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第38話 〜 初仕事2?〜

加恋(カレン)が地下アイドルも逃走中のトフルギアに狙われている情報を伝えた所、3人が食い気味に加恋に詰め寄り即移動を要求してきた。


加恋は3人の変貌ように大きなため息を着いただけで何も言わずに予定を淡々と説明する。


「これから、京都皇安局に転移陣で移動、その後新幹線で名古屋まで移動します。今が19時だから30分後に出発でも名古屋に21時には現着が可能よ」


「よっし、今夜中に仕事を終わらせて味噌カツ食べて夜はライブだっ!お前ら気合い入れろっ!」


「「はいっ!」」


「あっ、千里也(セリヤ)さん?僕の分のチケットまだ手に入りますか?」


「うん?当日券が出るみたいだから大丈夫だろう?」


「はいっ!、お願いしますっ!」


千里也の気合い入れに裕と(イサム)は元気良く返事をして、勇はライブのチケットの入手が可能と知ると晴れやかな表情で鼻歌を歌いながら準備を始める。


準備といっても装備は空間収納(ストレージ)の中に入っているので、母親の詩織に仕事が伸びてあと2日帰らないことをメッセージアプリで連絡するだけだった。


▷▷▷

夜の繁華街をパーカーのフードを目深に被った男と野球帽にマスクをした数人の女性達が足早に進んでいく。


男達は時折周囲をキョロキョロと確認しては、なるべく暗やがりの路地を進み漸く名古屋城のある公園までたどり着いた。


「ちっ、あいつらのせいで人数が3人まで減ったじゃ無いかっ!! 仲間にするの東京に行ってからと思っていたが…明日ちょうど名古屋に来るみたい出し予定を早めるか。眷属化(なじむ)までに3日程かかるし急いだ方が良いだろう」


男はスマホを弄りながらブツブツと呟いているが、男の後ろにしたがっている女性達は一言も喋らず黙って立っていた。


「…良し。A美は俺と来い。今夜の宿泊先を探す…とは言え纏まっていた方が良いから…適当なラブホだな。B美は着替えを買いに行け、C美は食料を…力を使ったから肉がいい。酒は…今夜の所は我慢か…エナドリを多めに買って来い」


「「「承知しました、ご主人様」」」


A美、B美、C美と呼ばれた女性達は男からの支持を聞いたて、返事をした後方々に移動して行った。男もA美と呼んだ女性を伴い移動を開始する。


▷▷▷

勇達は新幹線を降り名古屋駅の改札口の広場まで移動をしてきた。21時と遅い時間だがまだまだ多くの人が駅を利用している。


「よーしっ!到着っ! さっさと片付けて明日に備えて寝るからなっ!」


「「はいっ!」」


「加恋?もう、目標の補足は終わっているんだろう?」


「えっ?ちょっと待ってもうすぐ京都皇安のメンバーが迎えにくるはず…あ、来たみたい」


加恋が見ている方向に視線を移すと2人の黒いスーツを来てサングラスをかけた男性が近づいて来ていた。


「こんばんは、東京皇安の第3課の方々ですね?お迎えに参りました、車までご案内します…」


現れた彼らは追い駆けっこをする番組のハンターの様な出立をしており、とても周囲から注目を浴びそうだが周囲にいる人々が気にしている様子がなかった。


『…?隠密スキルでも使っているのか?』


勇は周囲の人々の不自然までの様子に首を傾げながら警戒をする。


「恐れ入りますが、駅から出る時にはそれぞれ気配を消して行動をお願いします。目標の目が何処にあるかわかりません故に…」


京都皇安局の男達は周囲を見渡しながら常に警戒をしていた。勇達は指示にしたがい、駅の建物から出る瞬間に【隠密】のスキルを発動させて気配を消す。加恋だけは隠密の魔道具を使っていた。


名古屋駅のロータリーまで移動すると黒の大型バンが目の前に止まり扉が開く。京都皇安局の2人に促され大型バンに乗り込んだ。


扉が閉まるとゆっくりと大型バンは走り出したが、誰も口を開かないので沈黙が続く。10分ほど走った後、ホテルと思われる建物に到着し車を降りた。


無言のまま、あんないされるままに建物に入りエレベータで最上階まで移動した。そして長い廊下を歩き大きな扉の前で止まる。


黒スーツの男の1人が何かを中に伝えると数秒後に扉が開かれた。中に入ると東京の皇安局にいる白狐のお面をつけた十数人の人達が大きなダイニングテーブルの上でPCを並べて何かを調査していた。


「おお、よく来て下さいました。お久しぶりでございますなぁー神崎(カンザキ)殿、篠原(シノハラ)殿。あら、今日は刻野(トキノ)殿はいらっしゃらにどすか?」


「ちっ、お前が居るなら来なかったよ。それしてもお前と(スミ)が居てなんで失敗する?その方が不思議で仕方がない…」


黒い長髪を頭の上の方でポニーテルにした、水色の袴を履いた宮司さんの様な衣装を来た女性が千里也に穏やかな声で話しかける。


千里也は少し不機嫌な態度に代わり、部屋の中のソファーに座る男性を見ると不思議そうな表情で呟くのだった。

お読みいただきありがとうございます。

今作品は全て作者の妄想で出来ております。

現実の言葉、人物、団体、組織などなどは、一切関係がございません。ご了承の上お読み頂けますと幸いです。

更新は週3回を目標に更新します。

宜しくお願い致します

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