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1ー7 再襲

「警報っ!?」


 ガーデン内に鳴り響く音はついこの間と同じもの。

 そう。イーターの出現を知らせる緊急警報だった。


「桜行くぞ」

「うんっ!!」


  結達二人は即座にそう判断すると辺りにちらほらと見える生徒達に避難するように声を掛けながらイーターの力が感じられる方に向かって走り出した。

 しかし、


「えっ!?」


 二度目の警報が鳴り響いた。


「連続で警報って……もしかして故障?」


 前回のようにイーターが一体出てくるだけでも本来ならばありえないことなのだ。

 それが二回。

 イーターが出現すると一瞬その空間が歪む。

 この警報はその歪みは探知して音を鳴らしているため一回の警報イコール一匹というわけではない。

 単体ではなく、団体の可能性もあるのだ。そんな警報が二回連続ということは少なくとも二体。

 あるいはそれ以上だ。

 少し話が逸れたが、つまり一回の警報で複数体の出現を知らせることもあるというのにそれが二回。連続というとは普通ありえないのだ。

 イーターというのは複数来るなら一度に来るのが普通だからだ。

 時間差攻撃? そんな戦略的な知能、奴らにはない。


「故障って考えるのが普通だな」

「だよね。こんな頻繁にイーターが学園内に出てきたら大変だもん」

「「……はぁー」」


 二人のため息が同時に始まり、同時に止まる。


「……桜……そろそろ止めるか」

「……だね」


 これが誤報のわけがない。

 根拠は簡単だ。

 一回の警報が聞こえた直後。二人はイーターの気配を感じている。

 そんな細かい場所まではわからないが、なんとなくこっちから感じる程度の探知能力は全ての幻操師が持っている探知感覚だ。


「いくぞ」

「うん!」


 改めて走り出した結と桜。

 そしてその直後。それがまた鳴る。


「また!? それも四回……さっきの合わせたら六回だそ!」

「それって六ヶ所同時ってこと!? そんなのありえないよ!」

「……いや。だが確かにこの感覚は……」


 イーターから感じられる不自然な気配。それが同時に六方向から感じられた。つまり、六ヶ所同時のイーター出現だ。


「不幸中の幸いだな。この方角。他の生十会メンバーがいるな」

「だね」


  生十会と結の十人は二人組になってそれぞれ離れた場所で警戒していた。

 距離まで正確に計ることは探知タイプではない結と桜には不可能だが、他にメンバーが待機している地点の付近なのは確実だろう。

 そして結たちの近くには二カ所。

 桜と共闘して一箇所ずついくには離れている距離だ。

 だがこの出現位置。まるで誰かに操作されているような運命のイタズラだな。


「ゆっちなら一人でもやれるよね?」

「あぁ当然だ」

「ならあたし達は二手に別れてそれぞれやるよ」

「了解っと」


  結と桜は即座に方針を決めると二人は別々の方向に走り出した。









「見つけたっ!!」


  桜と別れてから数分、結は訓練場に佇むイーターを発見していた。

 ここにいる生徒はすでに避難が終わっているらしく、人っ子一人いなかったが出現したイーターは前回同様、今回も中型イーターのようだ。


(また中型。嫌な感じだな)


 目の前にいるそれは五メートルにも及ぶ硬そうな鱗に全身覆われた細長い姿にチョロチョロと伸びる舌。


「まるで大蛇だな」


 もしかするとここだけじゃなく他の場所にも中型イーターが現れている可能性がある。

 そうなると相性次第では生十会メンバーでも勝てないかもしれない。

 結の心に薄く不安の風が吹いていた。

 結が他の者の心配をしていると、そんなことは知らんとばかりに蛇型イーターが動く。


(早いな)


  蛇独特の波打つ様な移動は結が想像しているよりも素早く、蛇型イーターの噛み付く攻撃をただ避けるだけで精一杯の防戦一方の戦いになってしまっていた。


(こいつを俺が倒さなきゃ一番近い桜が不利になる。それだけはだめだ……守るんだ)


  おそらく桜の戦いも始まっているだろう。桜の実力をこの目で見たことはないのだが、桜はAランクの幻操師だ。ならば一人でどうにかなるとは思うのだが、だからといって戦いに絶対はない。

 どちらにせよ、ここで結が負けてしまえばこの蛇型が桜の場所に行ってしまうかもしれない。

 高い知能はなくとも近くで同族が戦っているとそっちにちょっかいを出そうとするのもイーターの特徴だ。


(こいつは速い、とりあえずカナで行くっ!!)


