表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/5

勘違い

遅れてしまいすいません!次話投稿しました!

「…………誰?まさか、あの、少女……………?」


 突然上からとんでもない気配を共に降りてくる、見た目少女が突然降りてきて、当然霊夢と紫は警戒する。そして、少女は地面に降り立ち……


「えっ?に……」

「人形?」


 と順番に霊夢と紫は言葉を紡ぐ。なんと、降りてきたのは少女の形をした“人形”だったのだ。


「…………どういうこと?」


 紫は訝しげな目つきで手を口に当て思考を巡らせる。霊夢はというと、その人形を見つめていた。触ってみると、光りだし、その人形が、手紙に変わった。それは、白い封筒に赤の封がされた一般的な普通の手紙だった。


「……………変ね。それに、また結界を破った……。以前のことがあってから、結界をもっと強くしたのに……一体どうやって破っているというの……?」


 と小声で呟く紫。懸命に思考を巡らせている様子で、下を見つめていた。そして手紙を持ったまま黙っていた霊夢が、


「中身が気になるわね。開いてみましょうか。」

「………………そうね。じゃないと話が進まないわ。」

 

 と言葉を交わしながら霊夢が手紙を開けた。


「__________?」


 霊夢はつい首をかしげてしまった。そこには、なにも書かれていない、白紙だったのだ。それを横目で見た紫は、


「どうも変ね。でもなぜただの人形と手紙があっただけのものに、ここまでの魔力が宿っていたのかしら。」

「でも、今はその気配……魔力はきれいさっぱり消えている。…………まさか、」


 と霊夢は何かに気づいた様子で目を見開き、言葉を紡ごうとしたときだった。


「………………お~いっ!!霊夢!異変だぜっ!」


 と、活発に、でも焦っており、聞き覚えのある声が神社の境内に響き渡った。静かだったのでこだましてしまい、より大きく聞こえた。振り向かずとも誰かは明確だったが、その声の方向を向き、


「やっぱり来たのね。………………魔理沙。」

「___________。」


 と、霊夢は声をかけ、紫は涼しんだ顔で沈黙という、それぞれの反応をしながら……白黒の魔法使い、魔理沙は、地面に足を付けるのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