解説 陸軍兵備紹介5
四式重戦車
全長10.45メートル
全幅3.42メートル
最大速度55キロ
武装
120ミリ砲1門
8ミリ機銃2門
最大装甲厚160ミリ
乗員4名
大日本帝国陸軍がロシア人技術者と協同開発した、新型重戦車である。
特筆すべきはその主砲であり四式重戦車は砲兵装備の120ミリ榴弾砲を改造し、主砲に採用したのである。これにより50口径120ミリ砲は三式重戦車の最大装甲厚170ミリの重装甲も貫通可能な、絶大な破壊力を有する物となっていた。四式重戦車は最大装甲厚160ミリとし、三式重戦車の最大装甲厚170ミリから10ミリ薄くなったがそれは三式重戦車の戦訓を考慮してのものだった。そもそも三式重戦車という避弾経始に最適な形状だった為に、装甲厚が過剰だと判断されたのだ。
そしてエンジンも800馬力の新型エンジンを搭載し重量も50トンになった結果、最大速度も55キロが可能となったのである。三式重戦車と同じく海軍の艦載型10センチ両用砲と同じく射撃指揮装置を装備しており、射撃精度も従来の戦車砲よりも格段に向上していた。走攻守が高いレベルで纏まった為に、戦車兵には理想的な重戦車と言われる程だった。
戦後には四式重戦車の後継を新型主力戦車として投入しており、その為に大日本帝国陸軍の四式重戦車を事実上世界初の主力戦車だと呼ぶ場合もある。