 戦闘スタイルを決定した結はバックステップで間合いを開けると、目を閉じ、両手を合わせる。


『ジャンクション=カナ』


  結が目を開けるとそこにあるのはいつもの結の目じゃない、冷静な戦士の目だ。


「……まずは動けなくする」


  結が両手を胸の前でクロスさせるように構えるとその手には前にも使った純白の銃が握られていた。


『火速』


  まずは火速弾を使った高速移動によって蛇型イーターの周囲をグルグルと移動し続けた。


「……手始め」


  結は片方の拳銃の回転式弾倉を回し、選択している弾を変えると今度は片手で火速弾による高速移動しながらもう一方の手で剛木との模擬戦で使った衝撃弾を連射した。


「……やっぱり? けどーー」


 どうやら銃のスピードでは奴にとって遅いらしい。

  結が撃った弾は全て蛇型イーターに避けられてしまっていた。

 しかき結は表情を変えることはなく、慌てることもない。

 元々予測していたらしく小さくつぶやいたその顔はむしろ微かに笑っているようにも見えた。

  結の撃った衝撃弾はその名の通り強い衝撃力を持っている弾だ。

 結が今撃った弾たちは元々避けられることが前提だった。

 弾たちは蛇型イーターを中心にして大きめの円周をなぞるように連続して撃ち込まれていた。

  結果。


「……動けないでしょ?」


  蛇型イーターを中心にしてその周りに大きな溝が出来上がっていた。

  その深さは軽く十メートル以上あり、たった今結が撃った弾数は軽く百を超えていた。

 百を超える弾をこれほどの短時間で正確に速射する拳銃のテクニックこれこそカナの実力だ。


「……終わらせる」


  結は両手で同時に火速を使い蛇型イーターの遥か上空に移動すると、二丁を真下の蛇型へと向けた。

 二丁の銃口の間に多量の幻力が集まっていっていた。

  その力は白く輝く球体となり、その姿はまるで小さな月だった。


六月法(りげつほう)弾月(だんげつ)


  術の発動と同時に純白の光球は弾丸の如く銃から放たれた。

  放たれた光球は大地の切れ目によって動けなくなっている蛇型イーターに直撃し土煙を撒き散らした。


「……ばいばい」


  土煙が消えた時、そこに蛇型イーターの姿は存在していなかった。










  一方、前回の戦いでは惨敗という結果になってしまっていた日向兄妹の目の前には中型……ではなく小型イーターが出現していた。

 一見小型=最下級と思ってしまうが実際には違い、下から小型、中型、大型、超級、滅級、神級と呼ばれる六の階級のことを纏めて上位イーターと呼びこれらは全てゲームで言うところのボスのようなものだ。

 本来幻操師が戦うのはこれよりも下の下位イーターと呼ばれるものであり小型といえどその力は並の幻操師では太刀打ちできないほどだ。


「真冬やれる?」

「もちろんです!! お兄ちゃん!!」


  二人の前に現れたのは体長二メートル程度の熊の形をした小型イーターだった。

 小型や中型だなんていう呼ばれ方から大きさでその力を計っているように見えるが実際に計っているのは姿ではなくその身の中から溢れ出す幻力の量でその個体の力を計っている。

  小型イーターは一つ階級が上の中型イーターの持つ力よりも随分下回るとはいえその両手にはナイフのような鋭い爪が伸びていた。

 万が一あれで引き裂かれるようなことがあれば肉体が強化されている幻操師とはいえ一瞬で終わってしまうだろう。


「いくです!! 『氷牢』」


  真冬の氷牢が熊型イーターを囲うように展開するが、前回の蟹型よりランクは低くとも切れ味のある爪の殺傷能力は蟹型以上だったらしく、たったの一振りで粉々にされてしまった。


「なら、これでどうですかっ!! 『嵐牢(らんろう)』」


  氷牢が壊されると春樹は一瞬で発動させようとしていた術をキャンセルし次の術を発動した。

  発動したのは氷牢の嵐版、荒れ狂う嵐による牢獄が熊型イーターを捕らえていた。

  爪で切り裂き脱出しようとする熊型イーターだったが氷を一瞬で切り裂いた自慢の爪を持ってしても嵐を切り裂くことは出来ずに嵐の牢獄の中から脱出できないでいた。


「今度は真冬がやるです!! 『氷弾(ひょうだん)(しん)』」


  嵐の牢獄。つまり風、空気によって作られた牢獄だ。空気はこの空中に満ちているとはいえそれを目視するのは普通無理だ。

 風であるがゆえに爪で引き裂くことも出来ずに、しかし脱出しようとしても見えない何かで身体を削られてしまうため不用意に動くことすら出来ない。

 イーターに焦りという感情があるのかは知らないが、混乱しているかのようにキョロキョロとしていて、周りへの警戒が著しく落ちている隙を逃さずに真冬は嵐弾の氷版、氷弾を連続発動した。

