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詩*夜空へ*

いざない

作者: a i o



羽根のようにまぶたに触れて

今日はなにもかも忘れて

お眠りなさいという


時に

希望は素知らぬ顔をする

すがるのはそちらの勝手、

そうつれないことを言って


光がないのなら

影ではなく闇だという

でも

眠るにはもってこいだと笑う


一握りの

安らかな気持ちを連れて

疲れた身体は重石になり

沈み行く底まで沈んだのなら


光があれども

あなたがいなければ

影もできないのだからと笑って

明日を恐れずに

お眠りなさいという


口づけは

眠りへの祝福

幸福の上澄みを漂い


一人では切ない夜を

越えるために

ひとは夢をみるという













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