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瞬き  作者: アズキ


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14/14

14,誕生

2015年4月1日。東京都。

とある中学校にて。

平沼莉ひらぬまれいは限界を迎えていた。


学校では、いじめられ家族は相談したところで相手にしてはくれない。

みんな自分から目を逸らすんだ。

先生も親友ですらもだ。


みんな知っているはずなんだ、自分がいじめられていること、暴力を受けていることを。

それなのに面倒事には都合よく目を瞑る。

それが許せなかった。


それを知りつつ仲良く話しかけてくる親友は、なぜ助けてくれないのだろうか?

自分が「大丈夫だ」と言ったからだろうな…

それを鵜呑みにしてそれに甘えるから。


だけど、平沼は知っている。

いじめっ子からリンチを受けている時、親友は遠くからそれを見ていたことを。

状況を知りつつ助けてはくれない。

それでいてアザが増えると「どうしたの?」と聞いてくる。


知ってるくせに。


暗くなった校舎に見つからないように残り考え事をする。

何も残す気はなかった。

ただ、目を逸らしてきたヤツらの目が許せない。

ほじくり出して殺してやりたい。


飛びっきり恐ろしい状況にあわせてだ。

こんな子どもの姿ではなく、大人で、恐ろしい顔で、目を逸らした奴らを殺してやる。


そんな思いで学校の屋上から飛び降りたのだ。


その怨念があの事件を起こしたことを誰も知らない。


平沼の親友でさえも…

そう、彼の親友は瓦井優希。


瓦井が死んだのは偶然なのか?

それとも、最初の年に死ななかったのを見るとランダムに目を逸らした人間を殺しているのだろうか?


それは誰にも分からない。

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