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調子に乗る前に、まず疑え

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

モテ期は来て欲しいかと言われれば来て欲しい。

けれども来ないで欲しい。ろくな事にならないから。


という私の一言です。

大人が子供より失敗しない。というのは、端的に言えば経験の差である。子供の頃に嫌と言う程苦渋を舐めさせられ、対応を知っているから、失敗しないというだけ。

だから大人であっても経験をしてなければ、容易く失敗をする。


モテたい、というか、チヤホヤされたい。という気持ちは私にもある。今まで誰かと付き合ったことはなく、気が付いたらこの歳になっていた。少女漫画のような恋をする事は疎か、何となく気になって付き合った事も無い。

「まぁ、だから非常に危ないのだけど」

そう非常に危ない。今の今まで異性にチヤホヤされた事は疎か、モテた事なさえない。経験がないからどう接して良いか分からない。上手いあしらい方が分からない。相手に下心があっても気が付かない。

つまり調子に乗り過ぎて痛い目に合うことが目に見えているのだ。丁度小学生の男子が女子をいじめて泣かせるように。

「モテ期が来たら嬉しいとも思う。けども絶対手酷い結果が目に見えるから、今更来ないで欲しい……」

よく『恋愛は学生のうちにしておけ』なんて先人が言うのはこの為である。大人になってから手酷い失敗をして人生台無しにする前に、最初に青臭い失敗をしておけ。それはただの若気の至りで済まされる、可愛いものだから、ということ。

「考え過ぎじゃない?」

「それで失敗したという話をテレビでも、現実でも見てきた。考え過ぎじゃない」

目の前に座る彼女は呆れた様な顔で此方を見つめる。恋多き女だからこそ出来る表情だと私は踏んでいる。

「人間、チヤホヤされるのは、モテるのは、気持ちが良いよ。承認されたいというのは人間の持つ本能だから。だから結婚詐欺やら売春が横行する訳で」

私は自分の髪を弄りながら、彼女を見た。枝毛を発見。けれども遠目から見たら分からないものだ。

「今までチヤホヤもモテた事も無い人が、調子に乗る前にまず疑え。徹底的に疑え。じゃないと絶対失敗する」

何故、分かるか? 自分がそうなりそうだから。

モテ期が来たことが無いとは前にお話した通り。

だからこそ、何の魅力もない主人公が、ひたすらモテまくるみたいな設定見ると、真顔になります。


異性の扱いを知らないから、どうすれば喜ぶか知らない。

だからこそ調子に乗って、変なことして幻滅されて破局。

なんて未来が見えるから。

『貴方はこの主人公の何処が好きなの?』

『この主人公、大丈夫かなー……』

って気分になるから。


だからまだ学生だよって方々、年寄りからのお小言。

恋愛は学生のうちにしとけ。成功しても失敗しても良い。まだ大丈夫。立ち直れる。若気の至りで済まされる。

けども社会に出て、異性に対してズレた事してみなさいな。『お前この歳になって何も知らないのかよ』って言われるから。


なんでこんな事言うのかって言われたら、私がそうなるって分かるから。

そうやって失敗した話を何度も聞いてきたから。


モテ期がきたらそれは嬉しいですよ。

そんな淡い話を書くぐらいには。

でも、来たら、破滅の予兆だから、来ないで欲しい。

結婚詐欺か売春、もしくは新興宗教の勧誘等々、何かしら罠を疑うようにします。


え、私に優しくしても、金は出さないし、体も売らないし、評価も入れないし、感想も書かないよ(ㅍ‐ㅍ )

という顔。

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