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妖奇退魔夜行・逢坂蘭子  作者: 神崎理恵子
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第一章 夢魔の標的

其の壱



 翌朝となった。

 逢坂家の食堂にて、家族が朝食をとっている。

「おはようございます」

 そこへ女子高制服に身を包んだ蘭子が眠たそうに入ってくる。

「おはよう」

 蘭子が自分の席に着くと、母親が早速ご飯と味噌汁をよそってくれる。

「どうした浮かぬ顔をして……」

 父親が不審そうに尋ねる。

「いえ……。最近、夜毎に妖気を感じて目が覚めるのですが、しばらくすると消えてしまうのです」

 昨夜のことを事細かに報告する蘭子。

「うーん……。それはあれだな。その妖気の正体は、人間という依り代を必要とする妖魔なのであろう」

「憑依型の妖魔ですか?」

「そうだ。妖魔が人間に憑依するには、誰でも良いというものではない。輸血や臓器移植に血液型などが合わないとだめなように、妖魔と依り代となる人間との因果関係が必要なのだ」

「因果関係?」

「それが何かはいまだに判らぬことが多い。ともかく妖魔は憑依できる人間を見つけたというわけだ。しかし人間が明瞭な自我を持っていては憑依できない。そこで自我を崩壊させるために、眠っている間にその精神に入り込んで、毎夜悪夢を見せ続けるのだ。その時に一時的に実体化して妖気を放っているのかも知れない。それをおまえが察知したというわけだ」

「そういうことでしたか……」

「自我を崩壊させるのには、性急し過ぎてもだめだ。自我だけでなく魂までも殺してしまうことになる。人間が生きるには肉体と魂が必要だからな。魂までも殺さないようにして、じわじわと悪夢を見続けさせる」

「そして自我を崩壊した人間は、妖魔に憑依されて実体化すると」

「やっかいなのは実体化するまでは手が出せないし、実体化したらしたで依り代となった人間には傷をつけることなく、妖魔だけを退治するのは至難の技ということだ。おまえの持つ虎徹が必要になるな」

