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成人/魔法中年ロリポップ

『成人』

成人の日に、子どもたちはいっせいに大人にならなきゃいけなくなる。昔からの決まりごと、らしいけれど、どうして自分の歩みで大人になるようにと決められないのかわからなかった。大人だって子どもと同じにしか見えないのに、境目を自分たちで作るだなんてそれこそ子どもじみていた。


子どもが大人になる瞬間を強制的に決めるんじゃなくて、大人が子どもじゃないと絶対的に言えるわけがなくて。年齢を境目にして「大人になりました」と、言い出す方が、きっと子どもと同じなんだよ。(でもね、知らなかったんだ。そうしないと世間は大人を区別できなかったって)


2013.Jan14



『魔法中年ロリポップ』

あの日――彼女に憧れてから早数十年。幼心を忘れぬままいつだって彼女のようになりたいと思っていた。

「私の夢は変わっていない……」ステッキを構えあの台詞を口にする。

「マジカルミラクル!魔法少女ロリポップ華麗に見参ッ!」

「親父ぃ!もうやめろ!!!中年にもなって見苦しいわっ!!!」

おまけ

「ロリポップは私の憧れであり目標だ。息子よ、馬鹿にしてはならん」

「見た目は普通にいいんだからいい加減諦めて悟って欲しいんだけどな、無理だって……」

「ロリポップに不可能はない!」


2013.Feb20

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