すると、優夏の母に向き直った。
優夏の母の名前は雷人には秘密である。
「お母様。」
母は何事もなかったかのようにさっていった。
優夏も優夏の母の名前は言うなと言われている。
皆甘麻雷人は結構、秘密を強いられていた。
朝倉家で雷人は優夏以外の名前を知らない。
優夏の護衛だ。分かっている。以前の奔放さでは、朝倉家の門はくぐれない。
雷人は朝倉家で自分をセーブすることを考えさせられた。
起きた。
もう、朝だった。