「はい……」 

 唇をぎゅっと噛みしめる蘭子だった。



其の弐



 大阪府立阿倍野女子高等学校へと続く通学路の小道。

 女子高制服に身を包んだ一団が次々と通り過ぎる。

 スクールゾーンとなっているこの時間帯には自動車は通れない。

 ために、道いっぱいに広がってゆったりと歩いている。

 その中に、逢坂蘭子の姿もあった。

 春のそよ風に、そのしなやかな長い髪がそよぎ、つと掻き揚げる仕草には、まさしく今時の女子高生の雰囲気をかもし出していた。

「蘭子~!」

 と、突然背後から声が掛かった。

 立ち止まり、振り返ると、同級生の鴨川智子が小走りで駆け寄ってくる。

「おはよう、智子」

「おはよう、相変わらず早いわね、蘭子」

「門限ぎりぎりに駆け込むというのは、性にあわないのでね」

「何事にも、心にゆとりを持って行動する……ってか?」

「そういうこと」


「おはよう!」

「おはようございます」

 見知った友達同士や先輩・後輩が挨拶を交わしながら、次々と学校の校門をくぐり、自分たちの教室へと向かう。

 1年3組とプレートの掲げられた教室の前。

 蘭子と智子の二人が中へ入っていく。

「おっはよう!」

 手を上げて大きな声で先に来ていたクラスメートに挨拶をする智子。

「おはよう智子。相変わらず元気ね」

「元気が取り柄やからね」

「おはよう蘭子」

「おはよう、静香」

 たちまちのうちに仲良しグループが集まってくる。

 そしていつものように他愛のない会話がはじまる。

 昨晩のTV番組のことや、誰それが男の子と云々とか話題は尽きない。

 やがて予鈴がなって、それぞれの自分の席へと分かれて授業の始まりを待つ。


 一時限の授業がはじまる。

 教本を読む教師、名前を呼ばれて立ち上がり、指定された箇所を読誦する生徒。

 黒板に書き綴られた内容を、ノートに書き写す生徒。

 蘭子もまたそんな生徒の一人として、窓際の席で楚々として授業を受けていた。


 どこの学校でも見られるごく普通の授業風景であった。



其の参



 昼休みとなった。

 女子生徒達は教室のあちらこちらにグループを作って、それぞれに弁当箱を広げて談笑している。

 鴨川智子、芝桜静香、風祭洋子、そして蘭子を加えた中学校からの仲良し四人組もまたその中の一つであった。

「ところでさあ……。この間の変死事件だけど、結局迷宮入りになりそうよ」

 グループの中でも、いち早く噂話や事件の裏話などを仕入れてくる、情報屋と呼ばれる静香が話題を提供した。

「ああ、四天王寺公園で全身の血を抜かれて死んでいた、うちの学校の生徒のことでしょう?」

 ぴくりと眉を吊り上げる蘭子。

 ある夜のことを思い出していた。


 夜の公園に悲鳴があがる。

 一人の女子高生が怪物に襲われている。

 恐怖に引きつった顔、あまりの恐ろしさに身動きできない。

 つつと怪物から触手が伸びていく。

「まるで、蛭のようだな」

 どこからともなく声が響く。

 振り返った怪物の視線の先の木陰から現れる巫女装束の少女。

 陰陽退魔士、逢坂蘭子だった。

 次の瞬間。

 その手元から呪文の書かれた呪符が飛び、怪物の身体に張り付いた。

 ぐぉー!

 うめき声を上げる怪物。

「どうだ。身体を動かせないだろう。おまえのような低級妖魔には呪符だけで十分だ。どうやら昨夜の件もおまえの仕業のようだ」

 蘭子が呪文を唱えながら、右手をゆっくりと水平に上げると、その指先に青い炎が点った。

「清浄の炎よ。邪悪なるものを永遠の闇に返せ」

 蘭子が右手を前方に振り出すと、青い炎が宙を舞って怪物の身体に取り付き、一瞬にして燃え上がった。

 ぐあああ~!

 苦しみもがく怪物。

 やがて跡形もなく消え去ってしまう。


 地面にへたり込んで呆然としている少女。

 歩み寄り、その額に指先を当てながら、

「眠るが良い。そして今宵のことはすべて忘れることだ」

 呪文を唱える蘭子。

 やがて目を閉じて眠るように横たわる少女だった。


 すっくと立ち上がり、闇夜の中へと消え去る蘭子。


「蘭子! 聞いているの、蘭子?」

 すぐ目の前に智子の顔があった。

「ああ……済まない」

 過去に思いを馳せていた自分を現実に引き戻す蘭子。

「何を考えていたの?」

「いえ、何でもないわ」

「そう……」

「それで、何か用かしら」

「食事が済んだら、他のみんなを集めてボール遊びでもしようという話よ」

 風祭洋子がバレーボールを片手で宙にぽんぽんと弾ませていた。

「ああ、その話ね。わかったわ」

 新入学したばかりで、各中学校から集まったクラスメート達とは馴染みのない者も多かった。そこで昼休みにバレーボールに興じながら親睦を図ろうというものだった。

 すでに食べ終わっていた弁当箱を鞄に収めて立ち上がる蘭子。

「さて、行きましょうか」



其の肆



 放課後の帰り道。

 一緒の鴨川智子が深刻そうに言う。

「蘭子、お願いがあるんだ。お兄ちゃんのことで相談したいんだけど」

「相談事?」

「うん。うちに来てよ」

「わかったわ」

 というわけで、智子の家に立ち寄ることになった蘭子。

 智子の自室は日の良く当たる南側にあって、窓側から少し離してベッドが置かれ、壁際には勉強机や洋服箪笥、そして中央にはカーペットとガラステーブルが置かれている。

「ちょっと着替えるね」

 女子高生服を脱いで普段着に着替え、制服をハンガーに掛けて壁際に吊るす。

 ドアがノックされて母親が顔を見せた。来客のためにジュースとお菓子を持ってきてくれたのだ。気の利くやさしい母親のようだ。

「どうぞ、ごゆっくり」

 甘いものには目がない智子。早速用件はそっちのけでショートケーキを頬張りはじめた。

「智子、太るわよ」

 蘭子が注意するが馬耳東風である。

「これだけは止められないのよね。ショートケーキ」

 最近太り気味の智子であるが、スカートのウエストが合わなくなって着れる服が少なくなって困っているという。にもかかわらず甘いものを断ち切ることができないでいるという。

 呆れながら蘭子もショートケーキを頬張りはじめた。嫌いではないが好きとも言えないところ。それに蘭子は武道をたしなんでいるので、これくらいのカロリーはすぐにエネルギーとして消費されてしまうのだ。

 ショートケーキを食べ終えた二人。

「そろそろ用件の方を聞かせてもらえないかしら」

 本題に入ることを促す蘭子。

「ここ最近だけど追いはぎが夜に出没するようになったの知ってる?」

「知ってるわよ。若い女性を襲っては着ている服を脱がして持ち去ってしまう事件でしょ」

「そうなのよ。しかも首筋にくっきりとキスマークも付けられているの。これが牙が刺さった跡で血でも抜き取られていたらドラキュラなんだけど……。で警察は単なる物盗りということで本腰を入れてないみたいなのよね。これでは四天王寺の事件みたいに迷宮入りよね」

