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プロローグ その日に起こったこと

2017/09/17:高校の設定を、『上位のほう』から『財閥経営もあって県内トップクラス』へ変更しました。


 それはそれは、なかなかの地震だった。


 ここ2、3ヶ月でも3回ほど小さく揺れたことはあったけど、こんなに揺れたのはここ最近でもなかったな。


 みんなはパニックになるし、教室はミシミシ音を立てるし、僕らの机は生き物みたいにがったんがったん動き回るし、机の引き出しとロッカーの中から教科書や体操着なんかがぶちまけられるし。


うちの高校は、なんとかという財閥が経営してることもあって、県内でもトップクラスにあるから、避難訓練とかもきっちり行なわれてるけど、実際に起こるとやっぱり勝手が違うよなぁ、とか思う。


 幸い、地震はそれ以上ひどくなることはなくて、しばらくすると気が済んだのか、ゆっくりと治まっていってくれた。


 けれど教室の中は、整理できないヤツのWindowsデスクトップみたいに、片付けるのも苦労するくらいにバラっバラで、さすがに授業できないだろ、と思ってると、やったね。駆けつけてきた担任から、今日入れて3日は休学、余震しだいで延長もある、て言葉が。


 ケガ人とかも出てなく、結果として揺れただけな結果に緊張感もほぐれ始めてたので、教室内では軽く歓声が。


 担任から緊急連絡網の確認だけ説明されて、そのまますぐに下校の流れとなった。今日は小テストがあるはずだったのもあって、いつもなら放課後も残ってダベるヤツもいるのに、ホームルームが終わった10分後くらいには教室からだれもいなくなってしまった。




 ――そんなことがあったから、あとで思い出したヤツもいた。すっかり忘れてしまったヤツもいた。




 あの地震の直前まで、教室に大小さまざまの魔法陣が発生してたことを。

『異世界もの』を自分が書いたらどんな感じになるんだろう、なんてふとした思いつきからスタートしました。

読んでいただいた人に、面白い、と思ってもらえるかは分かりませんが、書いてる本人は、読んでくれた人が面白く思ってくれたらいいな、と思いながら書いてます。

お付き合いいただければ幸いです^_^

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