表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/18

0014 優夏が死んだら

「みあまらいと。私を追わないで。」

「そんなことはしていない。」

「みあまらいと。何をしている!」

「優夏をどこにやった!何で、こんなにいいんだ?!彼女を出せ!」


「うー、クヌーギー………。」

みあまらいと、皆亜麻雷人とつけたのはクヌーギーという、小さなウイルスだった。

朝倉家はこれをクレイジョーカーに植え付けた。

クレイジョーカーが3日後起こされると、皆亜麻雷人と名乗り、最後にこう言った。

「クヌーギーに侵略された朝倉優夏は何処なんだ?」

優夏を呼んできた親戚を優夏は退かせ、開口一番に言った。

「何故、こんな所に?意識があるのなら、外に出すものをです。」

「優夏。クヌーギーがいる。頭の中だ。鬱として。」

「クヌーギーって、何?」

「いや、オレもよくわからないけど、おまえの頭の中にクヌーギーがいる。取り方を覚えたから、ちょっとこっちきてくれ。」

優夏が雷人に近づくと、優夏は雷人を解放した。

「優夏!」

雷人は言った。

「じゃあ、オレ、いいや。おまえら嫌いだから、優夏のそばにいる。何か、優夏殺そうとしたら、ほどよく殺す。で、優夏がいいっていうまで死なないことにした。」

「おまえ、自分が何か分かっているのか?」

「うん。何か優夏がいいっていうまで、死なないことにした。じゃ、優夏がいなくなったら、何かどうでもいいや。」

とても危険だ。

皆が思った。

しかし、雷人が抵抗しないと誓ってしまった。

しょうがなかった。納得したのは、最後に優夏だけだった。


「と、いうわけさ。」

「クレイジョーカーって、何だ?!」

雷人は説明が苦手だった。

「じゃあ、ソフトのダウンロードは絶対できるんだよな。」

「うーん、まあね。想像で。」

「はあ!?アンドロイドが?!いいのか、おまえ。ここにいて。」

「優夏がいる間ね。後は自分で何とかするまで、自分鍛えるしかないね。骨の髄まで。優夏がいなくなったら、この世のストッパーがなくなる。」

ルナは驚愕の表情で見ていた。

「クレイジョーカー?!知らない。共有されてないことは本当です。」

「じゃあ、話戻るけど、何で兄さん経由で優夏と話せなくなったんだ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