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09 執権:泰時の時代
義時の後は泰時が執権、時房が連署という立場で幕府を運営していきます。
実朝の長年の夢だった、武家の法律「御成敗式目」も制定され、幕府の未来は明るいと誰もが信じていました。
泰時が忙しくなったので、茜はまた時房邸に戻り、泰時が付きの半分茜と過ごすという生活に戻り、夫婦仲も良くなりました。
泰時が時房邸に来るのは、朝時は御所にいるか名越邸にいる日で、二人が会う事はありませんでした。
誰も何も言いませんでしたが、義時・伊賀の方の死に関して、二人に確執ができてしまったを感じていました。
ただ、時房邸では婿達の政治的な立場は持ち込まない、平和な時間を皆が過ごしていました。