「それで?」

「ここからが本題よ」

 智子の表情が少し険しくなった。姿勢を正して座りなおすと、とつとつと話しはじめた。



其の漆



 公園の影から智子が飛び出した。

「智子、後を付けてきたのか」

「目が覚めて制服がなくなっているので、もしかしたらと思ったからよ。教えて、蘭子の言ったことは本当なの?」

「本当さ、間違いない」

「そんなあ……」

 智子の全身が震えている。

 涙があふれて止まらないようだった。

「智子。お兄さんは、もう以前の達也君じゃない。妖魔に身体を乗っ取られ、精神を操られているのよ」

「嘘よ!」

 そんなこと信じられないと、激しい怒りを蘭子にぶつける智子だった。

「あはは、そいつの言っていることは本当さ。証拠を見せてやろう」

 高らかな笑い声を上げると、達也は制服を両手で引き裂いた。と同時に、その身体がまはゆく輝きだした。

「何が起こっているのよ?」

「メタモルフォーゼ……。再融合よ。妖魔が、お兄さんと一体化して、新しい身体へと変化しているの」

「止められないの?」

「止められないわ」

 達也の身体に変化がはじまった。

 胸が膨らみ始め、髪が長くなってゆく。ウエストはくびれ、腰が大きく張り出してくる。

 まさしく女体への変貌であった。

「女性を襲って、精気を奪っていたのは、このせいだったのね」

「そうよ。私は男である身体に嫌悪感を持っている。しかし憑依できる身体が見当たらなかった。だから取りあえずこの身体に憑依して、女の性エネルギーを吸い取って、変身することにした」

 やがて再融合が完成したようだ。

 元の達也からは想像もできないような完璧な女体。

 ため息がでそうなくらいに美しい身体であった。

「どう? 美しいでしょう」

 ひときわ長く伸びた爪を舌なめずりする妖魔。

「そのために何人の女性を犠牲にした。精気を半分以上吸い取られた彼女達は、異常なまでの速さで老いさらばえてゆくのだぞ」

「関係ないわね」

「これ以上の犠牲者を出さないためにも、おまえを退治する」

「あら、やるというの? いいわ、かかってらっしゃい」

 御守懐剣を、懐から取り出す蘭子。

 隙をうかがいながら、じりじりと間合いを狭めていく。

 ここぞという瞬間に、懐剣を突き刺すが、ひらりと飛び上がって身をかわす妖魔。

 その背には白い羽根が生えていた。

 空を飛ぶ能力を持っているようだった。

「あらあら、そんな攻撃しかできないの。なら、手っ取り早く片付けてあげるわ」

 空から急降下で、その鋭い爪を突き立てる妖魔。あまりにも素早い動きのために、呪法を唱える余裕がなく防戦一方となる蘭子。

 強襲攻撃を受けて地面に転がる蘭子。

 このままではやられると観念した蘭子は、呪符を五芒星に並べて禁呪符陣の結界を張った。

 呪符にはそれ自体に、呪法が掛けられているので、素早く結界陣を張ることができるのだ。

 妖魔が急降下攻撃を仕掛けてきたが、見事に結界が防いでくれた。



其の捌



「結界か……。こしゃくな真似を。しかし、その中にいても私を倒せないぞ」

 蘭子は答えずに黙々と呪文を唱えていた。

 と、突然。

 御守懐剣の刀身で自分の人差し指に傷をつけた。

 そのしたたり落ちる鮮血を、刀身に吸わせるようにしながら、今度ははっきりとした言葉を発した。

「先祖より代々伝わりし虎徹よ。いにしえの契りにより、その本性を現わし、我に応えよ」

 するとどうだろう。

 懐剣が輝きだし、その形を変えて長剣へと変貌し、その刀身からすさまじいオーラを発し始めた。

 この妖しく輝く長剣こそが、【長曾禰虎徹】が鍛えし本来の姿で、その刀身には魔人が封じ込められていた。

 蘭子の先祖である安部清明の子孫が修行で江戸に赴いた時、世間を騒がす魔物と対峙することになった。修行者は江戸で買い求めていた虎徹を使って、その中に魔人を呪法で封じ込めることに成功した。その後、その修行者が亡くなり、虎徹は人から人へと渡っていった。しかも封じ込められた魔人の力によって、その虎徹は人斬り剣となって、数多くの民衆の血を吸い続けたという。

