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王道で行こう!  作者: たまさ。
終章
95/101

その4

――仕事は好きだ。

体を鍛えるのも大好きだ。

訓練の厳しさにきしきしと骨が悲鳴をあげるのも、筋肉が伸縮するのを感じるのも――もちろん大好きだ。

 その全てが素晴らしい筋肉形成してくれるのだとひしひしと感じる。

脈動する筋肉、流れる汗。これぞ究極の正義。

そしてその筋肉を作るうえで大事なものといえばやっぱりお肉。

一番好きなのはもちろん鶏肉で、鳥はお肉も卵も素晴らしい筋肉増強アイテムだ。一生懸命摂取して、せっせと体を鍛えているのに思うように体に筋肉がつかないのは、どこかやり方が間違っているのかもしれない。

 腹筋だとかランニングだとかは筋肉と仲が悪いのではないかと最近疑っている。

やっぱり希望としては第二隊のアラスター隊長のようにむっちりと張りのある素敵な腹直筋だが、ルディエラの腹ときたらうっすらと線が入るか入らないか程度。体にぐっと力を入れれば筋肉が浮き上がれども、脱力している時は――痩せてていいねーと言われる程度だ。

 

さて、今はそんな話ではなかった。

確かはじめは茸の話であったというのに、そうそう、肉だ――肉。

鶏肉ではなくて、猪の。


「猪って、筋肉に効くのかなー」

 ルディエラは嘆息しながら物置小屋の中からベイゼルに命じられたとおりの品を探した。

鉄で作られていて、直火にも耐えられる――鍋っぽいもの。


鍋、もしくは鉄板を探してコイ。


声高に言う第三騎士団副長の言葉に「……訓練ですよね?」と思わず冷たい眼差しを向けたルディエラであったが、隊の人間はこんな時に限ってやけに一致団結していた。

「ばっかだなー」

「訓練に決まってるだろ」

「どんな時にも生き抜く根性を作る大事な訓練だ」

交互に力強く言われたが、その後でこそこそと「茸もいいですけど、茸より肉じゃないすか?」「酒どうしますー」とか「肉、イノシシっ」「いや、でも、猪は数日放置した方が旨くね?」「自分兎はさばけますけど、さすがに猪はー」などと聞こえていたので、絶対に訓練では無い。

 どちらかといえば楽しい遠足というところだろう。

狩猟目的の。 

 見習い期間もあと片手で足りてしまう今、ルディエラとしてはそんな風に遊びで半日をつぶされてしまうとどうにもやるせない。


 と言いつつ「鉄板って……うー、古い鎧でいいんだよなー」とがごんがごんと古くなった鎧を物色する。やるせないとは思いつつも、決して参加したくない訳ではない。

さて、鎧。

できれば適度に湾曲しつつも穴のないやつがよろしかろう。


そんなこんなで猪鍋の為に奔走している始末。

茸より肉のほうが魅力的だからいいけれど。


「あくまでも訓練だからな。

いい獲物を捕まえたヤツには得点をつけるぞー。熊が最高点、次点で猪。茸もモノによっちゃ褒めてやる」

ここで一旦言葉をとめたベイゼルは、じっとルディエラの隣のカムを眺めて付け足した。

「狼はマイナスだから気をつけろよー」

「了解ス」

 他の全員が生真面目に返答までしたことを思い出し、ルディエラは唇を尖らせてぼやいた。

「ひっどいっよね。

絶対にあれってぼくに対してのあてつけだしっ。副長だけならともかく、皆して意地が悪いったら」

 各自荷物を割り振られ、時間制限以内に獲物を捕まえて目的地点にて集合――なんという大雑把な訓練か。

「お前はカムがいるんだから、少なくとも鳥やらうさぎくらいは捕まえられっだろ? ハンデってことで鍋係り。あとついでに食堂から調味料をかっさらって来るように。準備ができたら中庭に出て来いよ。俺ってば優しいからまっててやるからなー」

 にやにやと言われたが、全然ちっともその優しさが判らない。

頭の中でぶつぶつとベイゼルへの不満を並べたて、適当な鎧をげしげしと叩いて強度を確かめてようやっと適当な古鎧を引っ張り出すとそれを自分の馬の鞍脇にくくりつけ、あとは食堂で調味料かとふぅっと息をついた。

 食堂で調味料――ついでに最近きっちりとテーブルに常備されているゆで卵を幾つかもらってきても罰は当たらないだろう。というか、むしろそれくらいの役得がないとやっていられない。


 午前中は隊長である兄にこっとりと絞られた。

今も体の節々が小さな痛みを訴えているけれど、そんなことはちっとも問題ではない。

 ふと気付くと思考は暗い淵へと落ちていく。

もうすでに片手で終えてしまえる騎士団見習い期間。

ティナンのあの様子では自分の肩書きから「見習い」という単語が外れることはきっと無い。

 それはつまり、あと五日で見習い期間は終わり――自分はあの家に一人帰ることになる。

「……熊、捕まえたら兄さま……騎士にしてくれるかな」


ぽつりと言葉は口からこぼれた。

頭の中にぱっとティナンが浮かび、にこにこと嬉しそうに両手を広げて迎え入れてくれる。

「ルディっ、凄いよ!

