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0004 デート

優夏は飛び付いた。

「雷人!」

「まてまてまて。今腕くっつけたらしいから、痛てえんだよ。」

「取れるの?」

「取ろうとするな!」

ここは朝倉邸。


「私にまで銃を突きつけるとは、勇敢な方。」

くすくす笑う小女。

肉片や骨の粉塵が飛び散る中で。

「じいや、すぐ本国にもちかえるのです。」


「優夏。朝食は食べたか?」

「はい。お母様。」

朝倉千尋が優夏の自室に入っていった。

「どうやら、あなたの手利きはよかったようです。今後とも励みなさい。」

「はい。」

いなくなると、肩を丸めた。

時間は復習をし始めてから、50分後。

「はあ。」

命令とはいえ、雷人に傷をおわせてしまった。

「雷人、痛そうだったな。こんなことなら」

「何がこんなことなんだ?」

「着替え中にくんな!」

「どっかいくのか?いくぞ、マッハで着替えろ。」

「ついてくの?!」

「友達と一緒っていうから、離れてだ。」

優夏は着替え終わった。

「いこう。」


ソフトクリームを物つ手がわなわな震える。

「何でデートなのよ。男にしたの誰よ。」

「オレ。」

ソフトクリームを強奪した。

「ああ!」

雷人はソフトクリームをはむ。

「でさあ、静寂さん、今日の洋服センス抜群っすね。」

「あ、あのありがとう。皆亜麻くん。」

「これ、何のブランドだと思う?」

店舗を指して、実木アンナが言った。

「うん、知らない。」

「1個買ってあげようか?」

「うん。」

「あんなところにいりおもてキツツキが!」

「え?何?」

「何で絶滅鳥類?」

優夏が雷人にくってかかった。

「他の人からバンバン高い物もらわないように!」

「そんなご命令はないぞ。」

「ソフトクリーム服にくっつけるわよ。」

「わあ、朝倉さん、大胆。」

静寂さんに言われて、優夏が引いた。顔が青くなる。

「何こいつ。」

何か3:1になっているデート(一人がかっこイイので、デートに見える。

「はい。買ってみた。」

「白昼堂々、男のために買わないで!」

優夏の心の悲鳴に実木は?でかわす。

「シャ○ル。」

優夏は全てをのりこえた。

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