  春樹は嵐牢によって氷弾が弾かれないように格子状の牢を動かし氷弾の通り道を作ると、その通り道を通って動けずにいる熊型イーターに氷の弾丸が全弾命中する。

 氷弾のスピードは拳銃並の速力がありその軌道を目視した後に道を作ろうとしても本来は不可能だ。

 この兄妹は並のコンビには真似出来ないほどの連携技を繰り出していた。これこそこの二人、生十会役員、日向春樹と日向真冬の実力だ。


「やったかな?」


  春樹が何やらこんな状況では言ってはいけないセリフ、ベストスリーに入りそうなフラグを建てていたが、真冬の術はどうやら通常の氷弾ではなく先端を鋭く六角錐に似た形状をした応用系だったため、どうやらとどめをさすことが出来ていたらしい。


「よかったですっ!! 倒せました!!」


  消えていく熊型イーターを見て日向兄妹は仲良さげに向かい合いそれぞれの両手を合わせるとその場で何度も飛び跳ね上位イーターを倒したという感動と嬉しさ一杯な気持ちを全身で表していた。












  会長と六花のところには結の所と同じく、中型イーターが現れていた。


「あら、中型といったところかしら」

「そのようですね」


  二人の前に現れたのはカマキリの姿をした体長三メートルほどの中型イーターだった。

 二人は見ていないが、日向兄妹が戦っている熊型イーターの爪が力によって引き裂くだとすれば、こちらは正真正銘刃の如くであり、刀剣のように斬り裂くものだ。


「『氷結』」


  二人は目配せをすると六花が以前結の靴を床に固定する際に使った氷結を使いカマキリ型イーターを地面に固定した。

 結に使われた時の氷結よりも分厚く、堅固に作られた氷は中型でさえ抜け出すことは出来ず会長はいつも腰に差している愛剣を抜き、その刃に幻力を注ぎ始めた。


「いくわよ『斬炎』」


  会長は愛剣を上段に構えると幻操術を発動した。

  術の発動と同時にその刀身は荒ぶる炎を纏い出した。そして会長が炎の剣を構え、カマキリ型イーターに踏み込みその剣を振り下ろすと、


「終わりましたね」


 カマキリ型イーターは真っ二つになり消えていった。


「まぁ、所詮中型、こんなものね」

「そうですね」


  Sランク二人にとってAランクと同等の力を持つ中型イーターなどまるで相手にならないほどの雑魚であったのだ。


「他は大丈夫かしら?」


  他のイーターと戦っているはずの他のメンバーを心配する会長だった。










  剛木、陽菜ペアのところにもまた中型イーターが現れていた。


「グハハ、中型か。上等だなっ!!」

「……無駄口いらない、早く片す」

「グハハ、そうだな」


  中型イーターの出現に対して喜ぶ戦闘狂の剛木を陽菜が静かに叱りつつも二人は戦闘態勢をとっていった。

  対峙する中型イーターは八本の足を持つ体長二メートルほどで蛸の形をしていた。

 茹でてもいないのに赤みがかった身体は気味が悪く、わかり辛いものの陽菜は嫌そうに顔を歪めていた。


「グハハ、俺からいくぞっ!! 『身体強化』」


  剛木は始まって早々に剛木の十八番おはこの身体強化を発動させていた。

 全身に力を入れて筋肉をピクピクと動かした後、剛木は両手を挙げて荒々しく雄叫びをあげると走り出した。


「……ふぅ」


  荒々しく膂力を強化していく剛木に対して、陽菜は懐から苦無を取り出すと静かに息を吐き出し、脱力を始めていた。

  脱力している陽菜を隙だと思ったのか蛸型イーターは猛然と向かってくる剛木をスルーし、吸盤のたくさんついている足を八本の内二本、陽菜に向かって伸ばした


「ふんっ!!」


 スルーされ、自身の両サイドを通る触手脚を見て、剛木は顔を赤く染めあげると、にほんの内片方の触手脚を抱えるように掴み、なんと力任せに引き千切っていた。


「……はっ」


  もう一本の触手脚は陽菜に向かって一直線に進んでいた。

 陽菜の小さな声と同時に手に握った苦無が振るわれる。

 陽菜の苦無はイーターの触手脚をまるで絹ごし豆腐のように抵抗もなく斬り裂いていた。

  剛木は蛸型の脚を引き千切った後、すぐに体勢を立て直し今度は本体に向かって走り出した。


「おらっ!!」


  蛸型イーターに急接近した剛木は目前に踏み込むと右腕を引き、全身のバネを使って全力で振り抜いた。

  蛸型イーターは残りの六本の足を正面に展開し、剛木の一撃を受け止めようとする。

 が、その程度で防げるほど剛木の一撃は弱くない。

 身体強化の幻操術により圧倒的過ぎる膂力を手にしている剛木の一撃は体技に限れば生十会(いち)だ。

