ドッとライジング!〜黄泉から吹く風〜
最終エピソード掲載日:2025/10/18
深夜0時53分。
高校一年の山下孝は、姉と狭い団地で寝床を分け合いながら、お気に入りの深夜ラジオ《ドッとライジング!》を欠かさず聴いていた。
笑いと下ネタで始まるその番組は、ある夜、地元・奥里坂町を題材にした《心霊特集》を放送する。
──“風の止まるトンネル”。
それを境に、録音ファイルから音が消え、放送そのものが失われる。
やがて町の風が止まり、人々の息づかいまでもが静まり始める。
そして、番組のパーソナリティ・掛水が消息を絶った。
異音の正体を確かめるため、孝たちは封鎖されたトンネルへ向かう。
そこで見たのは、風を封じるために埋められた僧と赤子の即身仏──
そして、笑いを媒介に「死者の息」を呼び戻そうとする掛水の残響だった。
風は命であり、声は記憶。
失われた放送の向こうで、誰かが今も囁いている。
──レッツ、ライジ〜ング。
◇◇◇◇◇
*登場人物・用語は第一章の後書きをご覧ください。
*この作品はカクヨムにも投稿しています。
高校一年の山下孝は、姉と狭い団地で寝床を分け合いながら、お気に入りの深夜ラジオ《ドッとライジング!》を欠かさず聴いていた。
笑いと下ネタで始まるその番組は、ある夜、地元・奥里坂町を題材にした《心霊特集》を放送する。
──“風の止まるトンネル”。
それを境に、録音ファイルから音が消え、放送そのものが失われる。
やがて町の風が止まり、人々の息づかいまでもが静まり始める。
そして、番組のパーソナリティ・掛水が消息を絶った。
異音の正体を確かめるため、孝たちは封鎖されたトンネルへ向かう。
そこで見たのは、風を封じるために埋められた僧と赤子の即身仏──
そして、笑いを媒介に「死者の息」を呼び戻そうとする掛水の残響だった。
風は命であり、声は記憶。
失われた放送の向こうで、誰かが今も囁いている。
──レッツ、ライジ〜ング。
◇◇◇◇◇
*登場人物・用語は第一章の後書きをご覧ください。
*この作品はカクヨムにも投稿しています。
第一章 ドッとライジング!
2025/10/18 16:21
(改)
第二章 未完のトンネル
2025/10/18 16:24
第三章 異音
2025/10/18 16:24
第四章 継ぎ目
2025/10/18 16:24
(改)
第五章 封鎖地点の下で
2025/10/18 16:24
第六章 封印の果て
2025/10/18 16:24
第七章 黄泉口
2025/10/18 16:25
(改)
第八章 終章・風の残響
2025/10/18 16:25
(改)