さすがぼくの妹だ。熊を捕まえられるなんて、素晴らしいじゃないかっ。

これではさすがのぼくもお前を認めないわけにはいかないな。

騎士になることを許そうじゃないか」


――という訳は無いか。

バゼル兄ならともかく。

「熊獲って騎士って、アホか。

熊とってなれるのなんて猟師くらいだよ」

もういっそ猟師になっちゃおっかなーっもぉっ。


ルディエラは自棄気味にぼやき、すぃっと視線をあげてびくりと身をすくめた。


「えっと……もしかして聞いて、ました?」

ぼくの独り言。

両目を見開き、何故か廊下の先で幽霊でも見てしまったかのような反応を示している第三王子殿下キリシュエータの姿に、ルディエラはばつが悪そうにははははっと乾いた笑いを浮かべてみせた。


***


「あ、お兄さん?」

 午後から突然皇太子殿下フィブリスタも交えて会談があるということで警護などあわただしい処理を済ませたティナンは、書類を手に駆け回っている途中――通りかかった第二騎士団隊員であるフィルド・バネットの僅かな囁きにぴたりと足を止めた。

「今――何といいました?」

「あ、いえ……失礼致しました」

 幾度か遭遇するたびに険悪な雰囲気になってしまうことを思い出してしまったフィルドは焦りを覚え、慌てて礼をとって頭を下げた。

「申し訳ありません」

「謝罪せよなどと言っておりませんよ。どうして私を見てそんな単語が落ちたのか理由を説明して頂きたいだけです」

 相変わらず冷ややかな第三騎士団隊長の言葉にフィルドは内心ひるみつつ、視線を外しそうになる本能をようやっとねじ伏せた。

「ただの失言です」

「――そうですか。他隊の人間といえど、上官に対してうかつな発言は気が緩んでいる証拠です。気をつけなさい」

「はい」

 びしりと返すフィルドに、ティナンはその横をすり抜けざまふと思い出すように問いかけた。

「確か、うちの隊のアイギルと不仲であったとか」

「ああ、いや。

今は仲良くさせて頂いております」

「――何で赤くなるんですか?」


 赤くなった頬が瞬時に血の気を失いみるみるうちに青ざめてゆく。それを冷ややかに見返すティナンの眼差しに耐えられず、フィルドの額をだらだらと汗が流れた。

「いえ、いえ、あの」

「何故、青くなっているのですか?」

「――スミマセン」

「何故、謝罪するのでしょうか」


――太陽が昇っていることも、月がやがて訪れることも、雨が降ることも全部私の責任です。

両手をあげて降参し、今生きていることすら謝罪してしまいたい気持ちになったフィルドの脳裏に、第三騎士団副長のベイゼル・エージの言葉がまざまざとよみがえった。


「あいつのにーちゃんマジコワイんだって」


――恋愛はあいつと私の問題。

そうきっぱりと言い切ったフィルドであったが、あいつことルディ・アイギルと自分との間には物凄い壁が存在しているのではないかと否応なしに感じていた。


もしルディ・アイギルと自分が結婚などという話になれば、ティナンが身内だ。

義理の兄。

義理とは言え、兄となる筈だというのに。

何故であろうか。

寝首を虎視眈々と狙われる日々が浮かぶのは。


「すみません、このところ体調がすぐれません、のでっ」

 ほんのちらりと「妹さんのことについて楽しくお兄さんと会話してみたい」とおもったことなど完膚なきまでに粉砕し、咄嗟に適当な言い訳をでっちあげたフィルドだ。それをティナンは納得したのかしていないのか判らないが「体調管理も立派な職務ですよ。律しなさい」と冷ややかな小言を残してやっとフィルドを開放すべく歩を進めた。


 残されたフィルドは弱々しく鼓動を繰り返す心臓を励ますように軽く胸をたたきつつ、酸欠の魚のように喘ぐように均整の取れた相手の背を見送った。


「……」


アレとコレが兄と妹?

あのいっそ清々しい程に阿呆なのではないかと時々心配になってしまうアイギルと、鉄壁の理性――少なくとも以前はそういわれていた――鋼鉄の眼差しのティナン隊長が兄と妹?


