解説 海軍航空機紹介
『陣風艦上戦闘機
全長13メートル
全幅14メートル
速度700キロ
武装
25ミリ機関砲2門
13ミリ機銃6門
50キロ噴進弾14発
航続距離6000キロ
実用上昇限度13500メートル
乗員1名
零戦に変わる改良強化型の新型艦上戦闘機。機上レーダー及び自動消火装置を完備し、 エンジンは2000馬力を発揮する新型の排気タービン過給器を装備した三菱重工製[ハ43]エンジンを装備し、二重反転プロペラを装備した世界最強のレシプロ重戦闘機である。格闘性能は機体の大型化と重量増加により、零戦に比べると多少は低下したがそれでも世界一を誇る。零戦が異常なまでの格闘性能であった為に、陣風でも他国の追随を許さない能力となった。
圧倒的な武装と装甲により戦闘能力そのものも高く、特にアメリカ軍にとっては悪夢とも呼べる機体となったのである。
彗星艦上爆擊機
全長14メートル
全幅14メートル
速度590キロ
武装
8ミリ機銃2門
1トン爆弾1発
500キロ爆弾2発
250キロ爆弾4発
50キロ噴進弾28発
機銃以外は作戦用途に応じてどれか1種類選択
航続距離5000キロ
実用上昇限度12000メートル
乗員2名
九九式艦上爆撃機に変わる改良強化型の新型艦上爆撃機。陣風艦上戦闘機と同じエンジンを搭載した為に高出力を発揮し、1トン爆弾が搭載可能になった。エンジンの高出力と1トン爆弾による急降下爆撃は危険高度を下回る可能性が高い為に、新型のエアブレーキが開発され彗星艦上爆撃機には装備されている。エンジンの高出力化により装甲も強化され防御力も格段に向上し、武装も機銃以外は作戦用途に応じて柔軟に対応可能となった。
天山艦上攻擊機
全長15メートル
全幅16メートル
速度590キロ
武装
8ミリ機銃2門
1トン長魚雷1発
1トン爆弾1発
500キロ爆弾2発
250キロ爆弾4発
50キロ噴進弾32発
機銃以外は作戦用途に応じてどれか1種類選択
航続距離5000キロ
実用上昇限度12000メートル
乗員3名
九七艦上攻撃機に変わる改良強化型の新型艦上攻撃機である。陣風艦上戦闘機と彗星艦上爆撃機の両機種と同じエンジンを搭載した為に高出力を発揮し、1トン長魚雷か1トン爆弾の搭載が可能になった。高出力エンジンにより武装と装甲は圧倒的なものになり、他国の機体性能を大きく上回るものとなった。』
小森菜子著
『連合艦隊の歴史』より一部抜粋