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クレイジョーカー  作者: 時雨 英介
1プログラム 皆甘麻雷人の日常
26/58

0026 天国

何でも殺してた。

殺すことが自分の存在価値で、殺されるこそが終わりだ。

天国も地獄も転生も夢も知らない。

アンドロイドは夢を見ない。

じゃあ、何でも壊していいんだな?


「何処に行く!何してるんだ!早く壊せ!早く殺せ!」

トックで左腕貫通させ、ヘリ内に結び目を付けて、ヘリに入れ込んだ。優夏の一声で持ってた銃は全部没収した。

「君。分かってないようだけど、この世界は君が思っているより残酷だよ。日本は変わってしまった。少年兵を登用し、最終的にはサバイバルバトルで最後に残った1つを解体しながら研究するってさ。」

朝倉千尋は止まった。

「君自爆装置はついてないのよね。」

「………ついてねえよ。途中で取られた。」

「じゃあ、言うけど、この娘の護衛をしてくれないかな?」

「………。」

「それなら、公開処刑か研究所行きなんだけど、君に選択肢をあげよう。」

「………。」

「このまま、どこかに連れられて、生きるか。地獄で生きるか選んでください。」

「………地獄って何処?」


「あらあら、ごめんなさいね、皆さん。」

雷人は研究所のシステムを全部バグらせた。

「この世が殺戮まみれで、もう天国だ。はは。」

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