 虎徹の持つ鋭い切れ味と、刀身に刻まれた見事なまでの彫刻によって、有力武家が欲しがり所持している者を殺してまでも手に入れようとした。

 魔剣となってしまった虎徹。安部家の子孫であり神道をも極めた土御門家の修行者の一人が、虎徹を再び御守懐剣として人殺しをできない形状にして封じ込めに成功したという。

 力を封じ込められてしまった魔人は改心し許しを乞うた。そこで修行者は契りを結ぶことによって、一時的に懐剣から解放し、懐剣を持つ者と共に魔物と戦うことを約束させた。魔物と戦い続け、この世にさ迷う魔退治した時、降臨して封印をすべて解いてやることにしたのだ。

 これが蘭子の家に伝わる御守懐剣の秘密だった。

 虎徹を下段に構えて、結界から出てくる蘭子。身体中からオーラが発散していた。これは虎徹から解放された魔人と精神融合して、その能力を身に付けた証でもあった。だからといって、魔人に精神を乗っ取られたのではなく、完全に魔人をコントロールしていた。

「ほほう。退魔剣というわけか……。なら、これでどうだ」

 というと、智子の背後に飛び移って、人質にとった。

 蘭子は意に介しないという態度で、剣を大上段に構えなおした。

「この虎徹。人を斬る剣にあらず。魔を封じ滅ぼす退魔剣なり」

 言うなり、大上段から剣を振り下ろした。

 まばゆいばかりの光の渦が地を走るようにして妖魔に向かって襲いかかった。

 苦しみもがく妖魔。

 素早く駆け寄り、護符を貼り付ける蘭子。

 やがて妖魔から白い靄のようなものが浮かび上がり、弾けるように消え去った。

 崩れるように地に伏した達也の身体に変化が現れた。

 白い羽根や長い爪が消え去り、ごく普通の女の子の身体になった。

 女性の精気を大量に注ぎ込まれて女の子になってしまった身体は、元の男である達也には戻れないようだった。

 一方の智子は、茫然自失のまま身動きしなかった。

「智子、しっかりして」

 その身体を揺すぶって気づかせる蘭子。



其の玖



「な、何が起こったの? 妖魔は?」

「もう大丈夫よ。妖魔は退治したわ」

「お兄ちゃんは?」

「ちゃんと生きているわ。でも……」

 言葉を詰まらせる蘭子は、視線を達也に向けた。

「これがお兄ちゃん? 女の子のままじゃない」

 兄の身体に目をやった智子が質問する。

「そうね。妖魔によって女の子に作り変えられた身体は元には戻らないみたい」

「そんなの……。これからどうして生きていけばいいのよ」

「とにかく智子は、ありのままを達也さんやご家族に話すしかないでしょう。そして家族全員で考えて結論を出すしかないわ」

「そ、そうね。そうするしか……」

 一応納得する智子。

 蘭子は懐から呪符を取り出すと、呪文を掛け息を吹きかけた。

 すると空に巨大な竜が現れた。

「式神よ。十二天将の中の一神」

「それって、玄武とか白虎・朱雀とかいうあれ?」

「その通り」

「強そうじゃない。最初から呼び出せば良かったんじゃない?」

「そうもいかないのよ。妖魔の中には式神を無効にしてしまう者もいるから。所詮呪文で呼び出しただけだから。でもこういう場合には役にも立つ」

 そういうと青龍の持つ玉から一条の光が差して、蘭子たちを包んだ。

 次の瞬間、三人は達也の部屋に転送されていた。

 床に横たわる達也を抱えて、ベッドに横たえ布団を掛けてやる蘭子。

「目が覚めたら、女の子になってると驚くだろうから、事情を説明してなだめてあげてね」

「わかったわ」

「それじゃ、今夜はもう帰るわ。学校でまた相談しましょう」

「うん」


 それから数ヶ月のことだった。

 蘭子達のクラスに転入生があった。

 担任教諭が、黒板に名前を書いて紹介をはじめた。

「今日からお友達になる鴨川恵子さんよ。智子さんとは双子の姉妹です。仲良くしてやってくださいね」

 驚く蘭子。

 智子の方を見ると、微笑んで片目をつぶってみせた。

 びっくりさせるために、このことを隠していたようである。

 達也だった恵子は、すっかり女の子らしくなって、女子校制服が良く似合っていた。

 今後、少なくとも三年近く付き合っていくしかないようである。


 第一章 了

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