表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/51

亀甲縛り

ルカは呆れながら、取っ組み合いをはじめる二人を見ていた。



「もうお姉ちゃんゆるさない」

肩を掴みながらララが言う。

「ななな何するんですか!やめっ」

その手を振りほどこうとするレン。

しかし刀を持たないレンは非力に近く、腕力では数段ララが上手だった。


あっさりレンは羽交い締めにあってしまう。


「リリっ!その縄で手伝って!」

ララが大声を出す。


リリはそれを聞くと

嬉しそうに参戦して行った。


レンの身動きを封じるララ。

変わった巻き方で縛りあげるリリ。


何やら局部を中心に縛り付けている気が。



まもなく、

「できましたわ」

とここでリリが嬉しそうに声をあげた。ルカが見ると、

「はなせっ!いやだっ!こんなの恥ずかしい!」

レンは亀甲縛りをうけていて、

服装は中があらわになるほど乱れていた

「いい食い込み具合ね」

とララ。

リリはふふふ、と笑いながら、

今度はレンの耳元で何か囁いた。

すると、ポンという音がして、

「あらら。リリ、一体何言ったの?」

レンの顔が蒸気した。

真っ赤である。

とここでリリ。

「ご主人様ぁ、こっちにいらして下さい」

ルカが慌てて駆け寄ると、


リリが一言。


「ご主人様、

このメイドはご主人様に無礼なことを働きました。

だから、



お・仕・置・きして下さい」


リリが何かを手渡す。

つい受け取るルカ。


「っていらーん!!」

またしても大人のオモチャだった。

縛られたまま地面に転がされたレン。

潤むような目でルカを見つめる。

「あ、ほら……かわいそうだしさ、放して……ってそこの二人!」

二人はまったく聞いておらず、リリが持参したオモチャに電源を入れてレンに攻撃している。

「お姉さま、こっちの方が強力ですわよ」「あら、なかなか動きが面白いわね」

レンが悲鳴をあげた。

「や、やめろっ!その変な物をはやくしまえ……や……しまってお願い!!」

二人が思い思いに体をなぞっていく。

ルカはもう呆れていう言葉がなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