どこをどう間違ったらそんな配合生物ができあがるのであろうか。

というか、色々と自分は耐えられるのか心配になってきた。

いや、耐える。耐えられる――愛とは試練なのだから。

恋愛の前では性別さえも凌駕した自分にできないことはない。

おかしなところでふっきれてしまったフィルドだ。

新たに拳を握って自らを鼓舞したところで、すでに十数歩先を行くティナンがふとまた足をとめて小さく呟くのを耳にした。


「兄、さん?」


 先ほどの繰り返しのような台詞に、また絡まれるのではと身をすくめたフィルドの視線の先、ティナンは窓の下方へと厳しい視線を落とし、その先を探るようにフィルドが同じく視線をめぐらせると、丁度正面玄関の馬車寄せに一台の簡素な馬車が止まっているのが見えた。


***


 ティナンと顔を合わせているのがイヤでなんとなく逃げ回っていたら、それ以上に顔を合わせたくない相手と体面してしまったことに、第三王子殿下キリシュエータは硬直した。


が、その相手ときたらぶつぶつと独り言を口にした挙句、それがまったく意味不明。


「どうして突然猟師になる話になっているのだ?」

 

 思わず素で問いかけてしまった。

――自分の知る限り、この面前のにんじん娘は「父さまのような立派な騎士になる」が目標であった筈なのだが。


「いや、あの……いのししが、ですね」

 当人としても独り言の内容が恥ずかしいのかわたわたと慌てて顔を赤らめる。

「猪?」

「はぁ――いや、熊? 熊が獲れたら立派な猟師になれるかなーって?」

「熊を獲りたいのか?」

「いや、熊が獲れたら騎士に認められるかなって」


……支離滅裂。

何故猪だの熊だのと。

挙句、熊を獲れば騎士として認められるなどそんな話はきいたことがない。

何より猟師はいったいどこに行った?

 久しぶりに交わした会話の判らなさに当初の動揺を忘れてキリシュエータは眉間に皺を刻みつけ、呆れたように口にした。

「今度はバゼルでも目指しているのか?」

 父親であるエリックが騎士でないということは今は知っている筈なので、確かに次点で騎士である兄のバゼルを目指しはじめたのかもしれないが。

いや、バゼルは騎士であっただろうか。

西砦の警備隊に所属しているのだから、騎士ではなく警備隊員である気がする。さすがに砦の人間までは把握しきれてはいないキリシュエータだ。

「いや、兄さんは熊殺しって言われていますけど、あれって別に本当に熊を殺した訳じゃないですよ? あれはどちらかといえば熊の自爆だって兄さん笑って言ってました」

 苦笑するように言うルディエラを眺めながら、キリシュエータは息をつき――やがて自然と口元を歪みそうになるのを必死に押さえ込んだ。


「殿下?」


 逃げていた。

顔を合わせるのもイヤだった。

違う――イヤでは無いことがイヤなのだ。

どうにもできないことが、感情が、苛立ちが、ルディエラを避けさせた。

でも、顔を合わせてしまえば、畏れていた自分が阿呆のように面前の小娘ときたらいつもと変わらない。

 なんと愚かしいことか。

本当になんと――くだらぬことか。

 歪む口元を片手で押さえるように隠し、上下しそうな肩に力を込めてキリシュエータは瞳を細めた。

自分があれほどまでに苦しんでいたというのに、この娘ときたらほんの少しも変わっていない!

その現実に愕然とし、湧き上がるものに笑いを添えて全て吐き出してしまいたい。

そんな感情をゆるゆるとなだめ、キリシュエータは意識を切り替えた。


「そうか。もう――見習い期間も終わりか」

 突然、感慨深いようにキリシュエータの口から落ちた言葉に、ルディエラの表情が引きつる。

短いようで長かった日々を思い返すキリシュエータと違い、おそらくルディエラは早く過ぎ去ってしまった月日を思っているのであろう。

そんなルディエラに対し、滲むのは獰猛な衝動ではなく――愛しさでしかなかった。


「ここでの暮らしももう終いだな」

「――まだ、終わってませんよ」


 笑っていた表情を硬くして、真摯な眼差しをひたりとむけてくる相手に虚をつかれ――キリシュエータはふいに真剣な様子で表情すらも改めた。

 言葉自体は強くもなく、どこか寂しさを滲ませているというのに、その言葉はまるで責めるようにキリシュエータの胸にずぐりと沈んだ。


一拍、あいた不自然な間にキリシュエータは一旦我知らず拳を握り締めていた。

 

口腔に唾液が溜まり、それをゆっくりと嚥下する。

決意するようにゆるりと口を開こうとしたキリシュエータの前で、ルディエラはその大きな眼差しをひたりと向けたまま言葉を続けた。


「ぼくのこと、遊びだったんですかっ」


 ぶふっとキリシュエータの口から奇妙な音がもれた。

溜まっていた唾液を嚥下していなければ、思い切り霧吹きのように噴出していたことだろう。

「なっ、なっ、なんだそれはっ」

遊び?

