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解説 連合艦隊艦艇紹介2

『重巡洋艦青葉級

全長200メートル

最大幅20メートル

速力35ノット

武装

22センチ連装砲4基8門

10センチ連装両用砲4基8門

40ミリ連装機関砲30基

20ミリ連装機関砲40基

8センチ14連装噴進砲10基

61センチ4連装魚雷発射管4基

搭載機水上偵察機2機

満載排水量16300トン

同型艦青葉・衣笠・加古・古鷹・浅門・大雪


ワシントン海軍軍縮条約時代に建造された重巡洋艦である。条約失効後に大規模な改装を行い、竣工時は20.3センチ砲装備であったが、22センチ砲に換装、対空兵器増設と船体切断による機関換装を行い、船体延長と装甲増設を行った。





重巡洋艦妙高級

全長208メートル

最大幅20メートル

速力35ノット

武装

22センチ連装砲5基10門

10センチ連装両用砲4基8門

40ミリ連装機関砲30基

20ミリ連装機関砲40基

8センチ14連装噴進砲12基

61センチ43連装魚雷発射管4基

搭載機水上偵察機2機

満載排水量16800トン

同型艦妙高・那智・足柄・羽黒・六甲・妙義


大日本帝国海軍が建造した重巡洋艦である。妙高級が理由となり、ロンドン海軍軍縮条約が締結される事になった。この妙高級を建造するにあたり鈴木商店が確立した[連続部分建造]を採用。船体を数箇所のブロックとして建造し、最終的にそのブロックを電気溶接で繋ぎ合わせて建造する手法である。これ以後大日本帝国海軍連合艦隊の艦艇は空母を除く全てに於いて、この連続部分建造が採用される事になった。





重巡洋艦愛宕級

全長215メートル

最大幅22メートル

速力33ノット

武装

22センチ連装砲5基10門

10センチ連装両用砲6基12門

40ミリ連装機関砲34基

20ミリ連装機関砲48基

8センチ14連装噴進砲16基

61センチ4連装魚雷発射管4基

搭載機水上偵察機4機

満載排水量17900トン

同型艦愛宕・高雄・摩耶・鳥海・最上・三隈・鈴谷・熊野・利根・利尻・八甲田・栗駒・石鎚・大峰・石狩・十勝・吾妻・甲斐・筑摩・雲仙


ロンドン海軍軍縮条約失効により建造された重巡洋艦となる。妙高級よりも全てに於いて改善され、高性能艦となった。






重巡洋艦翔鶴級

全長245メートル

最大幅28メートル

速力33ノット

武装

31センチ連装砲4基8門

10センチ連装両用砲12基24門

40ミリ連装機関砲40基

20ミリ連装機関砲48基

8センチ14連装噴進砲20基

61センチ4連装魚雷発射管8基

搭載機水上偵察機6機

満載排水量35950トン

同型艦翔鶴・瑞鶴・天鶴・千鶴・出雲・富士・蔵王・伊吹・阿蘇・瑞穂・淡路・厳島・松島・橋立・壱岐・丹後・相模・周防・肥前・宗谷・津軽・伊豆・網走・佐渡


大日本帝国の重巡洋艦である。海軍艦政本部や連合艦隊の正式名称では重巡洋艦を凌ぐという意味で[超甲型巡洋艦]となっている。大日本帝国海軍では超小数派となった[戦艦派]の意見と、重武装護衛艦を建造したかった[空母派]の意見が合致して建造されたのが、重巡洋艦翔鶴級になる。

かつて空母改装前の戦艦長門級を凌ぐ大きさであるが、連続部分建造による規格統一を行った建造で、建造期間は2年半しか掛からず。最終的には量産効果による効率化により、2年も必要としない1年10ヶ月での建造が可能になった。海軍工廠や民間造船所のドックを長期間占有しないのも、利点になった。』

小森菜子著

『連合艦隊の歴史』より一部抜粋

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