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私刑

亀甲縛りを終えたリリ。

ちなみに今回はちょっとキツメだ。

侵入者の顎をくいっと持ち上げながら言う。

「さあて……恥ずかしいもの見られてしまったし……どう処分しようかしら」

「め、目がこわいでっ」

確かに、この部屋、未成年が決して見てはいけない道具やらセットやらが散乱している。

また、リリは水着、ララとレンは下着姿だが、二人のものは完全に濡れていたので、そのツンと尖った先や、

海溝のような下半身の窪みが浮き彫りであった。

さらに、アンドロイドに至っては、(しかも一般人には人間にしか見えない)、布ひとつ着用していなかった。


ピンクの怪しいライトアップ。


ここでいかがわしいことがなされていたのは、疎いその女でもわかった。




……ごくり。


侵入者が喉を鳴らす。


さっきからリリの指がゆっくりその体の表面を移動していた。




「とりあえず、お風呂に放り込んでみようかしら」

とリリ。

「さんせーっ」とアンドロイド。


「ちょ、ちょっと」

ここでルカが声を上げた。

「リリ何するつもりだよっ」

下半身をまさぐっていたリリが当然という風に声を上げた。

「もちろん……見てはいけないものを見た、お、仕、置、き、ですわ」


ウインクするリリ。

そうして

すぐさま侵入者を抱きかかえて、

「ななな何するんやあああーっ!」

嫌がる彼女を尻目に、思い切り風呂に投げこんだ。

高い水しぶきが上がり、まもなく侵入者が目を回しながら浮かんでくる。


そして……




はっ!

と目を覚ました侵入者が見たのは、



毒々しいオモチャを

持つ、女たちの姿だった。

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