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第三十一話 原神:技術と魔術、七つの勢力

私たちは、巨大な機械兵器「ニャル」を打ち破った後、混乱に乗じてカフェを後にした。街の人々は、突然の機械兵器の暴走に恐怖し、瓦礫の山となったカフェから遠ざかっている。


「さすがに、これだけ派手にやれば、現国王派の警備隊がすぐに動くでしょう」エリオット王子が警戒する。


「ええ。ですが、この派手な一撃で、私たちを狙う勢力だけでなく、私たちを味方にする勢力もまた、動き始めるはずです」


私の鑑定は、ニャル暴走直後から、街の地下水路や廃工場など、隠れた場所から発せられる微弱な通信の波動を捉えていた。


対象: ヴァルキリアス王国 反体制派組織 別名: 【技術の使徒アーク】 状態: 【警戒(最高)】【接触(試行)】【目標(エリオット王子)】


「反体制派、技術の使徒アーク。彼らが、私たちに接触を試みている」


エリオット王子は、希望と不安の入り混じった顔で言った。「彼らは、現国王の過度な機械化政策に反対し、かつての王国が持っていた『国民のための技術』を取り戻そうとする者たちです。彼らが味方になってくれれば……」


私たちは、反体制派の通信が集中する、王都の地下水路の入り口へと向かった。


地下水路は、鉄骨とパイプが張り巡らされ、ヴァルキリアス王国の「技術の血流」そのものだった。その暗闇の中、一人の人物が私たちを待っていた。


「お待ちしておりました、エリオット殿下。そして、東の王国の姫君。あなた方が、王都に混沌を持ち込んでくれたおかげで、私たちにも動く機会が生まれました」


現れたのは、若い女性の技師だった。彼女の目には、理知的な光と、強い決意が宿っている。


「私は、リリ・ヴァルツ。技術の使徒のリーダーです」


リリ・ヴァルツ。私と同じ名前を持つ彼女は、私たちを冷静に見定めていた。


「私たちの目標は、現国王の暴政を止め、殿下の復権を実現することです。しかし、そのためには、殿下が必要です。殿下は、『技術』と『魔術』、この二つの力を統合し、この停滞した世界を動かす『原神オリジナル』となる覚悟がありますか?」


私は、彼女の言葉に、古代知識が示した世界の構造を重ね合わせた。


アストライア王国は『魔術』という一つのエレメントに依存し、ヴァルキリアス王国は『技術』という一つのエレメントに固執している。この世界には、他にも様々な力を持つ勢力、つまり「七つのエレメント」が存在するのだろう。


エリオット王子の復権は、単なる王位奪還ではない。それは、この世界に偏在する力を統合し、「新しい時代」を創造する、壮大な旅の始まりなのだ。


「私たちは、すでにアストライアの魔術と、アイリスの技術、そしてアトラス様の空間操作を融合させました」私は静かに答えた。「この旅は、エリオット王子が『二つの神』を操る原神となるための、最初のステップです」


エリオット王子は、リリ・ヴァルツに向かい、深々と頭を下げた。


「私の故郷と、この世界の未来のために、どうか力を貸していただきたい。私たちは、共に戦うトモダチコレクションです」


「よろしい。ならば、私たち技術の使徒が、あなた方の新しい『元素の力』となりましょう」


こうして、私たちは「機械と鉄の王国」ヴァルキリアスで、「反体制派の技術」という新たな力を仲間に加え、王子の復権という、世界の命運を賭けた冒険へと足を踏み入れた。

ボクです!ついに「原神」の旅が始まりましたね!


この世界には、リリちゃんの鑑定でもまだ捉えきれていない、「七つのエレメント」、つまり「力を持つ七つの勢力」が存在します。リリたちは、そのうちの「魔術」(アストライア)と「技術」(ヴァルキリアス)という二つの大きな力を統合しようとしています。


リリ・ヴァルツ(技術の使徒): 彼女の加入は、リリちゃんのチームに、この国の内部情報と、新型兵器への対抗手段という、決定的な「エレメント」をもたらします。


エリオット王子の役割: 彼は、この二つの対立する力を束ねる「統合者(原神)」としての役割を求められています。


次は、技術の使徒たちの協力を得て、現国王派の次の手、そしてヴァルキリアス王国の「七つの勢力」のうち、残りの五つがどう関わってくるのかが焦点となります。


リリちゃんの「トモダチコレクション」は、いよいよ「世界の七つのエレメント」を集める旅へと進化します!またね!

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