解説 アメリカ合衆国海軍艦艇紹介2
『重巡洋艦ウィチタ級
全長195メートル
最大幅18メートル
速力33ノット
武装
20センチ砲連装4基8門
5インチ両用砲単装4基4門
20ミリ連装機銃24基
搭載機水上偵察機3機
満載排水量12500トン
同型艦ウィチタ・ニューオーリンズ・アストリア・ミネアポリス・タスカルーサ・サンフランシスコ・クインシー・ヴィンセンス・ポートランド・インディアナポリス・ノーザンプトン・チェスター・ルイビル・シカゴ・ヒューストン・オーガスタ
第二次ダニエルズプランにより建造されたアメリカ合衆国海軍の重巡洋艦である。戦艦戦力に重点を置いていた為に、開戦時に於けるアメリカ合衆国海軍の重巡洋艦はウィチタ級16隻のみとなる。
軽巡洋艦アトランタ級
全長175メートル
最大幅18メートル
速力35ノット
武装
15センチ砲連装4基8門
5インチ両用砲単装4基4門
20ミリ連装機銃20基
搭載機水上偵察機2機
満載排水量10000トン
同型艦アトランタ・ジュノー・サンディエゴ・サンファン・オークランド・リノ・フリント・ツーソン・スポケーン・フレズノ・ブルックリン・フィラデルフィア・サバンナ・ナッシュビル・フェニックス・ボイシ・オマハ・ミルウォーキー・シンシナティ・ローリー・デトロイト・リッチモンド
軽巡洋艦マーブルヘッド級
全長170メートル
最大幅18メートル
速力35ノット
武装
15センチ砲連装4基8門
5インチ両用砲単装4基4門
20ミリ連装機銃18基
搭載機水上偵察機2機
満載排水量9500トン
同型艦マーブルヘッド・コンコード・トレントン・メンフィス・バーミンガム・セーラム
第二次ダニエルズプランにより建造されたアメリカ合衆国海軍の軽巡洋艦である。戦艦戦力に重点を置いていた為に、開戦時に於けるアメリカ合衆国海軍の軽巡洋艦はアトランタ級22隻とマーブルヘッド級6隻の合計28隻であった。その為に主力艦を護衛する補助艦に不足があるとの中部太平洋海戦での反省で、両洋艦隊法では大規模な重巡洋艦と軽巡洋艦の量産が行われる事になったのである。
駆逐艦シムス級
全長105メートル
最大幅11メートル
速力38ノット
武装
5インチ両用砲単装6基6門
20ミリ連装機銃8基
53センチ4連装魚雷発射管2基
爆雷投射機4基
満載排水量1900トン
同型艦シムス・ヒューズ・アンダーソン・ハムマン・マスティン・ラッセル・オブライエン・ウォーク・モリス・ロー・ウェインライト・バック
駆逐艦グリーブス級
全長106メートル
最大幅11メートル
速力38ノット
武装
5インチ両用砲6基6門
20ミリ連装機銃8基
53センチ4連装魚雷発射管2基
爆雷投射機4基
満載排水量2050トン
同型艦グリーブス・ニブラック・リヴァモア・エバール・ブランケット・ケアニー・グウィン・メレディス・グレイソン・モンセン・ウールゼイ・ラドロー・エディソン・エリクソン・ウィルクス・ニコルソン・スワンソン・イングラハム・ブリストル・エリソン・ハンブルトン・ロッドマン・エモンズ・マコール・フォレスト・フィッチ・コリー・ホブソン・アーロンワード・ブキャナン・ダンカン・ランズダウン・ラードナー・マッカラ・マーヴィン・クイック・カーミック・ドイル・エンディコット・マコック・フランクフォード・デービソン・エドワーズ・グレノン・ジェファーズ・マドックス・ネルソン・ボールドウィン・ハーディング・サタリー・トンプソン・ウェルズ・コーウィ・ナイト・ドラン・アール・バトラー・ゲラルディ・ハーンドン・シュブリック・ビーティ・ティルマン・スティーブンソン・ストックトン・ソーン・ターナー
第二次ダニエルズプランにより建造されたアメリカ合衆国海軍の駆逐艦である。軽巡洋艦と同じく中部太平洋海戦での反省により、両洋艦隊法では大量生産される事になった。』
小森菜子著
『欧州の聖戦』より一部抜粋