脳裏に浮かんでしまったのは、いわゆるいけない感じの遊びであったのは言うまでもない。

さすがのキリシュエータも瞬時に顔が赤くなってしまった。


「ぼくのことをもてあそんでいたんですねっ」


 も、も、もてあそぶっ。

いったいどこを探したらそんな単語が発掘されるというのであろう。

もてあそびたくてももてあそんだ覚えはない。むしろもてあそばれているのではないかと言いたいのはこちらのほうだ。

ばくばくと心臓が鼓動を強め、キリシュエータはハっと息を詰めた。

 思わず誰かが聞いていやしないかと慌てて周りを見回してしまったが、当然のように少し離れた場所に二人の騎士が――王族の警護の為にいつだって控えている第一隊の騎士達が、一応気を使って背を向けてはいるものの、その背がすくめられて僅かに震えているのを認めてしまった。

 完全に妖しさ満点の戯言を聞かれてしまった羞恥で耳まで真っ赤に染まっていく。


 慌てるキリシュエータに対し、感極まったかのように拳を握るルディエラは真剣にせつせつと言葉を続けた。


「あんまりです。

ぼく、そりゃあんまり優秀じゃないですけれど、それでも精一杯頑張ってきたつもりだったのに。

騎士にするつもりなんて無いのに、見習いにしたんですか?

ぼくのこと、そうやって笑い者にして楽しんでいたんですか?」


 遊びの挙句のもてあそぶという単語があまりに衝撃過ぎて怯んだが、キリシュエータはルディエラの言葉にやっと少しだけ安堵し、安堵と同時に苦いものを感じた。

――遊び。

 その通りだ。

ただの遊びだ。

 ただの暇つぶしとして当初ルディエラを騎士団の中に放り込んだことは事実だ。毛色の違うものを放り込んで楽しんでいたのだ。

それを示してもてあそんだというのであれば――もしかして否定できないのかもしれない。


本気で騎士になど――考えていなかった。


 拳を握り締めて悲痛に言葉を募らせるルディエラへと手を伸ばし、キリシュエータは強く握り締め小刻みに震えるルディエラの手を解くように優しく力を込めた。

「落ち着け。

にんじん――頼むから」

「でんっ」

「実際、お前を見習いに登用したことは、ほんの気まぐれであったことは事実だ。お前のがんばりを楽しんだことも事実だ。

だが、元より見習いのまま終わらせる為に放り込んだ訳ではない」


嘘はいえなかった。

言いたくない。

ただ真摯に伝えたくて、泣きそうな眼差しを受け止めたまま――できるだけ優しく、混じり気のない心を届けられるようにとゆっくりと言葉を操る。

 涙をこぼしている訳ではなくとも、今にも悔しさに涙を落としそうなルディエラの姿に胸が痛む。

「お前が真剣に、生真面目に、精一杯ここで頑張っていたことは知っている。

見ていないと思っていたのか? 私はずっとお前を見ていた――お前が思うより、ずっと、ずっとお前を見ていた」

 どうか心さえ泣いて欲しくなくて、ほかの一欠けらすらも傷つけたくなくて、固く握られた拳を優しくといて指をからめ、その瞼に唇を触れさせた。


 ぴくりと跳ねる手を押さえて、普通の少女のように華奢とは言い難い肩口に身を伏せ、耳元に哀願するかのように囁きを落としていく。

それは、自然な行為だった。

考えることは何もない。

ただ、そうしたかった。

身じろぎする相手が嫌がっていたとしても、そうしたかった。


「お前が騎士になれるように、期待している」


愛とは何だろうか。

恋と愛とは違うのであろうか。


 相手が幸せであれば自分も幸せなどと、そんな言葉は信じない。

自分が幸せでなければ、何の意味も無い。

だのに、お前が幸せなら――お前が笑っていてくれるのであれば、私は単純にそれでいい。

そしてできれば、その傍らに自らの場があれば。


なんだ――


この感情の前に血など、関係がない。


ぱっと霧が晴れたようにその考えが自身を包み込んだが、キリシュエータは瞬時にざぁっと自らの血が逆流するような感覚に陥り、その場でしゃがみこんでしまった。


だーかーらーっっっ、

これではティナンと一緒ではないかぁぁぁぁぁ。

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