 本体を守るとする六本の触手脚はいとも簡単に爆散し、本体から分かれた小さな欠片は徐々に塵となって消えた。

  触手脚を斬りつけた後、そのまま斬り上げるようにして空中に飛び上がっていた陽菜は、苦無を右手で逆手に持つと思いっきり左側に腕を伸ばし、苦無に幻力を込めた。


「……とどめ」


  陽菜がさらに力を込めると今度は苦無の刃が電撃を纏い始めた。


「……『雷鳴落とし』」


  術の発動と同時に苦無が纏っていた電撃が急激に量を増し、スパークするように伸びたそれは、まるで雷の刀身の如くだった。

  陽菜は蛸形イーターの真上から一直線に下降すると一閃、苦無を振るった。ヒットの瞬間、あたりに激しい電撃が撒き散らされ盛大に土煙を撒き散らした。


「グハハ、終わったな」


  土煙が晴れたそこには電撃によってまる焦げに感電した蛸形イーターが消えていく姿があった。


「……他の増援行く」

「グハハ、他の連中なら問題ないだろう。音無も十分な実力の持ち主だからな」

「……念のため」

「む、それもそうだな」


  イーターの討伐が終わり休もうとする剛木だったが、陽菜の提案によってそのまま他の増援に向う二人だった。











  鏡、始ペアのところには小型イーターが現れていた。


「おい、なんつうかこれは……」

「……はぁ」


  その姿に対して脱力しきっている鏡に対して、始はメガネを中指でクイッとあげると、呆れを含んだため息をついた。

  そこにいたのは体長三十センチほどしかない、犬の形をしたイーターだった。


「イーターが出現したから気合い入れてたのになんかめちゃくちゃ小さいんだけど」

「文句を言うな。これでも内包された幻力は立派な小型クラスだ」

「だがよ。こいつ、なんか腐ってないか?」


  文句を言う鏡に対し注意をする始だが、そういう始も落胆の色が見て取れた。

 鏡が言う通りこの犬型イーターは所々腐っていたり傷付いていたりまるでゾンビのような姿をしていた。


「はぁー。気が乗らないが、さっさと終わらせて他の手伝いに行くか」

「そうだな」


  鏡はグローブ型法具を付けると両拳を叩き合わせ拳を思いっきり地面に叩き付けた。


「おらっ『地大針撃(ちだいしんげき)』」


  叩き付けると周りの地面が抉られるのと同時に犬型イーターに向かって土で出来た巨大な針が無数に飛んでいった。


「仕方ない『斬水弾ざんすいだん』」


  始はメガネをまたクイッとあげると右手を突き出し、その腕に巻いたリストバンド型の法具を起動した。

 突き出した手の先から放たれるのは水で出来た刃の弾丸だ。それに無数に犬型イーターに向かって撃った。

 生十会のランクは皆B以上。Cランクで実力だけで言えばプロクラスとされているが、それを優に超えている生十会メンバーにとって、一度起動した幻操陣をフルオート拳銃のように連続使用する補助幻操『連』はわざわざ意識しなくても無意識の内に使えるレベルだった。

 土の巨大な針……というよりは杭に近いそれと水の刃が犬型イーターに直撃し、盛大な水飛沫と土埃を巻き起こした。


「……はぁーやっぱりあっけなかったな」

「Bランク以上が二人掛かりなんだ。小型イーターなら当然だろう」


  土煙が晴れた先には当然と言うべきなのか消えつつある犬型イーターの姿があった。


「鏡、終わったんだ。他の増援に行くぞ」

「そうだな……ってありゃ? 他もほとんど終わってるじゃねえか」


  増援に行こうとイーターの気配を探る鏡だったが他もほとんど終わっているようだった。


「だがどうやら一人終わっていないようだな」

「ん? あっほんとだな」


  始の言葉に気配をさらに探る鏡だったがどうやら後一体だけ残っているようだった。


「誰だろうな。まっどうせ音無の野郎だと思うが」


  ニシシと冗談っぽく笑った後、イーターほどじゃないが幻操師の気配も探ろうと思えば探れるため残ってる奴とやってる奴を探ろうとする鏡だったが、


「なっ!! この感じは」


 鏡の顔が驚愕に染まった。













 木々に囲まれた中庭は誰かが争ったように荒れ狂っていた。

 そしてそんな惨状の中心には人の形をした影が二つ。


「くっ……まさか、あたしがこんな様とはね、情けない」


  人型のなにかと、全身に怪我を負い力なくへたり込んでいる桜の姿があった。



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